日本人だからこそ生み出せるイタリアン : IL GHIOTTONE

今日は高校時代の親友とランチです♪
親友が予約してくれたのは丸の内ににある「イル ギオットーネ」。
京都に本店があるイタリアンのお店で、私は完全にノーマークでした。
過去の口コミを見るとかなり評価がバラけていたので、期待と不安を胸にお伺いしました。

店内は和の要素を感じる、シンプルで洗練された雰囲気。
コロナの影響か分かりませんが、2人でも4人掛けのテーブルが用意されており、お互い斜めに向き合う形で座席が組まれていたので、非常にゆったりと過ごすことができました。

この日のランチはPranzoA 6000円のコースを。（税、サービス料込　7200円）
構成は以下の通りです。

・ワカサギの炭
・サーモンのミキュイ　色んなフルーツ　桂花陳酒のジュレ
・鰤　林檎　ミッレフォーリエ
・リングイネ　秋刀魚　赤軸水菜　すだち風味
・鶏ロートロのパン粉焼き　季節のお野菜
・デザート
・食後のお飲み物

最初の一品はワカサギの炭。
あらま～、ワカサギちゃんが真っ黒焦げ！（笑）
可哀想になるくらいの焦げ具合ですが、これが全然苦みがなく、身がフワっとしていて美味しいんです！！
しかも白味噌を使用したソースを付けると、塩味が完璧になり、口の中でとてつもない旨味が広がります。

そして一番気に入ったのがサーモンのミキュイ。
このねっとり、しっとりとした食感がたまらない。
非常に脂のノったサーモンに、付け合わせは秋のフルーツと金木犀のお酒を使用したジュレ。
この付け合わせのおかげで口の中が一気にリフレッシュされ、サーモン→フルーツ→サーモン→フルーツの行ったり来たりが非常に心地よかったです。
全てが計算されているお料理でした。

そしてメインの「鶏ロートロのパン粉焼き」。
衣がカリッと、でも鶏肉はビックリするくらいしっとりしていて、なめらかな食感でした。
鶏臭さもなく非常に美味しかったです。

京都出身のレストランとの事で、もう少し薄味なのかな？と思っていたのですが、素材の良さを活かしつつ、でも塩味はしっかりとしているので、味がぼやけることもなく非常に美味しかったです。
どれも繊細なお味で、日本人シェフだからこそ生み出せるイタリアンだな～という感じでした。

食通の友達もかなりツボだったようです。
写真で見るとポーションが少なそうに見えますが、お皿が大きいのでそう感じるだけですね。
実際は一皿一皿結構ボリュームがあり、最後はお腹パツパツでした。
この価格でこの品数とクオリティー・・・
今年行ったイタリアンでは一番好みでした。

以上、素敵なランチをありがとうございました！