新潟の名店『須坂屋そば』系列店？ : Essaan Suzakaya Soba

新潟駅から万代へ行く途中にあり、前を通る度に便利で立ち寄ってしまう「須坂屋そば」さん。系列なのか、同じ屋号のお店が自宅近くの日本橋久松町にあり、興味津々で入店しました。

時間は平日のお昼でしたので、近所のリーマンで賑わう店内。店内はテーブル席オンリーで蕎麦屋というよりも年季の入った居酒屋風情ですね。色褪せたテーブルには鍋をセットする円形の窪みがありました。

ランチメニューは基本的に丼物とお蕎麦のセット。この日、ご飯はいらなかったので単品の『手振りそば(¥1,320)』をオーダー。名前は〝手振りそば〟ですが、中身は小千谷名物の〝へぎそば〟です。

12分程で蝶々のように盛られたへぎそばが登場。1.5人前ありますので、ボリュームは十分かな。薬味はネギとわさびだけなので、卓上に常備されている天かすを入れてから頂きます。

蕎麦はへぎそばらしく微かな布海苔の香りが漂い、柔らかめに茹でられていて食感にはあまりコリコリ感はありません。やはり、新潟の須坂屋さんで頂くお蕎麦とそっくりですね。

失敗したのが天かす。かなり時間が経っているらしく、噛めないほどカチカチに固まったものや、酸化した油が滲み出ているものもあり、辛めストレートなお汁には合いませんでした。

また、他のレビューにも散見されますが、お水が出てくるのもオーダーを取りに来るのもかなり待たされ、オーダーを取る順番も、食事が出てくる順番もめちゃくちゃ。

おばあちゃんお一人で対応しているので怒る気にもなれず仕方がないのですが、時間に余裕が無い方には厳しいかもしれませんね。