店名 |
Yuuki
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類型 | 郷土料理、饅魚 |
預約・查詢 |
0856-72-0162 |
可供預訂 |
可以預訂
前日までに電話での確認が必要です。 |
地址 |
島根県鹿足郡津和野町後田ロ271-4 |
交通方式 |
從津和野站步行5分鐘 距离津和野 286 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥2,000~¥2,999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
80 Seats ( 客廳60張桌子20張) |
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個人包廂 |
可能的 可容納10~20人、可容納20~30人、可容納30人以上 僅限團體客人 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 5臺份 |
空間、設備 |
平靜的空間,有日式包廂 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
網站 | |
備註 |
※停車場有5個車位※預約需要提前一天電話確認 |
店鋪公關 |
這是一家可以品嚐到用野菜和河魚烹調的当地美食的餐廳。在輕鬆的氛圍中享用餐點。
距離津和野站步行只需5分鐘店內流淌的水池中有鯉魚和馬蘇大麻哈魚在遊泳。店內裝飾著許多從江戶後期到昭和初期的古伊萬裡燒,您可以在平靜的時光中享受美食。請一定品嘗津和野自古流傳下來的“埋頭飯”和“擦邊飯”。 |
山陰の小京都とも呼ばれる島根県津和野町へやってまいりました。
津和野といえばやはり「うずめ飯」、そして津和野で「うずめ飯」といえばもちろん「遊亀」さん、ということで久しぶりの再訪をさせていただくことにいたしました。
お店構えはどっしりとした歴史と風格のある造り。
重厚感はありますがそこまで敷居の高さを感じさせないところがいいですね。
店内はいかにも津和野らしいといいますか、鯉の泳ぐ掘割が中央に設えられており、さらにこちらは驚くことに川魚料理用の生簀も兼ねられているのですよね。
注文が入ると板前さんが活きた川魚を豪快に網ですくいあげるというパフォーマンスが見られますが、普段は鯉が優雅に泳ぐ姿を見ながら食事することが可能です。
店長さんでしょうか、今回も腰の低い男性の店員さんが出迎えてくださり、メニューも一つ一つ丁寧に説明してくださいます。
山菜や川魚といった地元で採れる食材を使った定食類も非常に魅力的なのですが、やはり今回も「うずめめし」目的ということで「うずめめし定食」をお願いします。
しばらくして運ばれてきた「うずめめし定食」。
メインとなる「うずめめし」の他に、副菜が数皿とお吸い物が付いてきます。
副菜とお吸い物の具は季節ごとに内容が変わるのが嬉しいところですね。
そして「うずめめし」自体も年中いつでもいただけるものではあるのですが、この「うずめめし」を一番美味しくいただける季節は「セリ」の旬である早春なのだとか。
淡く優しい味付けの「うずめめし」にとってキレイな水で育った「セリ」と「わさび」の風味は欠かせないのだそうです。
前回訪れたのはまさにその時期ぴったりだったわけですが、晩夏から初秋にかけての今回はどのような味わいで楽しませてくださるのでしょうか、楽しみです。
まずはその「うずめめし」を、温かいうちにいただくことにしましょう。
見た目はダシ汁のかかったご飯に、海苔と山葵が添えられたとてもシンプルなビジュアル。
しかし器の底を掘りかえしていくと、細かく刻まれた椎茸やニンジンなどの野菜、豆腐、カマボコなどが次々に姿を現してきて、当初の姿からはうって変わって彩り鮮やかとなります。
さてこの「うずめめし」ですが、ルーツには諸説あって、急な来客のもてなしにおいて有り合わせの材料であることを恥じる意味でご飯の下に具材を隠したのだとか、あるいは贅沢禁止令を出した殿様の目から逃れるように庶民はご飯の下に具を隠したのだとかいろいろあるようですね。
そんな古くから津和野に伝わる「うずめめし」ですが、最近は町の名物としていただくことのできるお店も増えてきたようです。
ただどちらのお店でいただいても相場は1,000円以上というのが普通のようですね。
これは決して観光客向けに強気の価格設定しているというわけではなく、実は見た目以上に手間のかかる料理であることが本当の理由のようです。
そうなると殿様の目を憚ってささやかな贅沢を楽しんだ庶民の工夫という説のほうが説得力ありそうですね。
それでは早速こちらの「うずめめし」をいただきます。
上品で繊細なダシの味わいと香り、細かく刻まれた具の優しい食感とそれぞれの素材の持ち味、そしてお茶漬けのようにさらさらっといただけるご飯の食感、その全ての優しさと味わい深さに心から癒されますね。
副菜とお吸い物はこの季節ならではのものが取り入れられています。
前回同様、ひとつひとつがとても丁寧に作られていることがよくわかりますし、素材の持ち味を活かしながら上品さの中にもしっかりとした味付けに仕上げられていますよね。
これは是非ともお酒と一緒にいただきたくなります。
「遊亀」さんでは地元津和野の地酒「華泉」なども用意されており、これら副菜と一緒にいただけたらどんなに素晴らしいことかとも思いましたが、やはり主役の「うずめめし」は冷めないうちに早くいただきたいということで、さすがにこちらは断念させていただきました。
落ち着ける雰囲気の中でいただける上品で繊細な味わいの「うずめめし」。
さすがは安定した「遊亀」さんのクオリティですね。
望むらくは、一品料理と「うずめめし」とそれぞれ単品として分けていただいて、地酒と一品料理をゆっくりいただいた後に温かい「うずめめし」をいただくことができたなら最高なのですけどね。
夜営業をされているならまだしも、ランチ営業だけとなるとさすがにそれは難しいのかもしれません。