おそらく東京からいちばん近い「スガキヤ」のラーメン
6月中旬の沼津への日帰り出張。
先方との打ち合わせも無事に終わり多少時間に余裕があったので、昔の取引先を訪問するために隣り街の富士市にやって来た。
東京に戻る前に、せっかく富士市にやって来たのだから私の大好きな「富士宮焼きそば」を買い求めようと、富士インターの近くにある「MEGAドンキUNY」というスーパーを訪れた。
富士宮焼きそば独特の「硬い麺」と「専用ソース」、富士宮焼きそばには欠かせない「脂かす」と「魚粉」をたっぷりと買い込んでふと店内を眺めると、ナント、あの名古屋人のソウルフード「スガキヤ」があるではないか・・・。
まだ「スガキヤ」を一度も食べた事が無いという連れのスタッフを説得して、帰京する前に「小腹満たし」をすることになった。
私は、前回3月の名古屋出張で「スガキヤ」を訪れた際、過去「醤油味」「担々麺」等新メニューを食べて散々裏切られてきたにもかかわらず、ほんの一時の気の迷いから「ラーメン濃い味」という新メニューを食べて案の定満足できなかった。
早くまた名古屋出張に行って「スガキヤ」定番のラーメンを食べたいなと思っていたので、まさに渡りに船の「スガキヤ」との遭遇だった(笑)
「ラーメン」(330円)。
私と「スガキヤ」との関係は過去何度も投稿してきましたが、やはり定番の「ラーメン」は私にとってソウルフードのひとつと言っても過言ではない(私は名古屋出身ではありません)。
この日も、安っぽい味だと思いながらもこの絶対の他の店では食べられない「カツオ風味の白湯スープ」の「オンリーワンのラーメン」を楽しんだ。
考えてみれば、この日のランチは沼津で「あんかけスパゲティ」、食後の取引先への訪問までの時間調整に「コメダ珈琲店」、そしてこの「スガキヤ」とまるで名古屋出張のような食生活???になったが、連れのスタッフも「これは美味しいですね」ととても気に入ってくれたようだ。
「昔(20年ちょっと前)は関東の郊外にスーパーにもあったんだよ」
私は彼にそう話したが、都内出身の彼は全く知らなかったようだ。
関東での「スガキヤ」はその程度のものでしかなかった。
実際、関東の「スガキヤ」店舗はすべて撤退してしまったので、現在のスガキヤの東限は静岡県で、中でも最も東に位置する店は伊豆半島にあるらしいのだが、東名高速から近く、新幹線の新富士駅から来ることのできるこの店舗が、東京から最も早く手軽に来ることが出来る「スガキヤ」と言って良いでしょう。
関東の皆さまも是非一度騙されたと思って訪ねてみてはいかがでしょう。
ただ、あくまで330円のラーメンの話なので誤解のなきように・・・。
※このログを書きあげたリアルな8月末の事。
数日前に「スガキヤ」が石川・福井両県の全店舗を閉店するというニュースが流れた。
「スガキヤの迷走」については過去ログでも散々指摘してきたが、もしやこれらのエリアでも、不味くて評判のよくない「パチンコ店」に併設されているイメージが強いあの「寿がきや」ブランドの店で再進出しようとしているのなら・・・。
***
この日、私は埼玉の本社に戻らず沼津から直接神奈川の実家に帰宅した。
予め実家には連絡を入れたので、昼間母親の面倒を見てくれている弟の奥さんは、ご飯を炊き、みそ汁だけを作って待っていた。
私の帰宅後、義妹には沼津港で買った「あじの干物」を焼いてもらい、私が「富士宮焼きそば」を作って3人で楽しんだ。
とても喜んでくれたのは良かったが、私は妻が週末ここに来た時に残りを渡そうと思っていたのだが、母がその日のうちに妻に「とても美味しかった」と電話してしまったらしく、私は翌日自宅に持って行かねばならなくなり、おまけに2日続けて「富士宮焼きそば」と「あじの干物」を食べる事になってしまったのでした(汗)
でも、美味しくて全く飽きる事は無かったですよ(笑)
店名 |
Sugakiya(Sugakiya)
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類型 | 拉麵 |
預約・查詢 |
080-6993-9770 |
可供預訂 | |
地址 |
静岡県富士市国久保2-1-10 MEGAドン・キホーテUNY富士吉原店 1F |
交通方式 |
岳南鉄道 吉原本町駅 距离吉原本町 1,151 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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付款方式 |
可使用卡 |
座位數 |
50 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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關於兒童 |
接待兒童 |
網站 |
http://www.sugakico.co.jp/shop/sh_Shizuoka/sh_SzFuji/entry-496.html |
ゴールデンウイークの5月の初旬。
弟夫婦の実家への引っ越しを手伝った息子2号を含む私の家族と弟夫婦の5人は、沼津で買い出しに出かけたのだが、
「近くなので有るだろう」と思っていた「富士宮焼きそば」の材料が沼津のスーパーでは全て揃わず、せっかくなので絶対にある事がわかっている隣町の富士市にあるスーパーに寄ってゆくことにした。
早めの昼食だったことと、
妻と義妹がインテリアの選定にやたらと時間をかけた事もあって、
小腹が空いた男3人は、買い物に夢中になっている女性陣を放ったらかして、ここ「MEGAドンキ」内にある名古屋人のソウルフードの店「スガキヤ」に行った。
ここは前回のログでもご紹介した通り、
関東からは完全撤退してしまった「スガキヤ」の関東から最も距離的に近い店である。
休日だと言うのにワンオペで、
いかにも段取りの悪そうな店員に散々待たされた挙句なんとか注文。
名古屋のレビュアーの皆様が多く上げていらっしゃった期間限定メニューの「あさりラーメン」があったので、「スガキヤ」を何度も食べている私と息子2号はもちろん、それにつられるように「スガキヤ」初心者の私の弟もこの非定番メニューを注文した。
やはり「スガキヤ」にしては珍しいほどに待たされて登場した「あさりラーメン」。
スープをひと口飲んでみたが、あさりの風味は感じられなかった。
でも、いつものスープは相変わらず美味しい。
要するにトッピングとしての「あさり」だったようだが、
それはそれで特に不満も問題も無かった。
また食べ進むうちに「あさり」のエキスが溶けだしたのか貝類の風味を感じたが、
元々魚介系の風味を強く感じるスープゆえに貝のダシとは親和性が有るのでそれも特に問題は無かった。
だが・・・、
麺の茹で方がとてもひどい。硬すぎる。
もしこのラーメンが醤油味だったらそれも気にならなかっただろうが、
「スガキヤ」のこの味に硬い麺は致命的に合わない。
また、スガキヤの麺はかつおダシの中で茹でられるので、
茹で時間が短いという事は、麺に魚介の風味が十分に行き渡らないという事になる。
私は、よくローカルチェーンの関東地区における店舗の作り手は、「ご当地でそのメニューを食べた事が有るのか?」と疑問に思う場面に時々遭遇する。
この日の作り手も名古屋で「スガキヤ」を食べた事があるのだろうか?
スガキヤの特徴をよく理解しているのだろうか?
それとも茹で時間を間違えただけ?
まあおそらく最後者だとは思う。
私を「スガキヤ」の虜にした「横浜・綱島の店」は十分に美味しかったのだから・・・。
ちなみに、ここで「富士宮焼きそば」の材料(『マルモ』の麺、ソース、肉カス、魚粉)を無事に仕入れた私たちのその日の夕食は、「干物と富士宮焼きそば」という脈絡のないメニューだったが大いに盛り上がることが出来た。
この行脚に参加しなかった母も、
「アジ干物」の美味しさとその微妙な味の違いや、
B級グルメ感満載の「富士宮焼きそば」に目を丸くして驚いていた。