店名 |
Yoshika(Yoshika)
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類型 | 壽司、海鮮、日本料理 |
預約・查詢 |
050-5595-5780 |
可供預訂 |
可以預訂
ランチは完全予約制、12:00入店のお客様のみ受付可(1人より) |
地址 |
埼玉県さいたま市浦和区東仲町28-23 |
交通方式 |
從JR高崎·宇都宮·京濱東北線浦和站下車東口徒步4分鐘 距离浦和 274 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥20,000~¥29,999 ¥6,000~¥7,999 |
預算(評價匯總) |
¥10,000~¥14,999¥4,000~¥4,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、JCB、AMEX) 无使用電子錢 |
服務費收費 |
なし |
座位數 |
20 Seats ( 吧臺9~11席,餐桌 (包間4~6人) 1桌) |
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個人包廂 |
可能的 可容納4人、可容納6人 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
抽煙與禁煙分區 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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關於兒童 |
接待兒童 |
網站 | |
電話號碼 |
048-886-8988 |
備註 |
【白天】 4200日元不含稅 【夜晚】 6500.11350.13600.16000日元不含稅從2008年9月開始夜晚營業2部制度不嚴格了。如果有空位的話,從7:00或7:30開始等也可以接受預約。如果汽車是一輛輕型汽車,它似乎可以放在商店前面。 |
07食べログ・ベストレストラン第3位。本投稿時点でも、食べログレストランランキング4位。
よし佳。世界に冠たる日本のお鮨の、食べログ全国No.1である。
その魅力の一つは、高いコストパフォーマンス。
例えば「お昼のおまかせ」は4200円で、お通し・前菜・4点盛り・握り10貫・巻物・お椀。
後述の素材の良さを考えればこりゃもう驚愕。
ビツクリのCPが、来る人を皆唸らせるお店である。
でも、夜も素敵かも。だってどうも、その魅力はCPだけでは全くない模様。
それだけなら、こんなに高い支持を得られるはずが、当然ない。行ってきた。夜の来訪。
■ 立地・外観
浦和駅から歩いて5分ほどか。駅改札を出ると、でっかいPARCOがドンとそびえる。
ところがその裏手に回ると、一軒家建ち並ぶ住宅地に。
その光景にちょっと面食らいながら、小道を進むとすぐに出てくるよし佳の看板。
「食べログ鮨NO.1の店に行く!」みたいな気負いで行くと、逆にびっくりするかもしれません。実に素朴な「街の中のお寿司屋さん」の外観。
しかしそれが。閑静な浦和の街に見事にしっくり溶け込んでいる。
■ 内装・客筋
一歩中に入ると、明るい店内。この日は全部で家族連れ3名+妙齢カップル2名+我々の計7名。
max10名くらいのカウンターだろうか。ちょうど居心地いい感じで埋まっている。
08年3月に改装されたとのこと。外観を考えれば、思いのほか都会的な味わいになっている?
とはいえ「お洒落」とかではない。気どりが全くいらなく心地よさ。いいねえ。うん、いい。^^
(ちなみにテーブル席もある。ここは近々個室になる模様。)
■ 御料理
この日の御料理は11350円の「季節のお任せコース」。
大将曰く、「夜はほとんどのお客さんがこれ」とのこと。
お通し、前菜、珍味の5点盛、小口、お刺身、にぎり9貫、巻物、お椀。
この日は、以下の内容だった。
● お通し 姫さざえ
● 明石の蛸・鯵
● まぐろ赤身のづけと、大とろ
● 青柳
● 出汁巻玉子
● 茹でたての子持ち蝦蛄
● 濃厚な絹豆腐・ほや・毛蟹と味噌
○ 烏賊
○ 小肌
○ 蒸した帆立貝柱の軍艦
● 鰹とかんぱち 山芋と大根おろしのソース
○ 鱸(すずき)の昆布〆
● あいなめの洗い・平目・平目のえんがわ・紅芯大根
○ 車海老
○ まぐろづけ
● しまあじ 雲丹豆腐ソース
● 小梅のお吸い物
○ 大とろ
○ 煮はまぐり(これのみコース外:追加)
○ 煮穴子
○ 雲丹
○ かんぴょう巻き
※ ○は握り。●つまみ他。
本当にね。心穏やかに素直に。
旨いっす。
素材が旨い。江戸前の技術が心地よい。実に、旨い。
どの品も、厳選された素材。浦和の地にあって、この素材かと驚かされる。
そしてどの品も、集中力を持って繊細に創りこまれている。
江戸前の技術に乗せた、店主の独創性を伴いながら。
店主が愛おしみ、優しく語りかけながら、どの品も創られた。
それが目から舌から伝わってくる。
特に好きなのは、つまみ。
「あいなめの洗い・平目・平目のえんがわ・紅芯大根」は、特に「平目・えんがわ」の素材の良さが光る。えんがわ…超うめえ。
薄く・水紅に輝く「紅芯大根」も、旨く美しい。涼やかだが味わい深い。魅力の一品。
「濃厚な絹豆腐・ほや・毛蟹と味噌」の「ほや」がまた。旨いんだなあこれ。旨い。毛蟹の身を味噌と和えた一品も、嗚呼…幸せ。^^
炙った「しまあじ」につけていただくのは、雲丹豆腐のソース。この雲丹豆腐が、甘すぎ・やわらかすぎで、実にイイ。これだけでも戴きたいと心から思った。
「マグロの山かけなんて、料理じゃねえっ!って同僚と口論して。もっと旨いものをつくってやるっ!と工夫を重ね、できたのがこれです^^」と言って店主が出してくださったのが、「鰹とかんぱち 山芋と大根おろしのソース」。これもまた。なんだろう。旨いなあ。
店主の鮨への熱い想いに心奪われ、そのありがたさに神妙な気持ちになり。
しかし口に入れると素朴に、心穏やかに素直に、「幸せ」を感じる。
これがしめて、11000円強なのか。そりゃあ。愛されるわ。
しかも浦和の地。地元の方は、神様に感謝するだろうなあ。
もちろん、握りも旨い。
特に印象に残ったのは、煮る力。
「煮はまぐり」・「煮穴子」。僕はとても、好きでした。
・・・
とはいえ。
かつては夜のお値段も10000円を切っていたとか。確かにそのCPの凄さは尋常ではない。
が、逆にいえば。そう聞くと「今はCPが(ちょっと)落ちた」というのはわかる。
また。
ここは本当に、地元浦和の市民に愛されるお店。
こんな店が近隣にあったらそりゃあ何度も行きたくなる、心から愛したくなる。
(もちろん壁には「浦和レッズ」。^^)
逆に言うと。「食べ手を選ぶ」ような癖のある品をキリキリだしたりはしない。
その点は、さわ田のような癖だらけの店が好きな自分には、ちょっと素直すぎる気もする。
もっとドきつい剛速球が飛んできてもよい。
CP高く、地元の皆さんに愛され、やってくる多くの人々が素直にとても幸せになる。
それがこの店の、素晴らしさ。
だからこそ、「食べログ鮨No1.!」とか肩に力を入れていくと、ちょっと"ボタンの掛け違い"が起こるかもしれません。
それが、御料理を頂いての素直な感想ではありました。
・・・
その上で。さらに言うと。凄い味付けがもう一つある。
それが、大将の魅力。
もうね。凄いよ。
なんつーか、圧倒的な存在感。
心の目で見ていると、ほら、あなたもきっと、大将の背後で揺れるオーラがみえるはず。^^
店主田辺氏は、江戸前の名店いずみ出身。
江戸前の腕を磨きに磨き、その上でこの浦和に店を構える。
恰幅の良い巨体。輝くばかりの見事な坊主頭。
そして実にはっきりしたお顔立ちで。私には、魅惑の歌舞伎役者?とかに見える。(誤解ありませぬように。絶賛しているつもりなのですが…表現下手すぎ?)
なんというか、神様が降りてきた、清らかなウガンダさんというか。(すいませんこれも、絶賛しているつもりなのですが…癇にさわったらごめんなさい)
本当にね。
オーラが出ている。それもきらきら輝いている、黄金色のが。
よし佳さんのレビュー、本当に力作揃い。
その中でも心奪われたのが、のら犬ぽち様の「大将、オンステージ」。
もうこのタイトルだけで、ズキューンと射抜かれたような。
自分のレビューを書くにあたり、このフレーズが頭から抜けなくて大変でした。(実話です。)
カウンターの中心に立ち、一品一品出すたびに、心をこめた会話を添える。
「これは境港でとれたもので…」「今の季節なら本当は…」「だからこそ料理としてXXを施しており…」。
歌舞伎役者のような容貌?で、腹から出る素敵なバリトンで、静かだが熱い想いのズシンとくる言葉が、止どまることなく迸り続ける。
言霊が熱気を帯びて、この場がどんどん熱くなる気がしてくる。
もちろんお客さんへの気配りを忘れない。
子供には「美味しいかい^^」を会心の笑顔で。(この想い出、子供にはきっと忘れられないものになる^^)
遠方から来た身にも、「いやあ、あそこから!^^」と穏やかに話を弾ませる。
まさに、大将、オンステージ。魅惑の、時間。
…
首都高5号線が、止まっている。
なので大将は毎朝、築地まで電車で行くそうだ。
そうすると行き交う通勤客から「大将!」と声をかけられて。
困ってしまうのだと、嬉しそうに語ってらっしゃった。
そりゃあそうだよ、浦和の国民栄誉賞。皆さんに愛されているに、きまっている。
よし佳。今でも十分CP高い。その素材も、素敵。手の入れ方も、とても良い。
ただし、「食べログ鮨No.1・全国17万件以上のトップ5!」と肩に力を入れていくべきではないように思う。
素直に素朴に。心穏やかに。
大将の魅力に包まれてしまってください。
"世界の中心で、大将が鮨を握る"。
店を出て初めて、(世界の中心というか)「あ、浦和だった」と気がついた、雨上がりの夏の夜。^^