この店で初めて食べるなら「三重弁当」の方がよかったのか？ : Kokon

　お昼ゴハンに立食いそば屋「みまつ」や中華の「虎穴」に行く往復で通りがかるお店「古今」。あのハンバーグの「三福亭」の隣にある鳥料理店なんだ。
　けれど、目立たない店の外観とゆーか出入口の佇まいに、気にもとめてなかったンだよ。

　でも、気紛れで一応食べログの評価を見てみたら、まあまあの高評価じゃない？取り敢えず百聞は一見にしかずっちゅうワケで、ランチに行ってみたンだ。

　お昼のピーク時間を少し外して、店着したのは12時40分頃。この店の昼営業終了時間が14時00分と食べログには記載されていたからね、あまり遅くに行くのもどうかと思ってね。かと言ってピークの時間で料理の提供が遅くなるのもイヤだしネ。

　入店すると先客は3人（1組）だけで、これなら料理の提供は早そうだ。
　だけど、店員が誰もいない？奥の方に行って（スミマセン）と声をかけると、女将さんらしき女性が出てきたヨ。

　空いているコトもあって、好きな席に座るように言われたので、遠慮なく2人がけ用のテーブルではなく4人がけ用のテーブル席に座らせてもらったよ。

　女将さんらしき女性から、お茶は熱いのが良いか冷たいのが良いかを訊かれ、冷たいのを希望したら、すぐさまおしぼりとともに冷たいお茶が提供されたヨ。
　この時僕はメニューにある「三重弁当」や「あいのり重」の内容を尋ねたら、他のメニューも含めて丁寧に教えてくれたんだ。結局僕は焼鳥メインで食べたかったので「あいのり重」（1100円）を注文したら、（お弁当ならあまり時間がかかりませんが、焼鳥は15分ほどお待ちいただきますけど大丈夫ですか？）と言われたンだけど、かまわずそのまま「あいのり重」にしたんだ。だって、焼鳥を焼くんだから多少時間がかかるのは計算ズクだからネ。

　15分まで待つこともなく、「あいのり重」とお汁に香物が到着。
　お重のフタを開けると、タレのかかったご飯の上に刻み海苔が散らされ、その上にたれ焼きのきじのもも肉とつくねが3個ずつ乗っていたんだ。
　もも肉は焼鳥サイズと鶏の唐揚げサイズの中間くらい。若鶏とは違い脂が少なめでジューシーさでは劣るケド、肉質の詰まった感じと肉本来の旨味はコチラが優っているようにも思えるよ。
　つくねは普通の大さで、もも肉もつくねも焼き加減は悪くはないンだけど、熱々ではなかったので、もしかしたら弁当用に焼き置きしたものを温めなおしたのかナ？

　すまし汁は鶏の清湯スープに塩とうっすら胡椒の風味。気持ち少々旨味調味料的な味を感じたのは気のせいか・・・ソレかひょっとしたら昆布だしなのかもしれないけどね。具には鶏肉片（ささみ？）とえのき茸、青小ねぎ入りだ。

　香物はしょっぱめ、てゆーかしょっぱい（笑）

　焼鳥のタレは甘さが強めで、しかも量が多めなので少し甘くどいかなぁ。でもご飯のボリュームが僕のお腹には丁度良かったので、飽きずに食べきったけどね。


　ごちそうさま。「あいのり重」は期待を上回るまでは行かなかったけど、店の一番の名物メニューを食べたら僕の評価がもう少し上がったのだろうか？だとしたらヤッパ「三重弁当」が気になるナー。