店名 |
Sobakiri kyoubashi yamamoto(Sobakiri kyoubashi yamamoto)
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類型 | 蕎麥麵 |
預約・查詢 |
03-3281-0009 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン B1F |
交通方式 |
距离京橋 72 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、JCB、AMEX、Diners) 可使用電子錢 可使用二维码支付 |
座位數 |
40 Seats ( テーブル40席) |
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個人包廂 |
不可能 半個室 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
平靜的空間 |
酒水 |
有日本清酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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關於兒童 |
接待兒童
子供用椅子あり |
開店日 |
2016.11.25 |
昼前に都心に出掛けたが思いのほか早く用事が済み、時刻はまだ11時。
ランチに予定していた店の開店にはまだ間があるので、急遽向かったのは京橋の交差点近くのこちらの蕎麦屋。
場所は6年前に誕生した「京橋エドグラン」という豪壮な複合施設の、地下の食堂街に入っている。
この蕎麦屋の歴史は古く、戦前から麻布に店を構えていたが昭和26年に京橋に移転。
京橋交差点の界隈は昔からのオフィス街で、戦後復興から高度成長期にかけてサラリーマンの飯処として繁盛したようだ。
徐々にビルの谷間になっても木造の渋い構えで営業を続け、私は入ったことは無かったが存在だけは覚えている。
この辺りの大規模な再開発に伴い一旦閉店したが「京橋エドグラン」が誕生の際に、元々の地権があったためその中で出店を果たしたようだ。
昼はランチ目的の客で混み合う一方で簡単な蕎麦屋酒も楽しめると言う情報もあり、繁忙時前ならゆっくり出来るのではとエスカレーターで地下に向かう。
入り口脇の良い場所を占めており、和モダンに小奇麗に纏まった構えで、内部は結構広く2~4人掛けのテーブルに40席ほどが配されている。
開店の11時を少し回った時刻ながら、既に3割くらいの客入りに驚く。
右手中ほどの2人掛けのテーブルに通された。
卓上に置かれたメニューには食事向きのものだけで、花番さんにちょっと吞みたい旨を伝えると心得たもので、すぐに酒類と'お昼の一品'の品書きを持って来てくれた。
まずはビール(一番搾り中瓶)をもらう。
肴類には簡潔ながら一通りのものが並んでおり、その中から「酒のつまみ三種盛り」を選択。
内容は「クリームチーズといぶりがっこ」「梅水晶」「湯葉とクラゲの和え物」。
ほとんど出来合いのものを合わせたり盛り付けただけだが、味のバランスがとれていて結構量もも有り、これで600円は安いと思う。
ビールは程なく空になり酒に「伯楽星」をグラスでもらう。
花番さんが目の前で一升瓶から溢れんばかりに注いでくれるが、7勺ほどの量で700円は良心的でさりげなくお冷が添えられるのもゆかしい。
優しい口当たりとくせの無い味わいが好ましく、周囲の食事客を横目に暫しの時間を過ごす。
蕎麦は基本の仕事を確認しようと「天ぷらせいろ」(1,550円)を注文。
タイミングよく一式が角盆で登場。
天ぷらは結構大ぶりなエビ1尾にイカ1切れ、野菜は南瓜・茄子・しし唐で、典型的な'蕎麦屋の天ぷら'。
エビもイカも上物とは言えないが旨味は有り、衣多めで多少油切れが悪く見えるがサクッとした食感は悪くない。
専用の天つゆや塩は付かずに、徳利から注ぐそばつゆで蕎麦と共に味わうが、それに見合うように仕上げられている。
蕎麦は旧来の機械打ちだが粉は吟味されているようで香りは有り、茹で上げも精妙のため食感も良好。
つゆはこれも江戸前蕎麦屋ならではの、やや濃い目ながら円やかな味わい。
蕎麦を天ぷらに絡ませるようにして食べ進めれば、味の相乗効果が生まれ両者の相性の良さを存分に楽しめた。
湯桶もタイミングよく出される。
中身は正統的な自然体のため気持ちよく伸び、すっきりと〆られた。
簡便ながらしっかりと蕎麦屋酒が楽しめた。
それぞれに突出したところは無いが、トータルでの満足感はまずまず。
勘定は3,500円ほどで、全般的に値段が抑えられているのは良心的。
花番の女性陣の手慣れた対応もゆかしく、こんな時間帯に飲んでいても浮くような気分に陥らなかったのは流石。
書き込みには以前の店の頃のものが残っており、昔は蕎麦についての評価は芳しくなかった。
そのため入店前は大して期待してはおらず印象が悪ければ捨て置くつもりだったが、予想以上の結果にレビューさせて頂いた。
場所や雰囲気は変われど、昼時でも一杯やれる江戸前の流儀が引き継がれている点を素直に評価したい。