京阪電車沿いの和食名店 : Kasen

ＪＲ大津駅下車徒歩７分のところにある当店。駐車場あり。当店は和食のお店。店主はあの祇園浜作で修行されていた。２回目の今回は、ランチ訪問。当店は古民家をリノベーションした造り。この雰囲気が素晴らしい。たまに聞こえる電車のガタッ、ゴトッという音がなんだかいい感じだ。そう広くはないお店だが、１階にカウンター席、２階にテーブル席を備える。予約しておいて、カウンター席に案内してもらった。ランチは３８００円税込のコースのみ。内容は、牡蠣とセリの酢の物、和歌山産マグロと滋賀産大豆使用の湯葉の刺身、蟹真丈の椀物、鱈の味噌焼きに聖護院大根の風呂吹き、鯛と南瓜と椎茸の揚げ出し、しらすおろし、だし巻き卵、白味噌汁、漬物、土鍋炊きご飯（おかわり可）、いちごと煮りんご入りアイスクリームまで。３０００円代でこれだけのものがいただけるのは感動の一言。地の物を取り入れた季節感のある食材の数々。特にマグロはトロッとしていて旨味濃縮。蟹真丈は、蟹身たっぷりでこちらも上質。名物のだし巻き卵もしっかり旨い。土鍋で炊いたご飯とベストマッチ。ああ、旨かった。しみじみそう思える満足のランチ。また、是非お邪魔したいお店。

ＪＲ大津駅から徒歩７分のところにある当店。駐車場あり。この日の夜は前の職場の仲間６人で送別会利用。当店の店主は川端康成や北大路魯山人が足繁く通った祇園浜作で修行されたとのこと。大いに期待させる。店は京阪電車、東海道、関蝉丸神社の参道に囲まれた立地に、古民家をリノベーションと、趣きのある雰囲気が特徴。１階にカウンター席、２階にテーブル席を備えるが、それほど広くはない。案内してもらった２階も６名利用でほぼ貸し切り状態だ。お願いしておいたのは、４５００円のコース。飲み放題はない。内容は、ナマコの酢の物とうなぎの白あえの前菜、ヒラメの昆布締め、蟹の真丈、穴子と大根の山椒煮、鰆の味噌焼き、蓮根饅頭、出汁巻、漬物、ご飯、白味噌汁、デザート、柔らかい落雁付き抹茶。これを純米吟醸手しぼり琵琶の長寿や美富久の三連星をやりながらいただいた。どれも良い材料を使われているのがよく分かる。新鮮で弾力があり、食感が良い。強いて言えば、蟹の真丈が蓮根饅頭に少し被るので、饅頭が野菜天ぷらなどに変わるとさらに良かった。しかし、最後の抹茶まで、確かな技術を感じる美味しい料理ばかり。特に出汁巻は絶品。一人あたりお酒込みで６５００円。接客丁寧。今度は、是非ランチにもお邪魔したい。