Tenshouan
(天祥庵)- 最近的車站：
- 類別：
- 預算：
-
- 定期休息日：
- 星期六、星期天、假期
餐廳資訊
細節
| 店名 |
Tenshouan（Tenshouan）
|
|---|---|
| 類型 | 蕎麥麵、日式小酒館、日本酒 |
| 預約・查詢 |
03-3593-1555 |
| 可供預訂 |
可以預訂 |
| 地址 |
東京都港区新橋2-11-4 いずみビル 1F |
| 交通方式 |
「新橋」駅徒歩３分。 距离新橋 262 米 |
| 營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化，因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
| 預算（評價匯總） |
￥6,000～￥7,999￥1,000～￥1,999
|
| 付款方式 |
可使用卡 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） |
座位、設備
| 座位數 |
18 Seats |
|---|---|
| 個人包廂 |
不可能 |
| 禁煙・吸煙 |
− |
| 停車場 |
不可能 |
選單
| 酒水 |
有日本清酒,對日本酒講究 |
|---|
特點 - 相關信息
| 此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
|---|---|
| 網站 |
<H26.5.8 新橋>
これが新台入荷というやつであろうか。New新橋ビル対面のパチンコ屋に真っ昼間っから、えらく長い行列が出来ていた。
赤煉瓦通りを越えて、一方通行の小路を順行すると、蕎麦屋がパラレルに並んでいたので、その手前のほうの戸を引いてみることにした。
少々思い引き戸だった
「手打ちそば 天祥庵」
店頭に掲げられた品書きを見ると、若干高価な設定か。
天麩羅を積極的に見せているようである。いつものように丼付きのセットものはないかと探してみたが、ぱっと見分からず。そこで二色、三色、田舎、暫し迷ったが、どれも値段が値段なので冒険心が殺がれ、ふつうのものを大盛り、とやった。
ほどなくして、漆黒の塗りの盆で、薬味とつゆが差し出された。蕎麦屋の卓には、やはり黒や朱がよく似合う。私の向いの四人掛けの卓には、ガタイの良いサラリーマン四人組。右手には、一人昼呑みをやっている御仁の姿があった
“せいろ大もり” @1,000也。
「おつゆと薬味、足りなくなったら言ってください!♪」
聴覚がそんな言葉をとらえ、それだけで既に安心感に包まれた。が、次に視覚がとらえたものは、その音感の刺激を軽く凌駕するものであった。
高級店だと思ったので、期待していなかった為だ。後でコンビニでパンでも買えば良いと覚悟していたくらいである。しかし供された、同じく黒塗りの蒸籠のハイトといったら……
「俺たち消防士が確実に消火できるビルの高さは七階までだ。なのに君たち設計屋は、何故高さを競い合う!」
不撓不屈の男、オハラハン隊長の声が聞こえたような気がした。
私に確実に消化できる蒸籠の高さは三段。黒塗りのグラス・タワーは、その限界の高さだった。蕎麦の表情は良く、見るからに頼もしかった。汁を、上野藪より多めに注いだ。これは、徳利に注がれた汁の量からも判断できることである。そして、通常とは明らかに異なる高さに箸の切っ先を合焦させて、その健康的な蕎麦の尾っぽ1/3ほどを猪口に落として、啜った。
けっこううまかった
(文章力ねぇ～、俺)
蒸籠の最上段を消化した。お姉さんが、それをそっと下げた。
蕎麦の量が十分だったので、久々に、薬味の大根おろしもやってみた。本山葵だけ、分量的に少々ささやかに過ぎる気もしたが、汁の量も薬味の量も、追加をお願いするほどのことはない。
蒸籠中段を片付けた。お姉さんがそれをそっと下げた。
最後の山葵を下段の蕎麦の頂点に添えて、汁をもう少し、注いだ。そしてゆっくりと、名残惜しむかのように下段の蒸籠をやっつけた。
蒸籠を下げるときにそっと置かれた伝票に目をやったら、なんと、こちらもあの本陣房グループのようである。花番の若いお姉さんも随分と気が付くし(こまめに蒸籠を下げにきて五月蝿く感じさせないところも、また凄い)、こういったお客の納得出来るところで、それも、価格的にも内容的にも少し上のところでの均質のサーヴィス、ということの品質管理が実現出来ているというところが何気なく凄いことだと、あらためて感心させられた次第である。
と同時に“ふつうの店”に対して、もうちょっと頑張れないのかな、という気持ちでもいっぱいになったが……