ハードルの高いも～にん所 : Shokudou Biffe

こちらの朝メニゥ～は写真を見て下さい（提供時間：8時 ～ 10時30分）

満を持して送る今日の朝食シリーズ！
構想1年、制作に約1日を要した大作です。

何たってお上の入っているビルですからお気軽に電話で営業を聞いてみる事もはばかられるし、しかも朝食営業や内容に至っては事前情報が殆ど無いと来ると自然とハードルが上がるのですよ。

今回は独自の調査からお上の線では無く、食堂を運営しているのがメトロフーズである事を突き止め、こちらの線から調査を進めました。
それでも、初めて入るには入りづらい立地と外観です。
（写真1/2/3枚目）
入口を入る前からガードマンさんがこちらを注視してるのご見て取れます。

何か間違った？

俺、捕まる？

あ～、こっちに近づいて来るよ～(゜Д゜;)

恐る恐る朝食利用と告げると、あっさりとバッチを渡してくれ後ろに移動しながらエレベーターのボタンを押してくれました。
身のこなしが軽やかやね(@o@)
親切にもガードマンが「生き方」、もとい、「行き方は分かりますか？」と、とても親切で優しい対応に一安心。

ちなみに、「生き方は分かりますか？」への答えは
　　↓
「さっぱり、分かりません」である（笑）

話を元に戻しますが、
親切なガードマンさんに「大丈夫です」と告げ、第一の関門である6F の乗り継ぎ階を目指す。
その6Fに降り立つと、人っ子一人居ないガランとした無機質の空間広がっているが、いたる所に「関係者以外立ち入り禁止」の張り紙が踊っておる。（写真5枚目）
コレジャアドノコニモイケナイジャナイカ？
ここで、誰かと鉢合わせしたら職質食らって逮捕じゃね～のか？
恐る恐る右へと進み食堂に通じていると思われる怪談
イヤ、階段を上がる。
7Fも6Fと同様に閑散としたフロアー。
しかし、一番奥の細い通路の先に、到底食堂とは思えない入口を発見！
「ビュッフェ」。
逆行で「ｪ」の文字が見えづらい。
が、よく見るとそのドアの上の辺りに小さく「食堂」と書いてあるではないか！（写真7枚目）

ついにたどり着いたのである。
しっかし、ここまで来てすら入りづらい入口に、ようやく見つけた興奮と、我慢していた恐怖感に後押しされ食堂に入ると、仕込みに余念の無い店員さん達は俺と言う存在には気付きませんね(^_^;
その間食堂内を十分に観察し食品サンプルなんかを見回していると、有りました！
事前情報も一切無かった「朝セット」の案内が。
（写真9枚目）
この内容で350円とは、コスパの点でも中々ではないでしょうか？
オーダーも決まったので、意を決して厨房内のおやぢそんに「たのも～」した所ちょっとビックリた感じで「いらっしゃいませ」と。
多分ですが、この日も朝の食堂利用は俺一人でした。
一般の食堂ならいざ知らず、この特殊な建屋の中に潜んでいる食堂に来るとしたら、ここに勤めている人しかいないでしょうね。
それでも、朝から食堂を開けてくれ、朝食セットを用意し、しかも部外者である俺を迎え入れてくれる懐の深さに感謝しなきゃないよな。
で、おやぢさんからの「オムレツと目玉焼きのどちらにしますか？」の問いに「目玉焼きでお願いしますと。
厨房内が俄然活気立ち、俺の朝食セットのために三人掛かりで調理をスタート。
おやぢさんは、フライパンを熱し始め目玉焼きモードに入ったようです。
漬け物に大好きな納豆まで付いて来た俺の朝食セット。
（写真10/11枚目）
いいじやないですか、これが日本の朝食ですよね！
目玉焼きは黄身がちと固まってますが、あぢあぢなので醤油をちょちょ～んとかけるとご飯にめっさ合いますわ♪
漬け物で間合いを取りながら、最後は納豆で〆ました。
う～ん、手作り感満載の朝食セットは、食べた時の満足度も大きいですわ。
ここに来るまでには長い道のりでしたが、自分で色々調べ、入り難い入口を突破し、あるかどうかも分からなかった「朝食セット」も情報もゲットした達成感もあり、我ながら今回は良い仕事をしたと思います。
朝食レビュアーとしての面目躍如って所でしょ。
ご馳走様でした、又、来ます。