湖北旅情・・想古亭 : Soukotei Gennai

雨は容赦なく足元を濡らした。
竹林と湯屋に挟まれた石段を登りきったところに店はある。

茅葺らしい屋根が見えて入口から店内へ。
予約してないことを告げランチを頼んでみる。
ご主人が快く迎えてくれた。

案内された部屋は個室だった。（画像参考）
何処か歴史を感じさせる凄いお部屋に思える。
達筆で書かれた文字などまったく読めない。(^_^;)

案内されたテーブルにメニューはありません。
お茶を用意してくれた女性から口頭で告げられる。
ランチは二種類用意できるそうだ。
近江牛とウナギになる。
迷わず近江牛のランチを注文した。

先に提供されたのが先付と小鉢が１つ付いてきた。
先付の四種も小鉢も一品ごとに説明してくれたが
浅学菲才の私はほとんど覚えておりません。(>_<)
辛うじていくつかをご紹介します。(^_^;)

先付の画像左上、サツマイモに見えますが、これは地元のジャガイモだそうです。
湖北の素朴な味わいを楽しめます。

左下は、トマトだったと思います。(^_^;)
ミニトマトみたいな小さなサイズですが
これも地元産のトマトでミニとは品種が違います。
煮つけてありますがトマトの酸味は残ってます。

右上は忘れました。(>_<)
右下は、そうめんカボチャです。
説明するまでもないので割愛します。(^_^;)

待ちに待った近江牛ちゃんです。(^-^)
特筆すべきは二つあります。
最初に肉質のやわらかさ！
肉肉しさは微塵も感じません。

噛む必要が無いほどのやわらかなサシが入ってます。
お子様でも十分近江牛の美味しさを堪能できるはずです。

二つ目が甘さです。
肉のサシの部分から適度な甘さが出てきます。
脂の甘味は、焼けた肉の香りと相まって
旨さを倍増させてくれます。^_^

ミディアムレアの焼き加減もとてもよかったです。
ソースも付いてきましたが、ワサビで楽しむのが私には合ってました。

御飯もよかったです。
近江米コシヒカリって言ってました。(^-^)
塩むすびで食べてみたいほど美味しかったです。(^.^)

椀物も画像に収めました。
トマトが入っていたからです。
トマトが入った椀物は初めてです。
もちろん、先付に出てきた地元産のトマトです。
質の高い出汁にトマトの酸味がよく馴染んでます。
ほどよい酸味がサッパリとした風味を醸し出す
美味しい椀です。

これだけの料理を個室で楽しめて
お一人￥3.000-位です。（外税）

私の住む地域では絶対に有りえない価格です。(^-^)

楽しい旅になりそうな予感がするランチでした。(^-^)