ワイン好きな常連向け、大人しいタイプのビストロ : Vivienne

緊急事態宣言中は一定期間ランチをしたものの、休業。
クチコミ132件。緊急事態宣言中や以前提供していたリーズナブルなランチのクチコミ(64件)が多い印象です。

【評価が低い理由】
味は美味しいですが、値段とのバランスが悪い。
緊急事態宣言は休業してましたが、パワーアップの期間として力を温存・高めてるようにも思えず。

お客さん目線ではなく、守りのような味と対応。
PayPayキャンペーンでお伺いし、20%還元だったので良かったですが、正規の料理だと味、素材のクオリティで割高に思えたり。
料理の案内など、少し良い気分ではなかったです。

【メモ】
銀座界隈の会社員や常連客が多く、アットホームな雰囲気。サービス料とコペルト料が加算されますが、背もたれがガタガタしてたり、カトラリーの取替えがないなど、サービス面が少し足りません。
また、どのお料理も、大人しい味つけで、印象に残りませんでした。

例えばシャルキュトリー盛合せなら、デパ地下等に出店している｢オギノ｣のように、臭みがないように調理し、万人受けできるような味付け。

どのお料理もそうですが、元々クラッシックなレストランの料理長ですから、客層などに配慮したのかもしれませんね。ごちそうさまでした。

以下、備忘録して記載。
【ビストロのジャンル】
尊敬するマイレビ大先輩が数々いますが、レストランとビストロのフランス料理店に何店舗か伺ったので、ちょっとジャンル分けしてみました。
あくまで私の勝手な想像です。

ビストロは大きく分けて7パターンある気がします。賛否両論があるかもしれませんが、ご理解ください。
｢ヴィヴィエンヌ｣はどこに入るのかﾑﾑﾑ(´⌒｀）
私は、美味しければ何でもいいのですが、頑張ってるお店、③、④が好みだな。

①ボリューム満点タイプ
｢アンファス｣や出身店｢オ デリス ド ドディーヌ｣のように、ボリューム満点でインパクト大。現地に近いクラッシックタイプで、バター、生クリームを使い濃厚な味付け。分かりやすい、ボリュームのある映え料理が多いことから、若者やフレンチ入門者も好む傾向がある。

②モダンビストロ風タイプ
｢Neki｣のように、発酵系、分子ガストロノミー等を取り入れつつ、お皿と美しい盛り付けを意識したタイプ。素材の味を活かすモダンフレンチとは言えず、味よりも美しさを重視してる料理が多いため、若者やフレンチ入門者も多め。

③セカンドライン又は雰囲気はビストロ＆味はレストランタイプ
オマージュの｢NOURA｣、レフェルヴェソンスの「ビストロネモ」のように、レストランで使う食材や調理場を共有。ロスがないように配慮し、リーズナブル価格。
また、｢ビストロスマイユ｣のように、系列店ではなくても、出身レストランのスタイルを大切にしつつ、店はカジュアルだけど、リーズナブルな価格で提供しているタイプ。

④地方に特化、特定層獲得タイプ
｢コムアラメゾン｣、｢サンジャンピエドポー｣、｢やおら料理店｣のように地方料理に特化又は、フレンチ好きや飲食業者等の特定層から熱い支持があるお店。
シェフのこだわりと技術が高く、料理も本格派。
一方、若者やフレンチ入門者は、決めの一手(映え、メディア、予約困難等)がないため、後回しになりがちになるタイプ。

⑤ワインを楽しむタイプ
店名は挙げませんが、ワインありき(ワインが異様に高くてアンマッチ)のタイプ。レストラン時代の経験が残ってるからか、一流のワインを揃えるも、料理はビストロ、ブラッスリー的なクオリティ。

⑥ジャンル不明タイプ
カプレーゼ、パスタ、タパス、アヒージョ等を提供する多国籍タイプ。ランチにパスタを出す傾向にあり、チェーン店やダイニングレストランに多め。

⑦その他かな？