テッパンの美味しさ : Ajikoubou Matsushima

昨年に続き、出雲大社詣でにくるなら、まつしまでご飯に限る。
今年は事前予約も済ませて準備万端
蟹コースではなく、店主お任せのものでオーダー

先ずは、数ページに及ぶ圧巻の飲み物リスト
日本酒はもちろん、焼酎、ビール、ワイン、シャンパーニュまで揃ってる。
ノンアルコールにしてもノンアルコールビールカクテル、ノンアルコールカクテルなどなど、お酒が飲めない人でも烏龍茶で我慢などという寂しい思いをしなくてよし！

お料理も美味しいので、でてくると瞬殺で平らげてしまいました（笑）

お造りのブリは素晴らしい鮮度
茶碗蒸しもどっさり蟹
焼き物の甘鯛は、贅沢にも一人一尾
この甘鯛、出てきた時の香りといったら、なんと表現したらいいのか？
海老の殻を焼いたような香ばしい香りが部屋に充満した。

シメの椀物は、桜の葉で包まれた桜色のもち米と桜鯛の蒸し物、素晴らしい香りと味、お料理は春です！

来年の出雲大社詣でもきっとまつしまにお世話になります。

出雲大社お参りに気を取られ、出雲市内に到着してから慌ててお店を探した。
色々探すと、どうやら味工房まつしまの評判がよい。

さっそくお電話すると当日にもかかわらず、お愛想よく予約を入れてくれた。
6人が急にいくのだから迷惑な話だ。
次回は出雲行く前に予約しよう！

お店は新しいお店なのか、とても綺麗だった。
二階の宴会スペースを貸し切りさせてもらい、お料理を楽しみに待つ。

せっかくだから地元の日本酒もお願いする。
純米で二合600円とか800円⁉︎という家飲みレベルの安さに驚く。

出雲らしい縁起の良い形の器で前菜がでてきた。
予約の時にカニは大丈夫ですか？と聞かれたので、少しは出るんだろうと期待！
なんたってお任せコース5400円、都内ならチェーンの居酒屋値段。
あまり過剰な期待は……

という、思いはすぐに裏切られる（笑）

前菜の中にも既にカニがいる！
美味しいお豆腐もあり、前菜３皿でお酒が十分飲めそうだ。
続いて、カニのお寿司!
そして、マグロ、ブリ、タイがてんこ盛りの状態でやってきた。
この時点で腹八分目近い（笑）

カニたっぷりの茶碗蒸しで一息、したところに茹でガニ、焼きガニと間髪入れずやってくる。

味噌がたっぷりついた甲羅に身をほぐして、混ぜながら食べると言う至福の時間
腹八分目どころか、食道まで詰まった感じ（笑）

こんなにお腹いっぱいのタイミングでくじ引きをもった女将さんがやってきた。
くじを引いて当たった飲み物をサービスしてくれると言う。
女性陣はみんな何故か金か銀で日本酒の純米吟醸、男性はソフトドリンクが選べる銅のくじを引き当てた。

散々飲んでいるせいか、ソフトドリンクを奪い合う（笑）
サービス良すぎ〜

だめ押しの分厚い切り身のブリ照り焼きまできたー！
もー無理無理、といいつつみんな食べてました。

〆のご飯は断ろうか…と思ったら、女将さんが（焼きおにぎり）鯛茶漬けですけど、の美味しそうな一言でアッサリ『じゃいただきます〜♪』

こうなったら、出雲大社まで走って帰るし…ウソ
デザートの葛黒糖もしっかり食べて、終了。

ご主人に伺うと、今日のカニは境港で上がってすぐに浜茹でされた紅ズワイガニだそうです。
松葉や本ズワイガニからみるとブランド力がなく味が薄いと言われるカニですが、今回いただいたものは身もしっかり詰まり、甘く、味も塩気も非常に良かったと思います。
浜茹でが上手い人のカニは、本当に絶妙な塩加減です。

ご主人曰く、ちょうどうまい紅ズワイガニが上がってる時期なんで、良かったと。
ホントですよ、私はてっきり缶づめの味並みかと信じてました。それは、大きな間違いです。
目利きの人が選ぶ紅ズワイガニは、うまいのです！

お酒もたんまり飲んでいるのに、会計したら1人6800円だった。うそぉ〜ん
また、来年の出雲詣でには、必ず再来店！


ご馳走様です。