ハプスブルク家御用達店 : DEMEL

何度か日本橋のデメルには行っています。お取り寄せでザッハ・トルテも食べています。ケーキもチョコレートも美味しい。

大丸札幌のバレンタインの催事にデメルももちろん、出店していました。当然、美味しいと思っているので買いました。

ところが、ウチに帰って食べてみると、今までと何かが違う気がする。何だろう。

原因はカカオマスとカカオバターの配合が高くて、産地も単一の国外産のチョコレートばかり食べた後に、デメルの砂糖いっぱいでカカオ成分の薄いオール・メイド・イン・風月堂のチョコレートを食べたから。

実は日本産のチョコレートは基本的に砂糖の配合が一番高い物が多いんですよねえ。だって、アンコを食らう国の人間だから伝統的に砂糖の甘さがだーいすき。和三盆という砂糖の品質を極めたもの作るぐらい砂糖を世界で一番消費していた国なのだから、150年ほど前までは。

チョコレートの食べ比べなどをする時にデメルをヨーロッパ産の高級チョコレートより先に食べてはダメなのだと思いました。視覚と味覚が混乱してしまいます。

ウィーンのデメルはどんなボンボンなのかな。