こち
[2024.6.13夜] 大手町の中華後 同夜2食目(笑)。
アポなし電撃往訪。暖簾ごしに恐々覗くと店内盛況。
遠慮しようか一瞬迷うが挨拶だけしとこうと玄関から顔だす。
知ってる顔はカウンター一番奥に鎮座している「8時の君」一人。
大将が黙ってカウンターど真ん中席を指し半ばムリに席をつくってくれる。
「いやぁすみませんねぇ」と気持ちは店内全ての人に向け謝辞。
「久しぶりだね」の大将の一言でこいつは知ってるヤツの意として他客に伝わり自分の居場所ができた感じ。
テーブル席,カウンター席の先客用食事をちゃっちゃと捌く合間に,自分用の先付・八寸としておばんざいを出してくれる。
【玉コン煮】【かぶの冷製煮物】コレコレ!といううまさ。京都でおばんざい屋さんに足を向けなかったのは,雅遊のものを欲してたからかも知れない。
【オクラ】の褄のシソの葉の香りよ。ポンと出してくれた途端にすごく良い香り。夏だ。
隣り客と打ち解けだしたころ,大将は 【こはだ】 と 【アジ】をだまって置いてくれる。
貝類が苦手なこと,塩分自主制限中のことは覚えてくれていて,いちいち言わなくても 今宵のこいつはこれだろ的な阿吽の呼吸で運んでくれるのが有り難い。そして他客が【こはだ】 や 【アジ】のオーダーしたからついでに1貫多く握って出してやれ的運びを一切しないところも素晴らしい。
大手町・中華でおかみのおススメを尋ねたことをもう一発。
「まだ食べてないもの」と言えば「【こち】なんかどう?」の即答・即出し。
うん,この一貫が全てを物語っている。
ごちそうさん。
この日の サバ 最高!
[2024.2.9夜]
そら豆,野菜の焚き合わせ,蟹肉の餡かけ小鉢,玉子焼き,握り7貫,かっぱ巻き,ノンアル5本。
どのネタも申し分ないのは言わずもがな。【鯛】と【鯖】に取り分けの舌鼓が鳴った。
大将に「サバ,めちゃウマ」と言えばニヤリとしながら「うん」と一言。照れてたのかな。
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大手町の某ジムで汗を流し 将門塚に参った後,「1人」「いいよ」と電話レラしてからテクシーで往訪。
日銀の横,江戸桜通りを20分も歩けば…ハイ着いた。腹は減ってるけど,丁度良い運動。
「今日は遅かったじゃない」「ノンアルあるよ」と大将のいつものニコニコ笑顔。
カウンター右手のK氏「おや,誰かと思えばガンマー9000じゃない。暫く見なかったねぇ。」。(2022年10月 断酒開始時 γ-GTPが6,000超だったので,未だに「ガンマー●千」といじられている。しかしぃ,お目にかかる都度ガンマー値がどんどん増えてってる気が…(笑))
カウンター左手の初見の2人組,なんと現勤務先事務所のあるJAビルの対面にあるビル勤務とかで大手町ご近所さん仲間。大将とは20年以上のお付き合いとか。
雅遊さんにはそうそう往訪できないけど,行くとなんだかんだと言ってるうちにすぐに時間が経ってしまう。
11月9日は雅遊の日 この日は昼・夜 魚ざんまいだぁ♪
[2023.11.9 夜]
お昼帰りに覗いて18時に予約。
おいしい煮物に今日はどんこが。身が厚くてどんこ特有の香ばしさ。
次々と訪れる後客さんの合間を縫って,おまかせでにぎりをスタートしてもらう。
初めて食べるカワハギ,肝のせしてもらうと とらふぐより 柔らかい食感で肝が良い味出してくれる。
この日のイカはやりいか。 身の食感がしっとりコリっと,甘みがぎゅっと染み出てうまい。
あと,コハダとサバの〆酢,それぞれ微妙な味の違いがネタの風味を活かしてる。さすが。
最後に「これが本物のししゃも。」を出してもらう。へぇ~! フンワリしてて甘いんだ!と感激。
お店往訪の途中勤務先から至急の連絡あったので,1時間そこそこしか居れなく 大将を急かす形になったが,存分に美味しくいただけた。ごちそうさんです。 また1年元気に頑張って下さい。
おいしいおすしと煮物,大将が醸し出すやらせなし客同士のジャムセッション楽し♪
[2023.10.13 夜2/2]
中華は好きだけど,場当たり的にスッキリしない週だった。とりわけ最前のは夕食にもかかわらず店内滞在時間20分ほどでさっさと切り上げ,大手町からテクシーで日銀と日本橋本町の夕景を楽しみながらアポなしで雅遊さんを覗いて良さげと見て往訪。
ろくに行きもしない客の為にノンアルビールはキンキンに冷やしてくれてるし,先付,煮物,玉子焼き,にぎりと巻きものがフンワリと躰を癒してくれる。
大将,先客,後客美男美女カップルの陽気を浴びながらいただく食事は雅に(まさに)医食同源。
下記読むと,何やら馴染みだけで固まって一見が入り難いのではと思われるかもしれませんが,実際には,一見と馴染みを区別しない,馴染みを店側の都合でランク付しない(仮にしたとしても他の客に悟られるような浅はかな素ぶりは見せない),もちろん一人でしんみりやりたいオーラを出す人には中途半端な干渉はしない --- なんだか北アのある山小屋のオヤジさんのような大将です。
暖簾の向こうに足だけ見える。おそらくは 前回知り合ったミスターKだな…(笑)。大将もお変わりないだろうか,アポなしでも入れてくれるかな…などと,ちょっとしたニヤニヤ感とドキドキ感を胸に暖簾をくぐる。どちらも「おー!」と座るところをつくってくれる。
まぁ,叩き出されて塩まかれた(元)客でない限り,普通店側はつくり笑顔ぐらいは浮かべてくれる。いくら私がおバカの未熟ものでも,つくり笑顔と心から出る笑顔の見分けぐらいはつくし,店が合わせてるのか客が店に合わせてるのかぐらいの肌感力はある(つもり)。
先付に出された里芋を皮ごとパクリとやれば,「あ!皮食べちゃダメだよ!」としまたかのボケを肴に皆でツッコミ入れてくれるし,(しまたかだけ)「こいつが下戸なのはね…」と一つのネタを私にとってお初のお客さん何人でもに大将とミスターKの2人がかりで良くもまぁそんなに面白おかしく紹介してくれるよなぁと笑い転げて椅子から落ちそうになるほど酒ツマ話にしてくれます。
「いやぁオレが料理するのは魚だけじゃないんだよ,しまたかお前もなんだよ」…おっとこれはしまたかの作り話。お後がよろしいようで。
夏だ しんこ 石垣貝 トロたく うまし♪
[2023.8.4 夜]
築地本願寺の盆踊りを2時間ほど見物してから雅遊さんへ。
この日の目玉は,しんこ,石垣(イシカゲ)貝。
今年の夏はしんこの水揚げが2週間ほど早いとのことでまさに今が旬ということでいただきました。
トロたくも美味しい。大トロのサクと雅遊さんご自慢のたくあんを包丁で叩いて一本一本巻いてくれるのが何とも贅沢。
この日はカウンター上におばんざいの大皿が置いてなかったので,入店時少しがっかりしたのだが,実はちゃんと冷蔵庫で冷やしながら寝かせておいてくれた。 相変わらず澄んだ出汁に浸された,ナス,オクラは夏の冷製野菜そのもの。 玉こんにゃくも芯まで味が染みていてひんやり。
「高級魚」とか「幻の」といった冠が付くだけで有難がってしまう江戸前にぎり寿司田舎ものの私(笑)。
雅遊の大将は,そういった冠は絶対使わず「○○食べる?」とだけいって素材と調理の味だけで,自分の舌に刻んでくれるのが嬉しい。
6月の夕食 雅遊に始まり 雅遊に終わる♪
[2023.6.30 夜]
この日も心休まる空間でおいしい鮨と和総菜をいただきました。
特に煮物の玉こんにゃく,握りの中トロとハタ,巻物のトロたくが最高にうまし♪でした。
(私の)減塩を気遣ってか,(全顧客向け)夏の暑さを慮ってか,煮物は前回に比べ少し塩味控えめになってましたし,握りも全種 大将特製の醤油を伸ばしてツメにしたようなものを小さいハケで塗って出してくれました。「ノンアルしか飲まないんすよ」と先日言ったことを覚えてノンアル冷しておいてくれたり,「お昼がっつりいただいてきちゃったんですよ~」と言えば握りのシャリも控えめにしてくれるし,他愛ない会話を本当によく拾ってくれる大将だなぁ~と感謝。
大粒の雨がバラバラと降る夕方。この週の仕事の切れ目がなかなか掴めず,夕方遅くなってくるわで内心焦る気持ちがあった中,気分転換がてら思い切って雅遊さんに伺って良かったなと思います。
1週間待たず再訪 この日の自分的チャンピオンは 赤いかの握り ♪
[2023.6.1]
家人を連れて再訪。家人も大将の料理の腕と痛快さにすっかり魅せられたようです(笑)。
この日は20年来のお得意紳士4名席,最近このお店にはまり出したという上品なご夫婦2名席,そしてわれわれカウンターに2名席で,開始の時間がぴったり一緒になった為か,滑り出し半時間ほど大将は大わらわ。それぞれの席に気配りしながら,それぞれに違う料理を配膳される有様は見事でした。
味は言うまでもなく,素晴らしいもので,その日に大将が自身を持って出せる良い素材を出して下さり「おいしい」と平たい言葉でしか表現できないのがもどかしいほど,美味しかったです。
イカは先週白イカでコリっとした食感でしたが,この日は赤イカ(貴重品ですよね)。フワっとして舌にまとわりつくようなトロミがかった赤イカ独特の食感が楽しめ,しかも「酢橘・塩で食べると美味しいよ」と出してくれた調理の腕は素晴らしいものでした。
前回 「ノンアル入れとくよ」と言ってたとおり,ドライゼロを1本だけ買いに行ってくれていた大将の気持ちが嬉しかったです。
県境なきすし団 旬の上級ネタを飾らずおごらず出してくれるお店♪
[2023.5.26]
知人の紹介で当日予約で参上。徒歩通勤の際,お店のすぐ近くを通っていたと知り少しびっくり。
店内には先客さん達がいらしたが,一見の自分でもすっと溶け込めるよう大将が塩梅よく声をかけてくれるのが心地いい。
おすし屋さんだから魚介類だけ出されるかと思いきや,通されたカウンター席目前に,大きな玉子焼きが,そして左手に5つおばんざいの大皿が(おばんざいは夜だけ出されるらしいです)。
魚介類も副菜類も,日本各地から旬のものを厳選しているようで,まさに国境ならぬ県境を越え全日本レベルの大将の目利き力を感じる。素材だけでなく,おすし屋さんというジャンルを超え,和食レベルの味をうまい塩梅にまとめておられるのも,大将の腕と意気込みと感じる。
店名 |
Sushi Gayuu
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類型 | 壽司 |
預約・查詢 |
03-6661-0134 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都中央区日本橋小舟町15-12 朋栄ビル1F |
交通方式 |
東京メトロ日比谷線・都営浅草橋 A5出口 距离人形町 267 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥10,000~¥14,999 ¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
32 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
− |
停車場 |
不可能 近隣にコインパーキング有(徒歩約2分) |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
[2024.6.21夜]
6.19つまり2日前のお昼すぎ 予約だけしに往訪。口頭で直接大将に予約。
うわ~,1週間前に来た時と おばんざいがグレードアップしてる様子。
アワビの個数なんか週末のクローズドパーティー用だな(笑)という感じ。
「いや,今朝から昼過ぎまでの雨ハンパじゃなかったですね」「あれ?今はもう止んでるの?」なんていいながら,雅遊なりの八寸様をちゃちゃっと盛り付けてくれる。
特に茄子の煮物,アワビの煮物,玉こんの煮物それぞれに出汁の色目もあたりもそれぞれに変えてある。 「まぁそりゃ当たり前」かもしれないが,これらの他がんもや蓮根など他の煮物と合わさって一皿に並んだ時に織りなされる,そう,「雅遊風」の一つの味になるのが素晴らしいのである。
すしはいつもながら気取らないうまさ。前回いただいたこちも良かったが,定番の鯵とイカ(この日は白いか)がやっぱりうまい。
この日のメインイベントは,ほぼ1年ぶりに顔を出した家人の近況報告だったから,巻物は家人の好きなように巻いて貰う。 大トロをたたいてつくるトロたくは激うま。続いて家人がオーダーしたのは雅遊特製のかんぴょうとカッパちゃんコンビの巻物。珍しい(というか普通はこの組み合わせ頼まんだろ)のか,大将「??今なんてった??」とその場に居合わせた一同で場が和む。実際食べてみたら,これが意外にもおいしい。さすが大将,わさびとカッパの量加減でうまいこと調整してくれたんだ。
家人は雅遊の玉子焼きが大好きなので,玉子焼きの握りなんて(最初に出してくれたつまみ以外に)2貫同時に握ってもらってたもんな(笑)。
最後の梅紫蘇巻,紫蘇の香りがすごく立ってて,五感で感じる夏の巻物。
おかげさまで,家人もますます元気になることでしょう。ごちそうさん。