店名 |
Sobadokoro Yoshida
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類型 | 蕎麥麵 |
預約・查詢 |
03-6264-5215 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都中央区銀座6-4-12 KNビル 2F |
交通方式 |
東京メトロ 日比谷線 銀座駅 4分 距离銀座 286 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (Diners、JCB、AMEX) 无使用電子錢 |
座位數 |
62 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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開店日 |
2016.2.12 |
備註 |
「コロッケそば」発祥のお店 |
そば探訪
銀座6丁目
老舗の名品編
綺羅びやかな街
夜の顔をもつ銀座
その傍らで営む店鋪
1885年明治18年
銀座にて創業したそば屋
華やかな街で歴史を歩む店
肩肘張らない町そば屋であり
夜はアテの料理とお酒で楽しむ
老舗そば屋とは異なる身近な存在
銀座西6丁目交差点近くビル2階
目立つ看板もなく常連が通う店
仕事上りの方々が飲みに集う
銀座や新橋から流れてくる
多様な方も年齢層も高く
銀座の風格まで感じる
2016年に現在の地
銀座7丁目から移転した
4代目が蕎麦を担っている
静岡県島田市に製粉所を置き
石臼一回転挽きで風味を活かし
店舗ビルの地下で製麺されている
名物はコロッケそばは長く愛される
その生まれは創業より前なのだという
日本橋浜町にあった本店で生まれた名品
明治のハイカラブームからきたコロッケ
現代のコロッケとはかけ離れた物だが
著名人に愛され150年近く続く品
発売から変わらないコロッケそば
コロッケは鶏の真如揚げに近い
衣はなくて大きく揚げられる
2度挽きの鶏肉を更に叩き
大和芋に卵に粉を混ぜて
丸くして低温で揚げる
名物は他にも多くあり
鴨南蛮や小柱あられそば
牡蠣そばも冬は人気という
特に寒い季節は鍋料理が人気
鴨鍋や牡蠣鍋や鴨豆腐等品揃え
鍋をつつき蕎麦で締めるのも良い
更には裏名物の揚げそば餡かけも
この巣ごもりはツマミにもなる
コロッケに隠れた名品である
先ずは玉子焼きで1杯頂く
名物であり外せない逸品
ふんわり焼かれて登場
フワッとして解ける
口にだしが広がる
甘くない味わい
卵3個を使って
ふっくら焼上げる
出汁の効くだし巻き
アテとお酒を楽しんで
更にそば焼酎のそば湯割
熱々の1杯で芯から温まる
締めはやっぱりコロッケそば
白葱が囲んで鎮座するコロッケ
4つに切られて柚子がのせられる
揚げ物だがツユに油が浮いていない
口に含むととホロッと崩れる柔らかさ
フワッと軽い食感に鶏の旨味が染み出る
スッキリとした醤油の風味が強めのツユ
細めに切られた蕎麦はスルッと軽やか
食べ易く深い味わいを与えてくれる
そこにコロッケではない裏切りが
真如揚げのようで食べ応え抜群
変わり種だが揚げ物の正統派
明治のハイカラブームにのり
そば屋で取り入れたのだろうか
今では正統派に感じる名品である
一時はコロッケは邪道と揶揄される
しかし頑なに変わらず続けられてきた
明治から大正昭和平成令和と繋がる伝統
置屋が並ぶ街も様変わり戦後の混乱を越え
銀座の街の移り変わりと共に歩んできた老舗
今では夜の街に繰り出す大人も待合室でもある
ゆっくりとツマミで呑みながら待ち合わせで利用
更には出陣前の男性も同伴にて前哨戦としての利用
夜の銀座らしい顔をもつ老舗そば屋の空気が楽しめる