店名 |
Suppon Dokoro(Suppon Dokoro)
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類型 | 拉麵、食堂 |
預約・查詢 |
0855-45-0392 |
可供預訂 | |
地址 |
島根県浜田市旭町木田993-7 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (AMEX) 无使用電子錢 |
個人包廂 |
不可能 |
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禁煙・吸煙 |
− |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
有吧檯座位,有日式包廂 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒 |
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料理 |
健康/美容食品菜單 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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小学校高学年の頃、叔母さんが嫁いだ田舎の家にお泊まりに行ったら、旦那さん始め、その兄弟筋も皆さん農業の傍ら猟とか副業もかなりされており、その関係でご馳走しかったんでしょうドデカい活きたスッポンを手に入れてらっしゃいました。
それがスッポンとの最初の出会いで、鍋は勿論、強烈だったのは酒で割った生き血で、まあ、コンプライアンスが叫ばれる現在でなく昭和でしたから、小学生のワタシも、お猪口一杯くらいご相伴にあずかることとなりました。
言うまでもなく、その頃はまだ酒自体飲めませんでしたし、隠れて飲んだりもしてませんでしたから、思いっきり顔をしかめ、大人たちが笑うという、いつもの光景がそこにありました。
しかしながら問題はその後で、ご想像通り大変なことになりました。
鼻血は勿論、それはやがて沈静化したからまだしも、問題は下半身で、ってまあ、これ以上はコンプライアンスに触れそうですから割愛させていただきます。
とにかく、そんな強烈な出会いでしたから、それ以降スッポンと聞いただけで、またもや下半身が、と、ここからも割愛せざるを得ないでしょう。
そんな出来れば毎日でも食べて下半身を鍛えたいものの、先立つものはないから、特に東京にいた若い時分は誰か連れてってくれないかとウズウズしてました。
って『一念、岩をも通す』のか、そう思い続けて吐露すると同調して連れてってくれるバブルな先輩方もいたし、いくらか余裕も出来ると自分でも食べに行ったりしましたが、ここ何年かは口にしてませんでした。
そんな中、同食べログを観ていると、同店『すっぽん処 温泉店』がヒット!
〝ラーメンでねえ? ふむふむ、値段もスッポンにしたら手頃やねえ〟
となり、わざわざ島根の山奥まで足をのばすことになったわけです。
とはいえ、そんな憶い出があったからか妙に早起きし、お店に着いたら10時前、さすがに開いてなかったんで前出した江津市『喜楽』さんへ行くことになったわけなんです。
で、そこでラーメン一杯啜り、来た道を引き返すと12時近く、お店の周りはすでに車でいっぱい。
〝大丈夫かなあ?〟
そう不安になりながらも暖簾をくぐると、いくら経っても忙しいのか誰一人出てこない。
ってまあ、目の前にはカウンター席があり、5席中お一人だけ先客が座ってたから腰掛けようとも思いましたが、なんだかスナックの席みたいだし、奥から騒がしい声も聞こえてきたので、そちらにも席があるのかと思い、ただボーっと突っ立ってました。
「独り? ああっ、そこ」
すると、やっと奥からお婆さんが現れて、そんな客を客とも思わないような口ぶりだったものの、だからと言って年寄りに食ってかかるわけにもいかないし、言われたようにカウンター席へ腰を下ろしました。
だいたい上記のように専用駐車場とも言えないお店の周りの空いたスペースに、無造作に車が沢山いたから急いで入ったに過ぎず、その前の、開店前の外観の第一印象からすると、いかにも田舎の冴えない食堂といったイメージで、誰もおらず、こんな山奥まで来た労苦を鑑みなければ、まず入るのには二の足を踏む雰囲気でしょう。
山奥というのも満更ではなく、分かりやすいのは浜田自動車道の旭ICから329号線を北上した旭温泉の部落の中にありますが、下道となると説明するのが億劫ですから、ナビなどをご活用ください。
店内も写真のように田舎のスナック感いっぱいで、例えに出して恐縮ながら同県出身の『ニッチェの江上さん』が働き出したら、
「あのスナックにピチピチの若い娘が入ってきたんじゃ!」
などと、噂になるような超ド級の田舎でもあります。
予め頼む品は決めてたものの、そんなこんなあって不安になったんで、通りがかった先程のお婆さんよりは若めな女性従業員さんにメニューについて、それとなく尋ねると、やはり決めてた
『特製すっぽんラーメン 1150円』
の方が出るとのことでしたから、初志貫徹、こんな山奥まで来たこともありお願いしました。
デフォが700円で、スッポンの唐揚げがあるだけで1150円と450円高いだけに悩んだんですが、まあ、それぐらいするだろうと言い聞かせました。
そして待ってると、やはり奥にも席があるようで、結構人の出入りがあったことから、どうやらお座敷か小上がりがあるみたいです。
やがて7〜8分し、ようやく供された丼を撮影してたとき、何番目かの来客が今し方のワタシと同じく誰も席案内してくれないからでしょう、ボーっと突っ立って待ってました。
かといってワタシには関係ないから、まずはスープを一口。
〝うむ、まあまあやね〟
なるほどスッポンか否かは懐かしすぎて定かではないものの、きちんと出汁は出てて、醤油ベースなスープを厭味にならない程度に整えている。
とはいうものの、やや醤油辛さは否めないし、スッポン特有のコラーゲンや脂分はほぼ感じられず、良く言うならさっぱり、悪く言うなら力がない。
そして麺、ちぢれてるのはまだしも、ヒドいウネり具合で喉ごしも最悪で、個人的には完全にNG!
といっても、元来ちぢれ嫌いのワタシなんで、それは置いとくしても、まずもって茹で加減がヤワすぎる。
いや、ヤワというよりノビてるような感じで、となると、なんだか懐かしのインスタント『チャルメラ』っぽい。
となると、スープの味も近いし、全てが『チャルメラ』っぽく感じられ、今の今までまあまあだったのに、なんとなく辟易してきました。
そんなとき、先程のお婆さんが現れ、
「二人?」
と、ワタシの後ろで席案内を待ってた来客に訊き、ふと振り返るともう一人増えてて、どうやらカップルのようで首肯いている。
「ああっ、そっち、そっち」
で、振り返るとお婆さんが、なぜだかワタシに向かって、しきりに掌を横に動かしてる。
〝うむ?〟
なんのことかサッパリ分からなかったワタシは、ただキョトンとするのみ。
「そっちへ席、寄って」
すると、なんということか、お婆さんワタシに一つ席をズラせと命じているではないか ⁉︎
言うまでもなく移動して欲しければ、少なくとも丁寧に頼むべきだし、まずだいたいワタシはすでに食事中だし、元来この席に座れと促したのは、お婆さん、あなたでしょう?
しかも、もしそうならワタシより先に座り、そろそろ食べ終わるはずの先客に頼むのが筋で、箸をつけて間もない後客を移動させるのは、どう考えてもおかしい。
〝トホホ〟
とはいえ、そんなことで怒るほど子供じゃないんで言われた通りにしましたが、その際にも丼はおろかコップ一つさえ、お婆さんは持ってくれず、全て移動させたのは、事もあろうにワタシ自身でした。
しかも、おかげで横に座れたカップルの男の方はワタシに会釈一つしやがらないし、案の定、先客は食べ終わって退店したんでカウンター5席の片方に詰めて3人座る羽目になったし(ってまあ、それで移動しないカップルも、さすが会釈一つできない奴らなんですが)、それより何より、後から入ってきた同じく2人組が、お婆さんと違う若めの女性従業員さんだと、奥へ案内されたことです。
つまり、退店したのはカウンター席にいた先客だけだったから、まだ奥には空席があったのに、お婆さんはまるで把握していなかったんです。
〝やれやれ〟
そこで、またしても心の中で溜め息が漏れました。
まあ、オペレーションが出来ないのは片田舎だし、だいたいお年寄りだから目を瞑りますが、いくら歳下とはいえワタシはお客様だから、少なくとも、お店の都合でお願いするときは、敬語とは言わないまでも丁寧に接していただきたい。
そんなときメインのスッポンの唐揚げを口にしたから言うんではありませんが、これが今回の最大の欠点でした。
ほぼ軟骨だったんです。
個人的に骨の周りの肉が一番美味しいことに異論はありませんが、それってまだ肉があったら、で、とにかく肉はおろか、ゼラチン質などこれっぽっちもなく、ほぼ唐揚げの皮。
しかも、写真のように揚がりすぎてて苦い。
おかげで生臭さは皆無なものの、多少臭くたって、あたしゃ肉が食べたい。
〝こんな唐揚げが450円? で、こんなラーメンが1150円?〟
先にも述べたようにデフォとの金額差が唐揚げだとすると項垂れるを得ないし、合計で1000円以上するラーメンがこれだとすると、もう泣くに泣けない。
といっても伺ったのが夏だったから、詳しい知人によるとスッポンも夏バテして痩せるそうで、なんとも言えないところですが、さすがに大枚叩いて、あんな山奥まで食べに行くほどのものではないと思いますし、それで上記のお婆さんに遭ったりしちゃうと、もう踏んだり蹴ったりです。
けれどもスープの最初の一口は、それなりに美味かったですし、まずもって他のレビュアーさんで絶讃されている奇特な方もいらっしゃるので、まあ、好みは人それぞれですから、あくまで個人的な以下の点数なんでしょうが、これが実感っちゃ実感です。
● 個人的 食べログ 評価点・・・2.4
※ 2019年10月以前、増税前の価格です