あわび　鮑　アワビ～　そしておまけで ガーリック・ライス～　に　バッキューン　フォーリンラヴ ❤ : Yutaka Ginza

ステーキ処で「ゆたか」と聞いてまず思い浮かぶのは、　祇園花見小路の「祇園ゆたか」。

続いては、その東京支店として、

それこそ祖父の代からとんぼ家の男衆がお世話になっていた八重洲の「ゆたか」。

でも、それももう過去の土産話。

30数年の歴史と共に昨春閉店。

結局、我が家の女・子供は一度も連れて行ってもらえましぇんでした・・・。（苦笑）

と、悲しみに暮れていたら、（オーバーです。笑）

あら！なんとも嬉しいお誘いが！！　きゃ❣

いつのまにか銀座6丁目に場所を移し、

松井雅美氏のオーガナイズで新生「ゆたか 銀座」として生まれ変わっていたのですね♪


1階に「平田牧場」が入ったちょっとお疲れ気味のビル。

その5階フロアにお引越ししたこちらは、

カウンター中心（＋ 4名用個室あり）の細長にこじんまりとしながらも、

松井氏らしいスタイリッシュでスッキリした店内。

よい意味でステーキ処にありがちなバブル感なし。（笑）

そうそう余談だけど、

お化粧室には、まるでここはクラブのパウダールーム？と見紛う同伴レディー用の至れり尽くせりの備品が、

楽しいくらいにずらぁ～と並んでて、思わず長居。（笑）

あっ、先に誤解なきよう申しておきますが、

私は同伴出勤でのお誘いではありませんでしたので、くれぐれ～もそこはお間違えないようにねっ！　

・・・って、誰もそんなこと思わないっか。　（爆）


さて、閑話休題。m(..)m

噂のステーキは、

「特定銘柄には拘らず、時々で最も良い状態の最上級A5ランクの処女牛のみ。

そのいずれもが、40カ月以上手塩にかけて育てられた牛ばかり。」だとか。

しかも、

「リクエストがない限り、基本はヒレ肉。

そのヒレ肉の持ち味を損なわぬよう直接火にあてることなく、

鉄板に敷き詰めたガーリック・スライスの上に乗せ、

20～30分じっくりと蒸し焼きにする「ストレス・フリー」の焼き方が『ゆたか』流で、

しっとりと焼き上げられたヒレステーキは舌触りも実にきめ細やか。

従来のヒレのイメージを払拭するほどの美味しさ。」なのだそう。

ふむふむ。

要は最近幅を利かせている「低温調理」を取り入れておられるって事なのねん。


確かに当夜、金具にぶる下げられた見事な肉塊が提示され、

「何グラム程召し上がりますか？」とだけ。

そして、満を持して登場いたしましたステーキは、

従来の狐色の焼き色（焦げ色）が、美しいほどに全くない。

飾られたバター＆レモンスライス、そしてガーリックチップ等々は全てよけて、

まずはダイレクトに肉塊だけを！

Laguiole のナイフに力を入れることなく、ス～っと切れる。

口に運ぶと、ほんとうに柔らかく柔らかくデリケートな食感。

うわぁ～❤　　一口目の偽り無き感想。

ヒレ（肉）というよりも、滑らかなトロを頂いているよう　❤❤

続いて2口、3口・・・、

ん～、何だか優しすぎるといういか弱いかな・・・。 (--)

そういえば、

過日テレビで、常識「表面に焼き目を付け肉汁を封じ込める」のウソ！というのをやってたっけ。

結局は、かえって肉汁が減ってしまっているとの結果だったよな・・・・。

でもでもね、やはりシズル感と共に、

ジュワァ～と焼けた香ばしい焦げ目も美味しさのうちなんじゃないでしょか？

頂くにつれて、なんだか竜頭蛇尾の味わいが否めない・・・。

ニンニク風味全開のパワフルなソイソースも添えられているのだけど、

これを掛けてしまうと、穢れを知らぬ乙女のMs.バージン牛は完全に負けてしまうの。(><)

それに比べ、ちょいとばかし（？）薹が立ったとんぼは、

たくましいMr.牛肉の味わい＆食感に惹かれるお年頃かな。（笑）

なぞと、同価格レンジの先日頂いた「誠」のステーキと比較してみたりして。


でも、でもなのですよん♪

本命のステーキとは今ひとつ恋は成立しなかったけど、

お付きの輩に このとんぼ、

薹が立った乙女心をバッキュ～ン、射抜かれてしまいましたっ。 (*.*) きゃ❣

それが、タイトル↑ の如く、

前菜に登場の❤❤❤ アワビのマリネ ❤❤❤

通常のアラカルト（8000円！　きゃぁ～(*。*)) でも、アワビのマリネはウリなのだけど、
（カルトだけでなくコース・25000円～にも入っているのでご安心を！）←ちっとも安心じゃない？

今回は特別に前もってのお願いで一人一個を使って頂いたら、

ノーマルマリネ（ケッパー＆オニオン）＋シソ風味マリネの２種での登場 (*.*) きゃ❣

グリコなんて比じゃありませんっ、　

ふわふわふわぁ～　とんぼ 舞い上がる 舞い上がる～　１個で２度の夢心地～ ❤

アワビ好きとしては、我が人生全てを注ぎ込み（？またまたオーバー？）、

そこここで アワビの あれこれ 頂いて参りましたが、

これは間違いなく　One of the Best v(^^)v v(^^)v v(^^)v

あ～～、こうやって打っていながらも、またまた ふわふわ舞い上がる～♪♪♪

食べ応えたっぷりの大振りにスライスされた もっちり肉感的アワビは、

なんともエレガントでセクシーな食感で とんぼを惑わす。(*.*)

そして味わうほどに、

アワビのあの独特な潮香とマリネのソフトな酸味のマリアージュが口の中で愛し合う♪　きゃ❣

もう一方は、

シソの爽やかなアロマが、大海原からアワビを一気に変身、洗練されたレディにさせてくれる ❤

彦麻呂さんっ！　「食の宝石箱や～～」なんてまだまだよ。

「こりゃ、食の極楽浄土やぁ～～～。」と、極楽とんぼ悶絶しております。（笑）


そして、もう１つ。

ステーキの〆としておきまりのガーリック・ライスも、

もち米？と思うほどに「もっちり＆くっちゅり」と炒められたライスの食感が絶妙♪

これまた赤出汁との相性も、とんぼとの相性も◎　v(^^)v

牛肉は美味な「一切れ」を頂ければそれで充分！の「魚＆ベジ派の私」が、

そもそも、こちらのステーキを何だかんだ偉そうに語っていけないかもしれないな。

うん、そうだ、そうだ。 m(..)m

なので、

主役までの美味な前菜たち（マグロ・車海老・アワビ）＋〆のお食事に関してだけは胸を張って、

おいちかった～　極楽浄土やぁ～～ （笑）　と。v(^^)v

「アワビのマリネ・スペシャルバージョン」と「ガーリックライス」には溢れる愛を込めて、お☆さま５つ♪


素敵なバースデーディナーと （当日ではなかったけど）、

そして素晴らしき仲間たちに心からの感謝 ❤


m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m


今回のお料理の評価は、
フォーリンラヴの2皿（５☆）とその他のお皿（4☆弱）の平均値とさせて致しました。