店名 |
Chishanoki(Chishanoki)
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類型 | 郷土料理 |
預約・查詢 |
0856-72-1455 |
可供預訂 | |
地址 |
島根県鹿足郡津和野町津和野町駅前通りイ140 |
交通方式 |
距离津和野 137 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用電子錢 |
個人包廂 |
不可能 |
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禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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網站 |
http://www.sun-net.jp/~chisya/chisyanoki/top_2013spring.html |
さて、前報第一回戦の栗大福を二口喰いした後は、次は何かしらご飯モノをと再び秋の津和野をスタスタと栗探索開始。津和野駅前通り(と言うには余りに閑散としてるが・・・)の茶店に栗ご飯の張り紙発見!!豆ご飯の次に栗ご飯が好物の私としては、素通りする訳には行かぬだ。
2014年10月4日
何だか雑然とした感じのファサードは、ついパスしてしまいそうになるのだが(失礼)、ちゃんと薀蓄のこもったHPが開設されているではないか。津和野町で代々続く農家、ソコで採れた食材をメインに、農家ご自身が運営される食事&甘味処。豊富な清浄地下水に減農薬農法と・・・なるほど中々の拘りではある。
【勝栗ご飯】648円
メニューを良く見れば、栗ご飯じゃなくて勝栗ご飯であった。つまり炒って乾燥させた剥き栗を、茹で戻しして後乗せされた栗ご飯。当然、本体が単なる白メシじゃあ味気無い訳で、蕎麦つゆで炊きこんだ味付きご飯である。縁起物とされる勝栗を、椀の四方に配したってのが謳い文句の辺り、なるほどココは神話の国、島根県なんだと妙に納得してみたり。とにかくちょっと毛色の違う栗ご飯である。
無農薬、無燻蒸、無冷却で仕上げられた拘りの勝栗は、茹で戻しはされているけれど、明らかに日干し焼き栗の、ボロリと硬めの食感に、チロリと焦げた香ばしさが身の上。一方の蕎麦つゆご飯はつゆの風味も仄かな繊細さ。何だか懐石料理のご飯モノ的な風情であって、炊き上がった釜の中で、白メシと栗をガツガツ混ぜ合わせて茶碗にてんこ盛りする、馴染みの栗ご飯とは似て非なる上品世界。付け合せの木灰こんにゃくも、昔ながらの木灰で固められた、生食前提の完全手作り拘り品である。
【まとめ】
HPにある通り、蕎麦、勝栗、こんにゃくなどの食材から、甘モノに至るまでキチンと拘ったものばかり。パッと見だけだと、単なる観光地の茶店にしか見えぬ風情は、ちょっと損してるんじゃないだろうか。そんな拘りに同調できる味嗜好ならば、きっとド嵌まりするお店。一方、私としては・・・やはり栗ご飯は、白米と生栗の共炊きであって欲しいのである。