恵比寿@あの日あの時あの場所で君に逢えなかったら、僕らはいつまでもおでんのままの巻 : Toukyou Oden Rabu Suto-Ri-

「かんち！」

若かりし頃の鈴木保奈美さんの笑顔が頭にふと浮かんでしまう店名。
東京ラブストーリーとおでん屋台が合体してしまった面白いお店、東京おでんラブストーリーに行ってみた。

平日19時まだというのに店内は満席。
しかも若い女性2名組が多い多い。
完全におじさん一人はアウェーな感じでちょこんとおでん屋台の片隅に座る。
おでんは自分でとって紙に記入する自己申告性スタイル。
店員さんに注文するそれとは別メニューもある。
ドリンクは店員さんに注文するスタイルでまずは生ビールで乾杯！

年の瀬も近づく12月も中盤。
朝6時からフル稼働なので、この一杯が心地よい。

自分でお皿に大根、こんにゃく、厚揚げを取ってつまみにする。
お出汁が効いててなかなか美味しい。
さすがおでんのクオリティに間違いはない。

メニューシートを向かいのグループが欲しがる声が聞こえる。
そしての席にあったメニューシートを「どうぞ」と言って手渡す。
ここで些細な接点だが他のお客様グループと出会いが生まれる。
さらに席は混んで私の左隣に2人組の女性が座るため私は角席に移動。
これでは目の前に屋台の柱が邪魔でおでんが取れない。
たまごは奥の方にあり食べたいな〜と思っていると、おでんを他のお客様にとってもらうようお願いする光景が。

これだ！

恥ずかしながら、お隣のお客様に
「すみません、私もたまご一個取ってもらって良いですか？」
とお願いすると快く玉子を取ってくれる。

まるで天使のような笑顔で「どうぞ」と。

一瞬鈴木保奈美の笑顔と被ったね。

こんなお客様同士の接点が、ラブストーリーにつながる出会いの場。

しかもおでんの串にくじがついていて私も3等があたり喜んで店員さんを呼ぶと、ニンニク酒を自分以外の誰かに奢らなければならないというシステム。

店員さんにどなたか選んで下さいと言われるも、初対面かつニンニク酒ですから、女性に奢るのも気が引けて、イケメンスタッフのお兄さんに一気飲みしてもらいました。

ビールもおかわりし、緑茶ハイもおかわりし、なんだかんだで五杯も飲んで、若い世代から元気をもらった気がしました。

おじさん一人は完全アウェー状態でしたが、良い経験できましたよ。

ごちそうさまでした。

またきます！