店名 |
Yuushou Astage
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類型 | 中國菜、拉麵 |
03-6687-5225 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
東京都渋谷区代官山町7-5 2F |
交通方式 |
距离代官山 379 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥2,000~¥2,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 可使用二维码支付 (PayPay) |
座位數 |
11 Seats ( カウンター7席、テーブル4席) |
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個人包廂 |
可能的 可容納4人 半個室1あり |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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開店日 |
2023.9.1 |
備註 |
東京都渋谷区円山町17-2から移転。 |
2024年4月7日(土)
昨日はラー娘と一緒に前々から気になっていたこちらの店を初訪問。
こちらの前身は2013年に閉店した渋谷の老舗であり、その後2代目が間借り営業を経て昨年9月に店舗営業を復活させた様です。
尚、前身となる店の名物メニューは「しいたけソバ」であり、嘗ては数々の芸能人や業界人からも愛されて来た一杯だそうです。
12時01分に到着すると、店内の席は8割程度が埋まっている状況です。
私は「しいたけソバ」、彼女は「醤油スープソバ」を注文すると、待つ事13分ほどでラーメンが到着です。
透明なスープには油滴が一面に浮いていて、細麺の上には椎茸の含め煮、白髪ネギ、小松菜が乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、輪郭を保ちながらも円やかな塩味と共に、淡麗でありながら厚みを帯びた出汁の旨味が口の中に広がります。
出汁は鶏主体との事ですが、自ら味わう限りでは鶏特有の後味は希薄であり、何方かと言うと寧ろ豚の旨味に限りなく近い様な気がします。
一方、慎重に味わうと動物の背後から野菜の気配が漂うと共に、更にその奥底からは中華スパイスから来ると思しき微かな風味を感じます。
また、タレは適度でありながらもクッキリとした塩味を与えていて、それによってクリアな出汁の旨味が鮮やかに縁取られている印象です。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に鮮明な小麦の風味を感じます。
そして、嫋やかな細麺にはスープが潤沢に絡むものの、スープが些か単調寄りである事から味わいに膨らみが生まれ難い印象が否めません。
次に含め煮を食べてみると、甘め且つ八角の効いた醤油ダレで炊かれた椎茸が薄めにスライスされています。
含め煮自体は変哲の無い味わいではあるものの、椎茸の旨味や染みたタレが徐々に移る事でスープの味わいにさり気ない奥行きを与えます。
また、その時点で再び麺を食べてみると、奥行きを増したスープの旨味に小麦の甘味が加わる事で味わいに次第と膨らみが生み出されます。
一方、小松菜を食べてみると、湯通しされただけかと思いきや、豚脂らしき動物油で軽く炒められています。
そして、小松菜を麺に絡めつつ食べてみると、青菜特有の苦味と共に仄かな油分のコクが加わる事で味わいに一段と広がりが増す印象です。
食べ終えた感想ですが、上湯のクリアな味わいに対し椎茸の含め煮で段階的に変化を与える点からは他店に類を見ない独創性を感じました。
とは言え、昔ながらの町中華に期待されがちな雑多さや骨太感には些か欠けている印象が否めませんでした。
改めて訪れる機会があれば、他の客から注文が殺到していた「炒飯」と共に炒め物を食べてみたいと思います。
ご馳走さまでした。