町寿司探訪記:目指せ百迷店 #145 大宮駅西口
金曜日の夜です。
大宮です。
今夜はこちらの【豊鮨】さん。
いつも素敵なお店にお誘いいただく、埼玉が地元のフォロワー女史にお願いして、予約を取っていただきました。
ラッコの探し求める『百迷店』ではなく、本物の『百名店』ですからね、一見で予約を取るのもなかなか難しいところ。
蒲田から京浜東北線に乗り換え、大宮まで小一時間の小旅行。暖房でお尻がムズムズムズ、軽く天国に落ちたラッコ。
でも終点だから大丈夫。降り過ごすこともなく、無事、到着。食べログ地図を頭に入れて、西口を左に曲がってノテノテノテ。
ビルの二階に立派な看板を発見。
歴史が有るのかな、と思いきや、後で親方の大内氏にお聞きしたところ、実は初代とのこと。
店名の”豊”は可愛がってくれたお婆ちゃんのお名前からいただいたそうです。
それはともかく、フォロワー女史とカウンターの端に座り、駆け付けの生ビールで乾杯。
さてさてそれでは本題です。
いただいたものは以下の通り。
基本はコースですが、ところどころにリクエストしたツマミを入れていただきました。ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。
そしてご馳走様でした。
<まとめ>
いやぁ、参りました。
大内親方の接遇も素晴らしいければ、そのツマミの数々も、えっ、これが海なし県の埼玉(埼玉ご出身の皆様、御免なさい)と思わず呟いてしまう逸品ぞろい。
例えば、大間字奥戸の本マグロ。仲卸は東都水産です。いただいた赤身が中トロ寄りだったので、『天端はありまっか?』と気軽に問うと、一瞬の間の後、『ございますぅ~』と親方。
奥から取り出したのは腹カミの柵。200kgはありそうな魚体です。
『ええっ、申し訳ないっす』と平謝りのラッコ。
『大丈夫っす。明日捌く予定だったので、こいつからてっぺんの赤身を斬りましょう』とにこやかに微笑む親方。
もうね、この受け答えだけで還暦ラッコ、瞬殺ヾ(≧▽≦)ノ
五島のメジ、九絵、白甘鯛も完璧な熟成。
極めつけは閖上の漁協から直に引く赤貝。今夜は石巻の渡波だったかな?
観音寺や宇部、大分も良いけれど、やはり宮城の赤貝は香りが最高。
日本酒は九種類を半合ずついただいて、これで諭吉が三人と小銭で済んでしまうなんて、もうね、絶対、”ダ●いたま”なんて呼びましぇん、グフッ\(//∇//)\
<つまみ>
⚫︎お椀:
・真鱈:白子
・骨出汁:白甘鯛の焼き兜
⚫︎メジマグロ:五島、藁焼き、9kg
⚫︎皮剥:薄造り、肝醤油
・追い墨烏賊
・追いシャリ
⚫︎九絵:シャブシャブ、五島
⚫︎常節:北海道
⚫︎煮蛸:七ヶ浜
⚫︎甘鯛:鱗揚げ
・銀杏
⚫︎北寄貝:長万部、炭火焼き
⚫︎香箱:蟹酢
⚫︎赤貝:紐
・海苔:丸友
<握り>
典型的な白シャリ。
美しい\(//∇//)\
やはり握りには白シャリがベスト。
⚫︎白甘鯛:五島、四日寝かせ
⚫︎鯵:玄界灘
⚫︎赤身:大間字奥戸
⚫︎背トロ:大間字奥戸
⚫︎中トロ:大間字奥戸
⚫︎小肌
⚫︎泥障烏賊
⚫︎喉黒:徳島宍喰
⚫︎赤身:天端、大間字奥戸
⚫︎大トロ:大間字奥戸
⚫︎車海老
⚫︎赤貝:閖上 or 渡波?
⚫︎ムラサキウニ:下北
⚫︎穴子
⚫︎玉子焼き:和三盆、グラニュー糖
⚫︎赤出汁
⚫︎デザート:
・とちおとめ
・シャインマスカット
<お酒>
日本酒は親方にお任せしました。
全て半合ですが、隣の女史は30ml。気安く柔軟な対応にも感謝。
・生ビール
・雅楽代:日和、佐渡
・貴:山廃純米雄町、2018Vintage、宇部
・而今:特別純米、にごり酒生、名張
・鍋島:純米吟醸原酒、しぼりたて生酒、鹿島
・鷹勇:純米吟醸、超辛口、鳥取
・あべ:純米、柏崎
・磯自慢:大吟醸、一滴入魂、焼津
・廣戸川:純米にごり生酒、福島
・写楽:純米吟醸、東条山田錦、会津若松
日本酒は四合半
店名 |
Toyozushi(Toyozushi)
|
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類型 | 壽司、海鮮、鍋類 |
預約・查詢 |
050-5589-3873 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-4-3 いちまるきゅうビル 2F |
交通方式 |
從JR各線、New Shuttle、東武野田線“大宮”站 (西口) 徒步2分鐘 距离大宮 218 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
預算(評價匯總) |
¥15,000~¥19,999¥2,000~¥2,999
|
付款方式 |
可使用卡 (VISA、JCB、AMEX、Diners、Master) 无使用電子錢 |
座位數 |
36 Seats |
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個人包廂 |
可能的 可容納8人、可容納10~20人 |
包場 |
可能的 可容納20~50人 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位,有日式包廂,有日式圍爐座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究,對燒酒講究 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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服務 |
提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童 |
網站 | |
電話號碼 |
048-643-5578 |
備註 |
午餐時間只有現金結算 |
土曜日の夜です。
大宮です。
分かりにくいタイトルですいません。
親方の大内氏なのですが、一言で例えるなら、気は優しくて力持ち。昔の桃太郎の童謡のフレーズですが、なんだかそのイメージに重なるんですよねヾ(≧▽≦)ノ
それはともかく、今夜は大宮が地元のフォロワー女史が企画されたカウンター貸し切り会。八名の男女が参加し、ツマミの多少に合わせて二つにグループ分け。
食い意地の張ったラッコは勿論、ツマミ多し、の三名に名を連ねます。
さてさてそれでは本題。
いただいた内容は以下の通り。ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。
そしてご馳走様でした。
<まとめ>
この日に合わせて、垂涎のネタをご用意いただきました。
例を挙げると、はしりの江戸前眞子鰈、五島の白甘鯛に閖上の赤貝、室津の鳥貝に野付の青柳、対馬の紅瞳に宮城の毛蟹、極めつけはまるひろのムラサキ・・・、多分、函館さんの筈。
日本酒もビックリポン。
常備されている数十種類に加えて、飲食店限定仕様の銘酒まで隠し酒としてご用意。これだけ食べて呑んでも諭吉三人と英世がひとりなんて、これが大宮プライスか・・・、アハッヾ(≧▽≦)ノ
やはり、桃太郎だな。気は優しくて力持ち。その巨体から滲み出る優しさに触れて、なんとも心地良い四時間の宴。
ラッコの巣からはちょっと遠いけれど、年に何回かは通いたいお店です。
<つまみ>
⚫︎眞子鰈:江戸前
⚫︎鰹:藁焼き、酢の物、三宅島
⚫︎青柳:野付
⚫︎鳥貝:室津、蓄養
⚫︎ニタリ鯨:尾の身、行者ニンニク
⚫︎平貝:磯辺、唐墨
⚫︎茶碗蒸し:海鼠腸、白甘鯛の骨出汁
⚫︎蛍烏賊:タタキ、山椒、米油、葉ワサビ
⚫︎太刀魚:塩焼き、江戸前
⚫︎毛蟹:宮城、新イクラ(昨年の冷凍)
⚫︎九絵:唐揚げ、背カミ
<握り>
⚫︎白甘鯛:五島、2kg
⚫︎春子鯛:淡路、川勝
⚫︎赤身:天端、銚子
⚫︎中トロ:血合い岸、腹カミ、銚子
⚫︎大トロ:蛇腹、銚子
⚫︎小肌:大阪湾
⚫︎泥障烏賊:五島、3.1kg
⚫︎喉黒:紅瞳、対馬
⚫︎車海老:鹿児島
⚫︎赤貝:閖上
⚫︎ムラサキウニ:函館
⚫︎穴子:対馬
⚫︎紐キュウ:閖上
⚫︎玉子
⚫︎デザート:完熟マンゴー、宮崎
<お酒>
・生ビール
・みむろ杉:純米吟醸、桜井
・黒龍:大吟醸、クリスタルドラゴン、福井県
・陸奥八仙:純米大吟醸、まっしぐら、八戸
・而今:純米吟醸、酒未来、生、名張
・十四代:純米吟醸、中どり無濾過、村山
・作:純米大吟醸、白鶴錦、鈴鹿
・彗:シャア、純米吟醸、DONATI、須坂
・田酒:純米大吟醸、斗瓶取、青森
・写楽:純米吟醸、会津若松
・東洋美人:純米大吟醸、萩
日本酒は五合くらい
3.74