麪粉(むぎのこ)を 搐(こね)て手擀(てにの)す "鍋貼(やきかうじ)" 薄(うす)き包皮(かは)より 肉餡(なか)を透視(みすかす)
渡世人(やくざもの)ゝ仁義(おきて)、
「樹(き)を見(み)て獼猴(おさる)は欣喜雀躍(まひをどる)」
、、と云ふ緣由 (ことのよし)にて、
聖順風耳路(St.4133 Ave.,ひじりましますよきみゝおほどほり)『豐樂亭』に、、。
名毉(かのくすし)絶賛(てばなしにほめたゝ)へ、
豫(かね)て評判(おとにき)く"韭菜豬肝(ぶたきもとこみらのいためもの)"に、
"啤酒(むぎのあはざけ)"を注文(たのむ)。
これには"小菜碟兒(こざらのさかな)"が附屬(つく)。
殽(さかな)の"鍋貼(やきかうじ)"は、佳味(なかなかのあぢ)。
"麒麟牌啤酒(むぎのあはざけ)"は三合五勺(≒633ml、大人の義務敎育©玉袋筋太郎)。
「"麥酒(さけ)"と亞細亞(アジア)は"にほん"まで(©ドクシマぱいせん風)」
と、痛飮(あびるほどにのみ)、"韭菜豬肝(ニラレバ)を摘(つ)まむ。
當家(こちら)の"韭菜豬肝(ニラレバ、ぶたきもとこみらのいためもの)は、
『寶來家』とも、『三寶園』とも異質(ことなる)。
倩(つらつら)その"豬肝(きも)"を吟味(うかゞふ)に、
三軒中(さんけんのなか)では尤(もつと)も齒應(はごた)へに富(と)む。
實態(まことのところ)、"麥酒(さけ)"二本(にほん)どころか、
三合五勺(≒633ml、これ)ですら過剩(もてあま)すは下戸(げこ)の悲哀(かなしさ)。
不堪忍(たまりかね)、"煎角兒(やきかくじ)"を追加(くはふ)。
都合(あはせて)、一千七百七十圓也(いつせんしちひやくしちじふゑんなり)。
ξ(ぐざい)は、"韭(こみら)"、"甘藍(はぼたん)"、"豕肉(ぶたにく)"。
"生薑(くれのはじかみ)"に"蒜頭(おほひる)"も、、。
その"包皮(かは)"甚薄(いとうす)く、
陽光(ひのひかり)に翳(かざ)すや、肉餡(なかみ)が可透視(すけてみゆ)るほど。
市販品(そんじよそこいらのかは)は、
薄(うす)く、均(ひとしき)厚(あつ)さで、舌(した)に平滑(なめらか)。
他方(かたや)"手拗(ての)し"の皮(かは)は、
"彈力性(こし)"と"膠粘性(ねばり)"に優越(まさ)る。
愚按(やつがれおもふに)、
"褥(しとね)"と"水餃(すいかうじ)"は厚(あつ)きが吉(よく)、
"面皮(つらのかは)"と"煎餃(やきかうじ)"は薄(うす)きが吉(よい)。
ゆゑに、"水餃(すいかうじ)"に限定(かぎる)なら"手擀(ての)し"が理想(よい)。
猛虎狂(とらぐるひ)の若旦那(わかだんな)曰(いへら)く:
「某(それがし)、"拗棒(のしばう)"以て手擀(ての)し致(いた)しをりまする。
薄力粉(はくりきこ)を搐(こね)、三刻(みとき、≒6h)ばかり寢(ね)かせ、
擀之(これをの)し、云々、、」と。
冢中枯骨(くたばりそこなひのそれがし)、
"鍋貼(やきかうじ)"より"水餃子(すいかうじ)"を嗜好(このむ)。
しかはあれど、この"煎角兒(やきかくじ)"、
舌(した)に"平滑(なめらか)"にして、"調劑(あぢつけ)"も適切(ほどよし)。
"醢醯(あぢつけ)"に無過不足(すぎたるもたらざるもな)く、
只顧(ひたすら)、その儘(まゝ)狼餐虎咽之(これをむさぼりくらふ)。
居多(あまた)の客(きやく)需(もと)むる"角兒(かくじ)"を手擀(てにの)するは、
相當(それなり)の技倆(うで)不持(あらざれ)ば不可能(なしえぬ)所業(わざ)。
聖順風耳路(St.4133 Ave.,ひじりましますよきみゝおほどほり)には、
名毉(よきくすし)のみならず、
街塲中華(まちうか©MNH女史)の「伏龍鳳雛(よにしられざるてだれ)」存在(あり)。
善哉(よきかな)、善哉(よきかな)、西野カナ(にしのかな)。
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:東蔡(Carl Zeiss Jena)MC Flektogon 2.4/35 @F4~F5.6
東蔡(Carl Zeiss Jena)MC Pancolar 1.8/50 @F2.4
"四葩(よひら)"
"猛虎(たけきとら)"
"虎尾(とらのを)"
"拗棒(のしばう)"
"啤酒(むぎのあはざけ)"、三合五勺(≒633ml、大人の義務敎育©玉袋筋太郎)
"啤酒(むぎのあはざけ)"
"殽(さかな)"の"鍋貼(やきかうじ)"
"殽(さかな)"の"糵(もやし)"
"韭菜豬肝(ニラレバ、ぶたきもとこみらのいためもの)"
"韭菜豬肝(ニラレバ、ぶたきもとこみらのいためもの)"
"鍋貼(やきかうじ)"
"煎餃子(やきかうじ)"
"鍋貼(やきかうじ)"
"鍋貼(やきかうじ)"
"鍋貼(やきかうじ)"、斷面(きりくち)
"胡椒(こせう)"+"辣油(なんばんこせうあぶら)"
麪(むぎのこ)を 揑(こ)ね練(ね)り壓(お)して またも練(ね)り 包皮(かは)で包(つゝ)むは "鍋貼(やきかうじ)"かな
有一日(あるひ)、
粕壁宿(かすかべじゆく)『Bien』を覘(のぞ)くも臨時休業(ときならぬやすみ)。
周邊(あたり)に漂(たゞよ)ふ氣配(けはひ)より惟(おもんみ)るに、
折(をり)しも開催中(ひらかれをる)夏祭(なつまつり)の所爲(せゐ)歟(か)?
『寶來家』は前囘訪問(さきごろたづね)てより日(ひ)が淺(あさ)く、
懸案(か)の"韭菜豬肝(レバニラ、ぶたきもとこみらのいためもの)"を狙(ねら)ひ、
待塲中華(まちうか©MNH女史)『豐樂亭』に、、。
通算(あはせて)、十度(とたび)に迫(せま)る訪問囘數(おとづれ)。
阪神猛虎軍狂(とらきち)と推察(おぼし)く、
六角精兒似(あのかたに)の廚師(いたまへ)が居(を)り、
年輩(としかさ)總主廚(おやかた)が鍋子(なべ)を振(ふ)る、、
と、夥(あまた)奪耳目(ひとめをうばふ)ものこそあれ、難撮影(とるにこまる)。
その理(ことわり)、何者(いかにとなれば)、
滿席(ひとせきにみち)て廚(くりや)忙(いそがは)しく、
漂着(とりつく)島(しま)もなければなり。
狹隘(せま)き櫃臺(かうんた)に瓷器(うつは)か麪條(そば)撮(と)るほかになし。
これが何(なん)とも「SNS映(えすえぬえすばえ)」せで、
如何(いか)な"鏡珠(たま)"以て、撮影之(これをと)らんと挑戰(いど)めど、
斷念(こゝろざしなかばにあきら)むるが常態(つね)。
返討(かへりう)ちに遭(あ)ふこと不可避(さけがたし)。
鮭兒(けいじ)鮏(さけ)の童(こ)、精兒(せいじ)は白子(しらこ)。
勿駭(おどろなかれ)、
精兒似廚師(あのいたまへ)に手許(てもと)には、麪(むぎのこ)の塊(かたまり)。
これを揑(こ)ね、練(ね)り、壓(お)して、またも練(ね)る。
實(げ)に、"特級麪點師(すごうでのいたまへ)"を彷彿(おもは)す廚藝(てさばき)。
加旃(しかのみならず)、眼前(めのまへ)の"菜單(しながき)"には、
「米飯(こめのいひ)の等類(たぐひ)は皆無(なし)」
と明記(ある)。
「かくなる上(うへ)は、」
と、決意(はらをくゝ)りより旨(うま)き?八十五里(やそりあまりいつり)。
"鍋貼(やきかうじ)"に、"啤酒(むぎのさけ)"、"餚(つまみ)"を追加(くは)へ、
對價(あたひ)、一千五百四十圓也(いつせんごひやくしゞふゑんなり)。
冢中枯骨(このおひぼれ)、
老齢化(よるとしなみ)の所爲(せゐ)もあり、
"鍋貼(やきかうじ)"より、"水餃(すいかうじ)"、"燒賣(せうばい)"を嗜(この)む。
日式(ひのもとの)"鍋貼・煎餃(やきかうじ)"、幾年(いくとせ)ぶり歟(か)?
程(ほど)なくして注文品(くだんしな)が此方(こなた)に、、。
一瞥(ちらりとみ)るに、
市販品(そこいらのしな)に無所大異(おほきくことなるところなし)。
包皮(かは)もまた、薄(うす)く、均(ひとし)く、舌(した)に滑(なめ)らか。
愚按(やつがれおもふに)、
"鍋貼(やきかうじ)"に適切(よ)く、
"水餃(すいかうじ)"には不適(むかぬ)包皮(かは)なるべし。
肉餡(なかみ)は甘藍末(はぼたんみじん)に豕肉末(ぶたのひきにく)が主體(おも)。
蒜頭(おほひる)の風韻(かをり)は弱(よは)め。
數年(いくとせ)ぶりの"煎餃(やきかうじ)"、不味(くちにあはず)と云ふことなし。
啤酒(むぎのさけ)とも調和(よくあふ)。
その容(さま)、「笹(さゝ)に鶯(うぐひす)」、「鷲見(すみ)に眼鏡(めがね)」。
"餚(つまみ)"は、
"炮叉燒(あぶりやきぶた)"、"青菜頭 (あをながしら)"、"筍乾(ほしたかむな)"。
"青菜頭(あをながしら)"は"鮮榨菜(なまのさくさい)"の莖瘤(くきのこぶ)を、
葅(にらぎ)とせしもの。
六角精兒似(あのいたまへ)應答(いらへ)て云ふやう:
「二年前(ふたとせまへ)より採用(とりいれ)たるものにて、、」
と、云々(うんぬん)。
淡白(あぢあはし)と云へど、"筍乾(ほしたかむな)"に嵌合(よくかみあふ)。
その容(さま)、
番(つがひ)の"蛤蚧(おほやもり)"に相違(たが)ふと云ふことなし。
『寶來家』は★★★★(ほしよつ)と★★(ほしふたつ)が玉石混淆(いりまじり)、
他方(かたや)『豐樂亭』は、都(すべ)てが★★★☆(ほしみつとなかば)。
茲(こゝ)で周圍(まはり)を眺(なが)むるに、
彼方(あちら)も"炒飯(やきめし)"、此方(こちら)も"炒飯(やきめし)"。
「米飯(こめのいひ)の等類(たぐひ)は皆無(なし)」なる但書(たゞしがき):
それにしても、あれは、一體全體(いつたいぜんたい)、超●態(ど▲▲たい)。
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 S-M-C 琢磨(Takumar)1.8/55 @F2.8
店名 |
Houraku tei
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類型 | 中國菜、拉麵、日式小酒館 |
預約・查詢 |
048-761-2102 |
可供預訂 | |
地址 |
埼玉県春日部市粕壁東1-19-3 |
交通方式 |
東武野田線「春日部駅」東口下車 徒歩約5分 距离春日部 353 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999~¥999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
服務費收費 |
なし |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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備註 |
2020/12/09時点 19時以降は、餃子とラーメン、ドリンクのみの提供でした。 |
×"蒲池法子(かまちのりこ)"〇"蒲田餃子(かまたかうじ)"を除外(のぞ)くなら、
これほにど居多(あまた)×客人(まれびど)〇衆人(もろびと)相手(あひて)に、
包皮(かは)ゟ(より)"擀麪(てのし)"にするは稀有(まれ)。
それも、"鍋貼(やきかくじ)"。
「その廚藝(わざ)、この兩眼(ふたつのまなこ)にて確認(たしか)めん!」、
と、勇躍(いさみた)ち、大畧(およそ)一ヶ月(ひとつき)ぶりの訪問(おとづれ)。
掃愁帚(さけ)は、
"KYTさま✨.:*゚:.。:."の推薦(すゝめ)に遵(したが)ひ"檸檬酸味酒(レモンサワー)"。
こいつァ、愉快(ゆくわい)、爽快(さうくわい)、A藤快(あとうくわい)。
羨望(いーな)女子會(ぢよしくわい)、アドリア海(あどりあかい)。
冥界(みやうかい)、沙蠶(ごかい)、大殺界(だいさつかい)。
一世界(いちせかい)、千世界(せんせかい)、三千大千世界(さんぜんだいせんせかい)。
こりァ、かの"多元宇宙論(マルチバース)"とちャいまんの?
"宇宙(ユニバース)"→"多重宇宙(マルチバース)"→"ランディー・バース"。
〽"熱狂的猛虎贔屓(とらきち)"の廚師(いたまへ)作(つく)る"鍋貼(やきかくじ)"、
狼餐虎咽(むさぼりくらふ)、"檸檬酸味酒(レモンサワー)"で。
"掃愁帚(さけ)"には"小菜碟兒(こざら)"が二種(ふたいろ)。
輒(すなは)ち、"春捲(はるまき)"に"乾筍(ほしたかむな)"。
眞言(まこと)、"餚(さかな)"として適當(よし)!
閉店時刻(みせじまひ)が迫(せま)り、慌忙(あはてふため)き辭去(いとまをこ)ふ。
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.8