官方消息
本店已登錄為TabeLog店家會員。本店相關營業資訊,是由店家人員所公佈。
ティ、ティラミスが食べたいのだ、の巻
土曜日の夜です。
有楽町の大箱居酒屋の紫煙から逃げてきたラッコ。ひとり二次会の場所を求めてたどり着いたのが、並木通りのこちら、La Violaさん。
グフッ、だってさ、急にティラミスが食べたくなったんやもん。
通りの向かい側から眺めると、勝手に定位置と決めている窓際のテーブルが空いています。急ぎ中に入り、冷蔵庫を確認。
フフフッ、作り立てのティラミスがケースごと、鎮座している。
メニューを見ると、トレンティーノ・アルタ・ディーゼのスプマンテがおススメとのこと。迷うまでもなく『フェラーリのスプマンテとティラミスをくらはい』とカワユイ女子にお願いし、待つこと数分。
フムフムフム。
ちょいとお高目のスプマンテだけあって、なんだかグラスもいつもと違う。
低い鼻を近づけると、グフッ、シャルドネの香り。調べてみると、おほっ、シャルドネ100%やねんな。
これはウンマイ。
次いでティラミスにフォークをグサッ。
うっひゃぁ~、99%、生クリームやないかい!
カカオの香りも爽快。
小さめのスポンジもリキュールが染み込んで、ううっ、ラッコを酔わせてくらはいな、アハッ。
それにしても、泡とティラミスは合う!
そしてご馳走様でした。
お鮨の〆はティラミス&グラッパで決まりなのだ、の巻
土曜日の夜です。
銀七の奈可久さんで、白鷹四合を聞こし召したラッコ。このまま素直に家路に着くわけが無い。
だってまだ〆て無いもんね。
ザギンのシースーの〆は、ティラミス&グラッパに決まってるやん。
銀五までノテノテ歩くとお気に入りの窓際の席が空いている。
グフッ、ラッキー!
冷蔵庫を覗くと、作りたてなのかな、まだスプーンの入っていない真っ新な焦茶色の娘さんが、シッポリと三つ指をついているやないかい。
グフッ、グフフッ、愛いやつよノォ、尾張屋、じゃなくて、ティラミス屋。
迷わず『ティラミスとグラッパね』と呟き、ものの数分でアムアムアム。
最後にヴェネトのグラッパを一息で流し込み、そしてご馳走さまでした。
追記:
グラッパは悪酔いしないから、〆には最高ですよ、是非お試しを、アハッ\(//∇//)\
銀座五丁目でひとり0次会なのだ、の巻
木曜日の夕方です。
今夜は荒木町の割烹でフォロワー女子とオヤジ呑みの予定。ところが予約が八時半なので、隙間時間がたっぷりポン。
銀座で時間をつぶそうとお伺いしたのがこちらのラ・ヴィオラさん。
路面を眺められる窓際の立ち飲みテーブルがラッコの定位置。
海鮮フリットとシャルドネでも呑んでよ、アハッ。
『海鮮フリット、お願いします』
『あのぉ〜、それが...』
『あっ、カラマリでも良いよぉ〜』
『それが季節柄、キノコになりますぅ〜』
『あっ、そう。良いよぉ〜、それで』
残念。昔は合った筈なんやけど、でもキノコも好きだから良いや。
『それとね、シャルドネをグラスで』
『マルケ州のもので宜しいですか?』
『うん、たっぷりね、アハッ』
大きめのグラスに注がれたマルケのレ・ブスケが届きます。作り手は定評のあるウマニ・ロンキ。
文庫本を片手に三十分のひとり0次会でした。
ティラミスやショートケーキを頂かなかった分、ちょっとはラッコも進化しているのかも?
そしてご馳走さまでした。
並木通りとジンジャエールなのだ、の巻
金曜日の昼下がりです。
夕方からの映画まで時間を持て余すラッコは、銀座一丁目から七丁目までつづら折りに散策します。
意外に多いのが、オリンピック関係者の面々。
トレーニングウェア姿のまま首からIDホルダーを下げて、スマホ片手に楽しそう。
私服に着替えていないのは、選手村を出るとき、見た目で都内探索がバレバレだからかな、アハッ。でもね、ちゃんとマスクもしてるし、オッケー、オッケー、そんなの問題なし。良い思い出を持ち帰ってくれればそれで良し。
頭皮から滲み出る汗をハンディタオルでふきふきしながらそろそろ水分補給が必要。
そこで気が付いたのが、銀座でシースーの帰りにしばしば立ち寄ってきたこちらのカフェ。
白ワインでもいただいちゃおっかな?
でも、ダメか、それは。
苦しいっすよね。
こちらのような形態でお酒を提供できないなんて。
でも大丈夫。
自家製ジンジャエールをご用意されている模様。
『ハァハァハァ、ハァーーーー、熱い、いやホントに厚い。ジンジャー、くらはいな』
小太りのワンコが舌を出しながら体温調節しているみたいかも。
『はい、お作りしますので、少々お待ちくださいませ』とお洒落な制服姿の女子。
黄金入りの液体を小粋なプラカップに注ぎ、炭酸を注ぎ入れると、ジュジュジュジュジュッワァーーーー!
エエ、音やねん。
ストローを突き刺し、並木通りをブラブラポン。
おっ、やべぇ!
強炭酸のせいか、ストローの穴から泡泡がアワアワと溢れ出てきた。
左手が濡れるけど、変な糖分が無いので、指はツルッツルのまま。
ウッフッハァーーー!
生き返った。
そしてご馳走様でした。
銀座SIXにでも避難しましょうかね。
苺ショートとグラッパで乾杯の巻
水曜日の夜です。
銀座です。
七丁目でお鮨を堪能した後の締めは、苺ショートとグラッパで決まり。
ホントはティラミス目当てでしたが、敢え無く売り切れ。プリンの他には苺ショートがひとつだけ残っておりました。
残り物には福がある。
信心深いラッコは、テーブル席から注文が入らない内に、まずは苺ショートを確保します。
グラッパの前に白ワインが飲みたいな。
生クリームと合うんですよぉ〜、これがまた、アハッ(^◇^)
冷蔵庫を覗くと、Banfi社だからトスカーナだけど葡萄はVermentino?
ううん?
Banfiはブルネッロやカベルネ・ソーヴィニヨンのSummusで定評ある造り手だけど、Vermentinoってサルディニアの品種じゃなかったっけ?
まぁいっか!
Banfi、好きだし。苗木を持ってきたんでしょ、きっと。
おおっ、金属的な舌触りとミネラル香が生クリームを因数分解。
美味い。
よっし!
〆はグラッパの一気飲みや。
どれどれ、アハッ、ブルネッロの搾りかすで醸造したもんを見つけちゃった。しかもリゼルバ。
うむむむっ。
黄金色の液体は美しい。ラッコの身も心も滅ぼしてしまいそう。
ものの十分で切り上げ、霧雨に煙る中、ノテノテと日比谷駅まで歩きます。
銀座、大好き。
そしてご馳走様でした。
ティラミ〜スは別腹の巻
水曜日の夜です。
三越前のお鮨屋さんのデザートは胡麻プリンでしたが、そんな小さな容器でラッコの欲望が収まるわけもありません。
それに日本酒も300mlに抑えたし、ここはやはり、ティラミ〜スとグラッパで今宵を締めなければ。
指定席の窓際はちょいワルイタリアンのオヤジ二人が占領中。やむなくその隣に陣を構えます。
まずはLanghe DOCのシャルドネで、ティラミ〜スを胃に流し込みます。
そして締めはグラッパ。
いつものElisi。
一息で飲み干し、滞在わずか十分で日比谷に向けてノテノテ歩き始めます。
ソニービルを壊した広場に面白い猫型のオブジェを発見。イーペルの猫祭りに出てきそうじゃん、なんてね。
でもラッコは猫も好きだけど、ワンコがもっと好き。
そしてご馳走さまでした。
日曜日の夜はグラッパで締めましょうの巻
日曜日の夜の銀座です。
鮨 あらいさんを後にし、一人でこちらに立ち寄ります。
だってザギンでシースーとくれば、ティラミスとグラッパで締めるしかないでしょ(^◇^)
うん。やはり日曜日。
いつものスタンディングスペースにはどなたもいらっしゃいません。
ラッキー。
弾むように中に入り、いつものポジションに着いたものの、アレェ、ティラミスが無い。苺ショートも無い。モンブランも無い・・・
あるのはビターなプリンが一つ。
良いや。
プリンとシャルドネで乾杯。
締めはもちろんグラッパ。
ふうっ〜。大満足。
そしてご馳走さまでした。
泡盛の後はグラッパの巻
金曜日の夜です。
銀座シックスの裏手で沖縄料理を堪能。ノテノテと日比谷駅に向かいます、年の瀬を迎えて一層華やぐ日本の中心から、このまま家路につくのは難しいところ。
足が勝手にこちらのお店に向いてしまいました。
外から中を伺うと、よしよしよし、ラッコの指定席、窓際のスタンドテーブルが空いておりました。迷わずドアを開け、冷蔵庫を覗きます。
ウフフ。
ティラミスが鎮座。
よっしゃあ、泡盛後のデザートや。
ピエモンテのシャルドネと合わせます。
フゥッ〜!
深くて長い吐息。
うんまいよぉ〜!
後ろのスタンドから、バターとガーリックの焦げた香りがラッコを包み込みます。思わず左肩からチラ見すると、まさかのレゼスカルゴ?
お一人様の若い女子と目が合います。
『よろしければ、ご一緒にどうぞぉ』なんて、悪戯っぽく細い首を傾げます。
ああっ、文字ではなんでも書けるけど、実は度胸のない小デブ。
『あっ、いえいえ、失礼しました。どうぞ、いただいてください』なんて丁重に断りますが、心の中では『ヘタレやなぁ。若い頃を思いだせよっ!』と浮気者ラッコが呟きます。隣で『ダメよぉ〜! 大人しく帰ろうね』と天使のラッコが囁きます。
はあ〜っ。
何も考えないように、ひたすら無心にティラミスを口に運びます。
軽く会釈をして、女子が先にお帰りになります。
う〜ん。
こんな時はグラッパ!
軽く一息で飲み干し、待つ者の居ない家路に着きます。
そしてご馳走さまでした。
ショートケーキにはグラッパ
水曜日の夜です。
銀座でお寿司のあとのデザートは、こちらの甘いものとグラッパ。小デブの定番です。
今夜はティラミスが有りません。その代わりにイチゴショートが鎮座しております。
五十過ぎのオッさんが、こんな時間にケーキかよ、と多くの方がお思いでしょうが、な〜に、最後をグラッパで締めくくれば怖いものなし。
こちらのイチゴショート、生クリームが美味い。
良質な乳脂肪と、エッジが立っているのに柔らかな甘味。材料が逸品ものなんでしょうね。イチゴも、多分、ハシリのとちおとめ。
美味い。美味すぎる。
ダブルエスプレッソと生クリームを口の中でクチュクチュ。もうたまんネェ
締めはエリージのグラッパを、くいっ、とひと飲み。
43度のアルコールが喉をしたたり落ちます。そして胃の中で発火。
これでお鮨の生魚の消毒が完了。
さあっ、帰って寝よ(^◇^)
そしてご馳走さまでした。
Per Salire Tre Volte! 三度昇天する
月曜日の夜です。
三原橋のたもとのお寿司屋さんを出て、日比谷駅を目指してノテノテ歩きます。
なんだかパラパラ降り始めそうなので、寄り道はしないよん、なんて出来もしないことを呟きますが、並木通りに差し掛かったところで、足が勝手に左折します。
やはりグラッパで締めないと帰れないでしょ。
おまけにティラミスも食べちゃおうかな。
そういえば、カミさんがよく作ってくれたなぁ。得意だったもんなぁ。美味しかったなぁ・・・
小デブのつぶらな瞳が濡れてくる。
いいんだ、今日は。涙が枯れるまで泣いてやる。
窓際の指定席も小デブを待ちわびておりました。
シチリアの好きな作り手の白とティラミスを頼み、締めはブルネッロのグラッパをひと飲み。
うおーッ!
眼からは涙が。喉からは炎が。
あーッ、もう堪らん。
そしてご馳走さまでした。
鮨のシメはグラッパ
銀座です。
鮨屋で気持ちよくなった余勢をかい、いつもの三笠会館へ。甘いものが食べたい。
テォラミスかイチゴショートかモンブラン。
しかしまさかのエスプレッソプリンがショーケースに鎮座しています。
うん。決めた。こいつにしよう。友は・・・と冷蔵庫を覗くとイナマのソアヴェクラシコが冷え冷えに汗をかいています。
単一畑物では有りませんが、贅沢は言いません。だって真面目な造り手やもん。
締めはいつものグラッパを一息で呑み干し、肩を濡らしながら日比谷駅まで歩きます。地下道は使いません。なんだか雨に濡れたい気分。
ここは柳ジョージの、雨に泣いている、でしょ。
そしてご馳走さまでした。
ダブルエスプレッソとグラッパ
木曜日の夜です。
銀座です。
七丁目の小料理屋を後にし、日比谷駅に向かいますが、まだ何かが足りません。
うん。そうだ。グラッパ。
三笠会館のこちらに立ち寄ります。
いつもの定位置を確保。件の女子はお休みのようですね。ポマードでソフトモヒカンを固めたイケメン男子が、ザビエルハゲの小デブを暖かく迎えてくれます。
ダブルエスプレッソに砂糖を二杯。かき回さずに一息で飲み干し、次はグラッパ。
ベルタ社をお願いしようとすると先のイケメン男子が『ヴェネトのカベルネソーヴィニョン100%のグラッパが入荷しました。たまにはこちらで如何でしょうか?』と促します。
可愛い女子にも弱いが、イケメン男子も好きな小デブは『じゃあそいつを!』と即決します。接客がスマートだと考える暇など有りません。
初めてのポーリ社。百年以上の歴史を誇る老舗なんですね。恐らくボルドーの蔵から購入した搾りかすかと思いますが、家でゆっくり調べよう。
グラッパも一息で飲み干し、滞在時間は僅か十分弱。
明日も仕事なので家路を急ぎます。
そしてご馳走さまでした。
グラッパとティラミス
水曜日の夜です。
週のなか日から銀座で鮨をつまんでしまいました。特に村上の鄙願で大火傷。一合1,800円は、銘酒とはいえ、やはり銀座値段でした。
分かっていて過ちを繰り返すのは一つの快感。ドMの本領発揮です。
それでもまだ誰も居ない部屋に帰る寂しさは溶けません。
そうだ。三笠会館の女子の笑顔に癒されよう。
地下鉄の駅には回り道ですが、いつものラ・ヴィオラを目指します。
窓際の指定席、といっても立ち席ですが、運良く空いておりましてた。
馴染みの女子も笑顔で迎えてくれます。
三年前はただただ初々しかった新卒娘さんが、銀座の妖しい魅力に磨かれ、蠱惑的な美女に変身。
今ではザビエルハゲの小デブを、手のひらの上で軽く転がすまでに成長しました。こんな娘に『お父さん』なんて呼ばれたかったなぁ。
誤解しないでくださいね。『パパァ』では有りませんから。そんな甲斐性は持ち合わせておりません(笑)
まずはキャンティクラシコの得意な作り手、フェルシナのシャルドネ、i.sistri で喉を湿らします。
合わせるのはティラミス・・・
『白にティラミスってなんか変かなぁ?』と娘に訊くと『いえいえ、宜しいかと思いますよ』と優しい笑顔。
ああっ、小デブの老後の世話をしてくんないかなぁ、なんて禁断の欲望が芽生えます。
『その後は、いつものグラッパで宜しいでしょうか?』と娘。
『うんうん』と頷く小デブ。
ああっ、小さな幸せ。
家に帰る勇気がようやく芽生えました。
そしてご馳走様でした。
スプマンテとイチゴショート
水曜日の夜です。
銀座でお鮨の後は、此方でデザート、締めのグラッパがパターン化しています。
今夜も三原橋から数寄屋橋方面に歩き、左折。
窓際のスペースが空いていました。
此処から外を歩く人を眺めるのが小デブの趣味の一つ。
雨で濡れた路面に妖しい光が反射します。
つまみは不要。
というか、イチゴショートがつまみの代わりです。
フェラーリにしようかなぁ、と顔馴染みのおねい様に目を合わせると『今夜はプロセッコなど如何でしょうか?』
上目遣いに見つめられるだけで血圧が上がります。
『うーん。そうですねぇ』と気を引く小デブ。
『ヴァルドッビアーデネのDOCGをご用意できますが・・・』と小柄なカメリエーラ。
『えっ、ホント。じゃあそれをお願いします。イチゴショートもね!』と、無理やり右頬にエクボを寄せながら、オヤジが精一杯可愛く呟きます。
プロセッコはヴェネト州の普段飲みスパークリングですが、ヴァルドッビアーデネはその一地域。
あと、コネリアーノだったかな、その二つの地域がDOCGで守られています。
シャンパンも良いけど、ヴェネトやピエモンテの泡モノも、互角かそれ以上。
クリームの甘味とイチゴの酸味をプロセッコが包みます。
あーあっ、幸せかも。
『理絵にゃーん』と、小デブを一人下界に残して、勝手に帰天した妻を呼びます。
『週末は恐山に行くから、イタコの婆様に呼び出してもらうかんね』と言葉を紡ぎます。
締めはグラッパ。
カメちゃんに『サッシカイア・・・』と呟こうとしたら、アーモンド型のような黒眼(綾瀬はるかさんがそうです)で視線を合わせ『エリーゼが御座います』と、小さめのアヒル口で囁きます。
老舗のベルタ社。バルベーラとネッビオーロとカベルネの三位一体。
一息で飲み干し、胃が歓声をあげる間も無くお店を飛び出します。
小デブの涙眼は誰にも見せたくない。
涙で歪んだネオンを見上げながら、傘もささずに数寄屋橋交差点をゆっくりと渡ります。
ああっ、このままどこかで号泣したい。
ご馳走様でした。
銀座鮨の締めは此方
土曜日の夜です。
日本酒を四合飲んだ後は、やはりグラッパでしょう。
でもグラッパの前にはティラミスが必要。ティラミスとくればスプマンテ。
丸ノ内線に向かう途中、三笠会館の一階を覗きます。
窓際のテーブルが空いていました。迷うことなく入ります。
顔見知りの娘さんが笑顔で導いてくれます。
ティラミスは売り切れ。
残念です。
代わりにレモンケーキとValdobbiadeneのProseccoを頼みます。
ヴェネチアが州都のヴェネト州産の手軽な泡ものです。
甘いケーキと酸味の効いた泡。
締めはBertaのグラッパ。
バチカン御用達です。パパ様も愛飲されているのかな?
ご馳走様でした。
スプマンテと苺ショート!アリでしょ!
金曜日の夜です。
鮨屋の帰り道です。
見れば窓際のスタンディングスペースに空きが。小デブの安息の場なので、迷わず重い扉を開けます。
本当はティラミス狙いですが、生憎の売り切れ。横の苺ショートが『お願いなの。私を食べて!』と真っ赤なツヤツヤの唇で囁きます。
酔っぱらいの小デブの財布は紐が緩い。
フェラーリのブリュットと合わせ、苺のオネエちゃんまで酔わせようと試みます。
うん。
オネエちゃんの酸味と泡ものは合う。生クリームのほのかな甘味が、小デブの妄想に拍車を掛けます。
『いかがでしょうか?』
顔馴染みのオネエ様が満面の笑みで問いかけます。唇のグロスがキラキラやぁ〜
思わずハグしたくなる夜の衝動を抑え、渋く決めたがる小デブはグラッパをオーダーします。
サッシカイアは無かったので、ブルネッロにします。元は同じサンジョベーゼグロッソだったかな、なので、まあっ良いか。
ショットを一口で飲み干し、鼻から抜けるアルコールのキックバックに悶絶しながらお会計を済ませます。
銀座の夜は心地良い。
心のササクレが解け、丸顔の小デブの心も丸くなりました。
ご馳走さまでした。
驟雨
◆16年12月
勘六さんで夜の蝶の接客テクを見学したのち、口直しにティラミスでもと思い、なじみのこちらにお伺いします。
レビューを上げるのはしばらく間が空きましたが、ほぼ月一~二回で、最後の締めにスイーツとぐらっぱ、白ワインで喉を潤しています。
しかし、残念。
デザートはエスプレッソプリンしか残っていません。
冷倉庫を覗き込んでいる小デブに、いつもの天使が現れました。
最初の頃は真面目な新卒女子という印象でしたが、どんどん綺麗になっていきます。銀座の水がそうさせるんですね。
『今夜は特別なシャンパンをご用意しておりますが、いかがでしょうか』とニッコリされれば断るわけもありません。
小デブは他人に厳しく自分に甘いイキモノです。勘六で夜の蝶に刺され、悶絶死寸前の爺さんと変わんねぇーなぁ、と反省します。
グラスで2000円。エドシックのモノポールの復刻ラベル版のようでした。
癒されました。
銀座は楽しい。
そしてご馳走様でした。
◆16年2月
土曜日の夜です。鮨屋からの流れです。
数年前にDancyuで特集されていた唐揚げ目当てに初訪問して以来、銀座で飲んだ後の口直しにしばしば立ち寄ります。
入って左手の奥は椅子席ですが、私は右側のスタンディングスペースで、並木通りを行き交う人を眺めながら、好きなイタリアンワインやグラッパを嗜むのが好きです。今夜は小雨も降ってきたし、ワンテーブルしかない窓際が空いていたので、迷わず立ち寄りました。
シチリアのシャルドネにしようかと考えていると、馴染みの女性がやってきて『今日はポメリーのグランクリュがお勧めです』と見つめられると、何の迷いもなくシャンパンに浮気していしまいます。
自分でも変な組み合わせだよなと自問しながらも、ティラミスも頼みます。
ぼーっと通りを見やります。向かいにBMWの5シリーズが停まりました。雨に濡れた路面にネオンの照明が柔らかに反射し、しばし見とれます。今までお店で写真を撮るのは避けていたのですが、まぁいいか、と初めて撮影しました。
ダブルエスプレッソを一気に飲み干し、地下鉄駅に向かいます。
店名 |
Italian Bar LA VIOLA(Italian Bar LA VIOLA)
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類型 | 餐吧、義大利料理、咖啡店 |
預約・查詢 |
050-3155-3289 |
可供預訂 |
可以預訂
予約時間を15分過ぎてもご連絡がない場合、キャンセル扱いとさせていただきます。 |
地址 |
東京都中央区銀座5-5-17 三笠会館本店 1F |
交通方式 |
從東京Metro地鐵“銀座站”B5出口徒步2分鐘從JR“有樂町站”銀座口徒步6分鐘 距离銀座 62 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥4,000~¥4,999¥1,000~¥1,999
|
付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用電子錢 (Suica等交通系電子貨幣、樂天Edy、nanaco、WAON、QUICPay) 可使用二维码支付 (PayPay、d付款、au PAY) |
服務費收費 |
チャージ料なし |
座位數 |
15 Seats ( 桌子10席&站席3席) |
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最大宴席可容納人數 | 30人(座位)、40人(站立) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可容納20~50人 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 建築物6F有吸煙區 (11:30~21:00) |
停車場 |
不可能 西銀座停車場,有打折券 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,有沙發座位,可以站著喝酒,提供免費無線網路連接,接待輪椅客人 |
酒水 |
有葡萄酒,有雞尾酒飲料,對葡萄酒講究 |
---|
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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服務 |
可提供兩個半小時以上的聚會,可提供慶祝・驚喜的服務,有品酒師,提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童 |
網站 |
http://www.mikasakaikan.co.jp/restaurant/italian/laviola/index |
日曜日の夜です。
銀座です。
三丁目のフレンチで凡そ二時間のディナーを楽しんだ後、ひとり五丁目に移動するラッコ。
だってさ、余韻を楽しみたいもんね。
お願いしたのは前回と同じく、フェラーリのマキシマ。
ティラミスを追加するかプリンをいただくかギリギリまで迷いますが、微かに残った理性に従い、スプマンテのみでガマンガマン。
こちらの窓際のスタンディングスペースがお気に入りのラッコ。並木通りをイソキソと歩く夜の蝶々とそのお尻を追いかけるお大尽さまを見つめながら、やはり銀座はええなぁ、とひと息ついたラッコ。
さあってと、日比谷まで歩いて千代田線に乗り込みますかね。
そしてご馳走さまでした。