店名 |
GINZA JOTAKI(GINZA JOTAKI)
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類型 | 中國菜、四川料理 |
預約・查詢 |
050-5869-4846 |
可供預訂 |
僅限預約 |
地址 |
東京都中央区銀座7-5-15 AG1ビル 3F |
交通方式 |
東京Metro銀座線、丸之內線、日比穀線銀座站... B9、B6出口步行5分鐘 距离銀座 365 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥50,000~¥59,999 ¥40,000~¥49,999 |
預算(評價匯總) |
¥40,000~¥49,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
10 Seats ( 吧臺10席) |
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最大宴席可容納人數 | 10人(座位) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間 |
此時建議 |
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網站 | |
電話號碼 |
03-3569-0780 |
備註 |
2022年2月1日搬遷開業 |
パパの誕生日ディナーでお邪魔したのは銀座の言わずと知れた高級中華、銀座上瀧。
移転されてからは初めての訪問です。
場所はきた福の斜め向かいあたり、鮨すがやと同じビルです。
そう言えばすがやも移転されたようで胡蝶蘭がたくさん置いてありました。
扉を開けるとカウンター8席だったかな?があり、前と作りはほぼ一緒です。
今回は5万円のコースにて、
佐賀県産竹崎蟹の前菜〜オシェトラキャビア~
長崎県産24ヶ月肥育島骨鶏の頂湯蒸しスープ~薬膳仕立て~
気仙沼産海虎鮫のフカヒレ姿煮込み~上海スタイル~
気仙沼産吉切鮫のフカヒレ姿ステーキ~クラシックスタイル~
活き締め天然桜鯛とクラゲのネギソース和え~広東スタイル~
三陸産天然鮑の塩釜焼き~上湯肝ソース~
ブルターニュ産オマールブルーの春巻き~チリソース~
特選神戸牛と春筍の青椒肉絲~季節限定~
北海道産天然釣りキンキの蒸し物~香港スタイル~
銀座上瀧特製北京ダック~宮廷スタイル~
本場四川式 陳麻婆豆腐~魚沼産コシヒカリ~
国産胡椒を使った坦々麺~自家製辣油~
自家製杏仁豆腐ココナッツミルクがけ~エスプーマ仕立て~
中国茶
という構成。
まずは前菜のキャビアから。
豪華で映ますが、蟹、キャビアにまとまりがなく出だしから不調。
パサついた印象すら受けました。
ところで当店は超高級店ということもあってか烏龍茶が鬼高い。
1650円から3300円まで、ちょっと贅沢ランチすら出来る値段設定ですが、最近の高級中華とはそんなものなのでしょう。
次、スープですが素材そのものをぎゅぎゅっと凝縮したもので味付け自体は薄め。というよりもう素材だけで完成されているのかもしれません。
薬膳の胃腸に良さげな香りが巧妙でグッときます。
続いてフカヒレゾーン。
煮込みですが解してあるのでフカヒレ食べてる!というよりはフカヒレ入の煮込みを食べているという感覚。
これはこれで美味しいですがドカンと歯ごたえのある王道を食べたかったのは本音。
尤も、上海スタイルはこれだからと言われたら頷くしかないのですが。
セカンドはステーキ。
こちらは上湯の極上版とか言ってたかな?な庵で、とてもお上品かつ優しさ溢れる味。
素材を潰さないように、そして生きるように丁寧に作られたのを感じます。
桜鯛のネギソース和え。
これは、今は無き愛するタカセでよく食べていました。
ザクザクとした食感と魚のぐにゅっとした食感、野菜のシャキシャキ感が三位一体となって奏でる大好きな味。
もちろんこちらも美味しくて。
アワビの塩釜焼き肝ソース。
これがアウト。
塩釜にワカメと一緒に焼かれたアワビですが、火入れされすぎな件でとても固くいつか安いと思って思わず買ってしまった韓国産のアワビと同等のゴリゴリとした食感。
食感もBADなのですが、それ以上に味付けがセンスないを通り越してナイ。
塩釜にずっと浸かっていたせいか、ウルトラ塩っからくとてもじゃないけれど肝ソースと一緒に食べるだなんて狂気の沙汰。
一体なにを作りたかったのか私には理解に苦しむひと皿でした。
ちなみに肝ソースに万頭をつけて頂くスタイルですがあまりのわたしの驚きの言葉のなさに万頭もお残し。
気を取り直して春巻きですがこれはエビが凝縮していてプリンプリン。
贅沢春巻きですが、わたしは一般的なノーマルスタイルがすき。
青椒肉絲。
特選神戸牛らしいのですが、神戸牛ってそもそもとても脂が多いと存じています。
高級牛なことはたしかですが青椒肉絲には流石に重たい。
もっとピーマンとタケノコのシャキシャキとした軽快な食感を感じたいのですがどうも瑞々しい野菜と対極な食感の神戸牛はミスマッチに感じました。
キンキの蒸し物。
これは満場一致のin the rice。
トゥルトゥルなキンキは今日1番と言って良いでしょう。
仕入れ時、非常に大きく最高級につき値段もそれに連なっていたようで。
北京ダック。
中の上。
それよりも何よりも、ちょいちょいここぞと言う見せ場てきな瞬間で、パッとスイッチを入れて客席に中華鍋をふるうシェフを見せる、いや魅せるのですが、わたしにはギャグにしか思えず。笑
そして最後まで魅せるのかと思いきや20秒やそこらでパッとまたスイッチが入りモヤで見えなくなるというショーを見(魅)せられているよう。
パッと点いてパッと消える。笑
20枚目参照。
彼は一体何をしたいのだろう。
陳麻婆豆腐と書かれていたので今までの沈没も許容範囲になるのではと期待を込めて1口。
違いました。
わたしは生粋の陳麻婆豆腐大好きっ子で、食べログにはあまり登場していませんが実はリピでよくランチに食べに行くほど愛しています。
4000Chineseならびにこの間訪問したセンヨウ、愛する慶、マサズキッチンなどなどお気に入りのお店でよくオーダーするのですが、どこかコクがないせいか輪郭がぼんやりとしていて片栗粉のとろみがわたしには重たく。
期待していただけにかなり残念。
続いて坦々麺ですが、声高らかに無添加です!と宣言されましたが、私から言わせたらこの金額で無添加じゃなかったらやばいだろと。
無添加は伝わりましたがそこには深みはなくスープが見た目の割に単調でうーんと首を傾げます。
麺は確かにあっさりとしていて最後のフィニッシュにはとても食べやすいかなと。
最後はエスプーマの杏仁豆腐。
別にエスプーマでなく普通でいいのですが、ここは超高級店ということでそういう演出も必要なのでしょう。
以上を食べて2人で14万。
わお。
わたしには高級食材を手荒く使用しているだけに感じ、その食材を使ってどういう作品にしたいのかがまだ定まっていないように感じました。
全身ブランド品を身につけても知性や理性が全くないと人としてアウトなのと一緒で、やはり料理も高級食材を乱暴に使いまくったオンパレードなコースはこちらも食べていて疲れるというかアウト。
何年か前に訪問した際はそれでももっと感動をおぼえるような料理だっただけに、料理の裏の儲けがチラつくのがなんとも悲しく、まあそうなるよね、、と自分の中でうまく消化した日でした。
ご馳走様でした。