名店の哲学を継承されている逸品 : Tenpura yaguchi

歴史と伝統を持った粋な街、日本橋人形町に店を構える「天ぷら やぐち」さんに伺いました。
2020年7月にオープンされています。
アクセスは、東京メトロ日比谷線、都営浅草線が乗入れている人形町駅、東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅より歩いて共に5分程です。
大門通りに面して建つ「大江戸アクセス2」1階です。
店内は、料理人を囲むような形のアーチ状になっている木製のカウンター8席のみの高級感ある佇まいです。

東京都ご出身の天ぷら職人谷口 一樹氏は、「みかわ」さんに弟子入りされています。
加えて、7年連続Bronze受賞店でもある老舗の「みかわ 是山居」さんもご経験しています。
みかわさんの哲学を継承されています。

本日いただいたメニューです。
○蕪ズワイ蟹餡掛け
○車海老×2
○車海老頭
○蓮根
○スミイカ
○徳島の蓮根
○竹岡きす
○グジ
○新潟の大黒舞茸
○帆立
○ハマグリ
○熊本の赤茄子
○三陸広田湾産の牡蠣
○利尻のバフン雲丹の大葉巻き

個人的な感想を少し、、、
高温の油で揚げられた一品一品は、薄い衣に包まれカリッとした中に旨味を閉じ込められています。
中心がレアーで提供された帆立は、しっとりとした食感と帆立の甘みと旨味を楽しめます。
最後に味わった「利尻のバフン雲丹の大葉巻き」は、表面はカリッと熱々ですが、雲丹には熱が入っておらず谷口さんの匠の技を堪能しました。

ご馳走様でした。