天才シェフと天才ソムリエが織りなす、ペアリング協奏曲✨ : Archan

恵比寿にあるスタイリッシュな古民家で洗練されたイタリアンと上質なワインたちが頂ける。
 
●Archanコース(6600円)
Archanの魅力がいっぱい詰まったコース。

◎シャンパン
これ、ノンアルなんだけどすごくおいしい。お料理との相性も抜群。

○オーストリア産生ハム
イタリアの生ハムと同じような気候で育てているので、パルマ産生ハムに近い味わい。塩気が優しくて、たくさん食べれちゃう。

こちらはなくなったらまた切ってもらえる！ワインのお供に好きなだけ頂けちゃうのが嬉しい。

○春キャベツのスープとズワイガニ、コンソメジュレ
春キャベツは冬より香りが大事と思うシェフの、キャベツの火入れにこだわったスープ。キャベツが甘くておいしい〜♡

○北海道牡蠣とクレソンのジュレ、レモン風味

ででん！と大きすぎる巨大な牡蠣に驚きが止まらない。水温が下がらない北海道ならではの、年中取れるビックサイズ牡蠣。旨みミネラル、どれも引けを取らない味わいに、野生のクレソンのパンチのある味と、レモンの爽やかな香りで。
大人の味わいと、大きな食べ応えに感激…！

○ホロホロ鶏と煮卵のパテアンクルート
フランスの郷土料理、ミートローフをイメージして半熟卵を入れたもの。焼き上げる料理なので卵の火入れがとっても難しい。半熟卵の火加減が絶妙だし、お肉に旨みがぎゅっと詰まっていておいしすぎる…！

わたしパテ・アン・クルートが大好きすぎるんだけど…！ここは常に色んなパテアンクルートを創作して研鑽を積んでいるので、新作出るたびに行きたくなっちゃう！テイクアウトもやってるらしい！

パテアンクルートにはほうじ茶のペアリング！香ばしさがお肉の旨みを締めてくれます。

○すっぽんとトリュフのラビオリ
まさに香り爆弾。そして旨み爆弾。すっぽんのコンソメは、血で澄まして、あっさりしてる中にも深みを与えて。生地、中身、スープの三味一体。

もう、これは天才…！
おいしすぎて意識も酩酊するレベル

○オマール海老のパイ包み
ホタテのムースにオマール海老を閉じ込めて、さらにパイで焼き上げる。ソースはクラシックなオマール海老のソース。archanの名物料理。
パイはさく！エビとホタテはぷりぷり！そして濃厚なソースの旨みがたまらない…

この時にペアリングした透明な白ワインが忘れられない…パッと見、水みたいなのに、飲んだらしっかりとした白ワインなの！不思議！

○10日熟成のエゾジカロースと10ヶ月熟成のインカの目覚め
『旬熟成』というお店のラボで熟成させたもの。適度な水分を放出させて旨みを凝縮。ナッティな香りで、赤身肉なのに深い味わい。そして「柔らかでジューシーなレア感」という完璧な火入れが、とにかくこのお肉をおいしくしている。

ソースは鹿の骨、カシス、赤ワインのソース。付け合わせには森浦さんという方のインカの目覚め。こちらも熟成したもので、ジャガイモとは思えない甘みがある！まるでさつまいものよう！付け合わせとは思えないクオリティで、これだけで一品になりそう。

○桜のシュークリーム
濃厚なカスタードに桜の爽やかな香りを付けて軽やかに。ブルーベリーのアクセントに、ビーツの甘酸っぱいソース。
もったり濃厚なカスタードクリームは食べ応え満点！

◎カフェ(コーヒー/紅茶)
最後に頂くアツアツのダージリンもまた美味しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Point
・お料理は全て、火入れも味付けも絶妙すぎる。出汁とか旨味とかを効かせた「出汁シャリスト(出汁のスペシャリスト)」の作る料理に舌鼓が止まらない…！一度行ったら間違いなくファンになる！

・天才的なワインペアリングが最高。ノンアルペアリングもできます。
 
・古民家の中はモダンでスタイリッシュな感じ。1階は厨房をぐるっと囲む大理石のカウンターになっており、そのスペースが最高。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スタイリッシュな古民家で洗練されたイタリアンと上質なワインたちが頂ける。
 
●Archanコース(6600円)
Archanの魅力がいっぱい詰まったコース。メインのパスタとお肉は、プリフィックスで選べるのも嬉しい。

◎シャンパン

○手作りビーフジャーキー
手作りだから完全無添加。肉厚でめちゃくちゃ柔らかい…。私の人生で食べたビーフジャーキーの中で間違いなく一番美味しかった。手作りのビーフジャーキー、おそるべし。いつも食べてるやつとは次元が違う。

○本日の冷菜4種盛り合わせ
チーズケーキ/ポタージュ/パテ/テリーヌ
 
・お酒に合うチーズケーキ
砂糖は一切使わず、飴色玉ねぎを入れて作った、オトナのチーズケーキ。甘さ控えめでチーズのコクがあり、お酒が進んじゃう。

・かぼちゃの冷製ポタージュ
シェフさんの実家で作った南瓜で作っている。一回めに収穫した南瓜で、市場に出まわらないらしい。(なんでだろう？)甘～くてこっくりしていて美味しい。

・お肉のパテ
こちらも絶品！やわらか～くて、とにかくジューシー。お肉の旨味が詰まっている♡

・夏野菜のテリーヌ
とうもろこし、トマト、パプリカ、ズッキーニ、天使のエビのテリーヌに、紫蘇の葉っぱをトッピング。そこに燻製した黒色のマヨネーズの、「ブラックマヨネーズ(通称「ブラマヨ」らしいwww)」をかけて頂く。ブラックマヨネーズの薫香が口いっぱいに広がって、炭火焼きを食べてるみたいな感覚に陥る。これは面白い。初めての感覚。

○自家製パン
全粒粉のパン/イタリア風のフォカッチャ/燻製生クリーム

フォッカチャが絶品過ぎた。生地がふわもちに膨らんでいて、じゅわっと染み出る油分もたまらない。
そしてパンにつける生クリームも燻製されており、鼻腔をつく薫香が旨すぎる…！！
燻製生クリームはやばかったです。家でも食べたい。商品化してほしいレベル。

○温かい前菜
愛媛県産のスズキを使用したブイヤベース。お出汁がやばい。ギューンと味覚を刺激されて、口の中で旨味爆弾さく裂したwwww
 
なんかもう、旨味が深すぎて、グルタミン酸あっぱれという感じ。お出汁の効きまくったお料理が一番崇高だと思う。ここのシェフさんは「出汁のスペシャリスト」と呼ばれているんだそうwすなわち「出汁シャリスト」ですな✨
 
◎ゲヴェルツトラミネール
合わせるワインは白。アルザス地方のワインで魚やスパイス等の料理との相性が良い。

○選べるパスタ(メニューからチョイス)
・お肉たっぷりミートソース
・海老と蟹のトマトクリームソースのリングイネ
(他はイカ墨のパスタや、フレッシュトマトのパスタ等あり。)

ミートソースパスタはお肉の存在感が半端ない。ミートソースが、ごろっとした肉肉しい感じなの。これは自分達でお肉を粗挽きにするところから作っているんだとか。パスタとお肉が同じくらいの比率なのでは？と思うほどのお肉の量！牛タンや牛スジなどの様々な部位を使用しており、お肉の食感が素晴らしい。味付けも繊細で、絶妙に味覚を刺激してくる。

う、うまぁ…このパスタ、たまんない。

◎ボルドーブレンドのチリワイン
肉肉しいパスタに合わせるワインはこちら。とにかく目を引くお洒落なエチケットのワイン。チリワインとは思えないほど、高級な御値段のするワインの模様。このワインボトルが、お店の至る所で飾られていたから、それくらい高いんだとおもうwwwww
 
○メインディッシュ(4品からチョイス)
・黒毛和牛 フィレ(+1000円)
今回はこちらを。(他には、東京×豚肩ロース/葡萄牛カイノミ/牛タン(+800円)などがある。)
非常に柔らかくて、絶妙な火入れ加減。やっぱり良いお肉は旨味が濃ゆい。噛めば噛むほどに旨味が染み出てくる。
 
・黒毛和牛100%のトリュフハンバーグ
つなぎなしの肉肉しいハンバーグ。こちらに最後にトリュフをたっぷり擦り下ろして完成。
こちらはレア肉NGな私の連れのために特別に作っていただいたもの。そんな心遣いも素晴らしい。こちらも絶品でした。
 
◎イタリアのサンジョベーゼ

○デザート
・ピスタチオのティラミス
スポンジではなく、コーヒーを練り込んだビスケットを使用。しかもべちゃべちゃにならないように、クリームとは別添えにしてある。(このアイデアいいね！)
ピスタチオクリームはナッツのコクの奥に、ピスタチオの青さがちゃんとある。ナッティーで、すごくピスタチオなんだけど優しさもある。
ティラミスをピスタチオで作るって、初めてだけどこれは美味しい。ヒットです。
 
・Archanプリンバニラ入り
すんごいなめらかでとろけるプリンなんだけど、とてつもなく濃厚なの!!!!なんでも、卵は卵黄のみ使っているんだとか。バニラシードもたっぷりで、バニラの香りが芳醇。
これがあまりにも美味しすぎて、ここのプリンのファンになりそう…

◎カフェ(コーヒー/紅茶)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここのお料理は味付けが本当に絶妙。お出汁とか旨味とかの使い方が素晴らしいです。何故なら、「出汁シャリスト(出汁のスペシャリスト)」がいるからwww繊細な味付けに、終始舌鼓が止まらない…！
 
若いシェフさんたちが色々工夫して創り出す料理たちが、新進気鋭でとても面白い。料理もワインもこだわりがたっぷり詰まっていて、このクオリティでこの価格帯はコスパが良いと思う。

カジュアルで肩ひじ張らないアットホームな雰囲気も最高です。忙しくなければ、シェフさん達とも色々お話できます。
 
店内は和洋折衷な感じがモダンで、とてもお洒落。古民家の中に、1階には厨房をぐるっと囲む大理石のカウンターがあって、とにかくスタイリッシュ。二階は木の造りが印象的な温かい雰囲気のスペースで、どちらもとても素敵。オーナーさんやシェフさんたちのDIYで、内装を日々アップデートしているみたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー