赤身の旨味を噛み締める!成蔵系次世代とんかつ
休日のランチ難民として放浪の末にたどり着いたお店でした。狭い階段をあがった2階、店内が見えない木製のドアで開けるのに少し勇気がいりますが、開けてみれば店内は解放感がありお洒落。少し遅めの時間だったせいか、それともコロナのせいか、はたまた見つけにくい立地のせいか、先客はおらず貸し切り状態でした。
メニューを見ると朝霧ヨーグルト豚がオススメのようですが、少し値が張るので今回は三元豚のロース&ヒレに。3種類の塩がテーブルに運ばれ、皿の上にも2種類の塩が。他にも頼めばいろいろな塩を出してくれるとのこと。
待つあいだジュワ~という揚げ音が聴こえてこないので少し不思議に思っていたら、出てきたトンカツを見て納得。断面はみずみずしいピンク色で、おそらく南阿佐ヶ谷の成蔵のように低温で揚げられているようです。(推測)
見た目だけでテンションマックスでしたが、ポルチーニの塩をロースにつけて食べると、、、めちゃくちゃ旨い!噛んだ瞬間口のなかに広がる豚肉の旨味。それも脂の旨味ではなく赤身の旨味で、普段豚肉を食べたときにかすかに感じる特有の臭みというか旨味というか、それの10倍くらいのものがじんわりと口のなかを満たす幸せ。豚肉がなぜ美味しいのかを明確に理解させてくれるほど、しっかりとした味です。
ご飯もみそ汁もキャベツも特記すべきものではありませんでしたが、トンカツがこれだけ凄ければ十二分です。サービスランチの三元豚でこのインパクトなら、オススメの朝霧ヨーグル豚なら成蔵に匹敵するレベルの別格なトンカツであるはず。近いうちに確認せねばなるまい。。。
こんなハイレベルなトンカツを食べられるのに、お店が空いているのはなんとももったいない。一度でいいから食べてみて欲しいです。
店名 |
Tonkatsu Shirius
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類型 | 炸豬排 |
預約・查詢 |
090-1145-0865 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
静岡県沼津市大手町2-3-2 山口ビル 2F |
交通方式 |
距离沼津 273 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (AMEX) 无使用電子錢 可使用二维码支付 |
個人包廂 |
不可能 |
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禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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実は2回目に食べに行ったとき、肉の脂が酸化したような臭みを強く感じて、コロナで食材の回転も悪いのかもしれないと思ったので、しばらく足が遠退いていました。
街の賑わいも戻り、美味しい肉を食べたいという欲求も強くなったため、久しぶりに食べてきました。
今回は朝霧ヨーグル豚ロースかつ&ハーフ特選ヒレかつを注文。前と同じように、うっすらピンク色のお肉から豚肉の旨味が口のなかに染み渡る。やっと理解したのですが、ヒレは肉の旨味を、ロースは脂の旨味を楽しむもんなんですかね。今まではロース一辺倒でしたが、上等なお肉を出すお店ではそろそろヒレ派になろうかと思います。これも大人の階段か。
これはこのお店に限ったことではありませんが、味が繊細なお店ゆえの問題として、提供後の温度変化が結構大きい気がします。ゆっくり食べているうちに中心部まで余熱が伝わって赤身が硬くなってくる。ロースの脂身は気温にさらされて温度が下がりしつこさが出てくる。普通のとんかつ屋さんではとんかつソースをガッツリかけて食べてしまうので気にもなりませんが、塩で食べるお店は時間経過による味の劣化が顕著に感じられるように思います。半分ずつ揚げて提供してくれたりしたら、最後まで感動しながら食べられるんでしょうけど、さすがに手間がかかりすぎますかね。
なんにしてもハイレベルなことは間違いなく、ソースをかけるのがもったいないと感じるようなお店は他に見当たらないので、沼津でとんかつを食べるならシリウス一択です。