丸の内で一服 : Kuroudo kuriya nenohi

数年前に仕事関係者と夜に一度お邪魔したことがある。
照明が落とされていてなかなか良い雰囲気だったのでお気に入りの店に。
その時は話に夢中で料理や店まで気が回っていなかったが
印象的な料理が出た記憶はある。
また行こうと思いながら、なぜか機会に恵まれないまま忘れていた。

ところが、その丸の内に仕事で昼に行くことになったのだ。
仕事の相手方を誘って寄ってみようと思っていたのだが
お相手さんは都合が悪くて一人飯を食べることになったのだが、
実は一人飯は大の苦手である。
でも、ぷらぷら歩きながら少し逡巡したものの、知らない店
ではないので意を決して入ることにした。

頼んだ料理は赤鶏の炭焼き膳。
食べログでは1,840円とあるが、払ったのは1,540円だった。
これが結構なボリュームでお腹はパンパンになる。

次に丸の内に来る機会があれば、また「ねのひ」だな。
そう思わせる理由は他に二つある。
入った時間がちょうど13時頃だったのだが、
お姉さんがテーブルに洒落た灰皿を置いたのだ。
「え？タバコ吸えるの？」
「はい、13時からは喫煙できます」
まさか、丸の内で昼食後にタバコを吸えるとはねぇ。
他にも数件知っているがどこも禁煙が常識ですよ。
きっとこのお店もオリンピックまでには禁煙でしょう。
でも、愛煙家としては昼食後のタバコは止められない。

二つ目の理由はここのお姉さんの客対応の良さ。
笑顔と愛想の良さは客をリピートさせるに充分だ。
「夜は全面喫煙できますよ」とにっこり笑う。
「じゃ、今度は夜も来るよ」とこちらもにっこり。
こういう好感度の高い女性スタッフがいる店はいいねぇ。

このお店のオーナーさんは由緒正しきところだと聞く。
スタッフにも料理にも大満足なランチだった。

因みにランチのコメントを書くなんて初めてかも。
今回のランチは書きたい気分にさせられた。