店名 |
Tonkatsu Ikoma(Tonkatsu Ikoma)
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類型 | 炸豬排 |
預約・查詢 |
03-3661-3646 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都中央区日本橋小舟町8-11 |
交通方式 |
距离人形町 343 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 夜は全席喫煙可 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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人形町界隈を徘徊していた。
路地にとんかつ屋さんが見えて前まで歩いて行ったが、カツの苦手なぼくに出来るメンチやハンバーグをやっていないよう。さらに向こうにもとんかつ屋さんが見え、こうして“とんかつ”の幟をたどっていくのもヘンゼルとグレーテルみたいだなと思いつつ、てくてくと足を進めると、“ハンバーグかつ”というのがある。が、ハンバーグかつってなんだろう ?
思いつくのはハンバーグにパン粉をまぶして揚げたものか、ハンバーグととんかつがセットになっているものか、そのどちらかだろうが、やれるカツがまったく脂身のないヒレだけというぼくのこと、如何せんそこで警戒してしまい、さらに足を進めることにした。
が、まだ時間が早いということもあろうが適当なお店がなかなか見つからない。そこで先ほどのお店の“ハンバーグかつ”というのを食べグロ検索してみると、それは見た目上はメンチのようで、それならば安心と、そのお店までbackすることに
<R5.2.21>
「生駒」
二枚合わせの引き戸の入り口側だけ、ちょうど頭の恰好にダメイジ加工された暖簾を、ぼくもその永年に渡っての、お客さんたち皆の共同作業で作り上げられたダメイジ加工に協力させていただく為、敢えて頭を擦りつけてくぐったら、逆にこちらがよけいにハゲた ! こっちが逆ダメイジ加工されてしまったわ !
しかしアタック隊として不退転の決意で、抜け落ちた毛を踏みつけてさらに前進あるのみ !
時刻がまだ11時半に達していない中、カウンターにはすでに2組都合3名の客が付いており、ぼくはちょっと迷ってそのL字形の入り口側、短辺のほうに体をねじ込んで腰を据え、夥しいキャベツ千切りの牙城に守られた揚げ場の男性に、決めていたハンバーグかつとやらを注文。
ほっと一息ついて、これ未だお客さんがいないからいいけど、カウンターがいっぱいになったら相当におしくらまんじゅう、且つ脱出不能になるだろうから、急いで食べちゃわないといけないな、と、コンセントレーションを高めつつ揚げあがりを待つぼく
“ハンバーグかつ定食” @1,000円。
ハンバーグかつとの生まれて初めての対面に、ちょっと緊張しつつ割った箸はバンブー丸断面の、割り箸にしては少々全長の長いもので、この迫力のある“かつ”に立ち向かう為には、これが必要だったのであろう。
キャベツ千切りには、あの白くてトロっとした形態のフレンチドレッシングをまわし、そして“かつ”にはとんかつソースをたっぷりとまわし、満を持し、バンブーの反発力を利用してそのたくましい肉塊に箸を入れれば ! 見た目99%メンチかつに見えたそれは、ぼくの口の中で、99.9%メンチかつに !
(意味分かんね~)
“とん汁”ぢゃないことがぼくにとっては嬉しい、塩分控えめ“ぢゃない”お付けとともに、人形町の路地裏という閑静とお店の雰囲気との相乗がもたらしてくれる完成度の高い昭和に微睡みながら、ハンバーグとメンチとの違いを考える。自分の中でのそれはナツメッグの存在感の違いだと思うのだが、とくにナツメッグが強調されているという印象はない。
あとでインターネットにあたって、メンチにはキャベツを入れるという御意見を見つけたが、果たしてそうだろうか …… そしてまた、そもそもメンチとミンチとの違いは !?
迫りくる謎また謎 !
そんなぼくの混乱を嘲笑うかのように、キャベツの城の中で涼しげにカツを揚げ続けるKing ! もうはち切れそうなお腹を引き摺りながら、這う這うの体でその昭和からの脱出を図れば、またしても暖簾に禿げ頭が摩擦する !
―― でもこの界隈は、ずいぶんと探索したと思うけど、まだまだ未開拓のお店が点在しているようでなかなかに手強いな。まあ、相手にとって不足はないけどね