今年も十五夜は「きぬかつぎ」。つるんとして張りのある団子生地とさらりとしたこしあんの組み合わせがいい。 : Taneya

この日は旧暦の8月十五夜、「中秋の名月」にしてまたの名を「芋名月」です。年に一度だけこの日限定で販売される里芋を模した和菓子「きぬかつぎ」を買いに今年も「たねや」さんに伺いました。里芋の形をしているのは平安時代からの宮中行事に因んでいるそうです。

昨年は横浜高島屋でしたが、今年は出かけたついでで伊勢丹新宿店。売り切れる前にと思って午前中に伺いましたが、「きぬかつぎ」の在庫は豊富で一安心です。

他の店舗では十五夜に限らずいつもお客さんの列が出来ていますが、こちらは店頭のお客さんは数人ほど。行列が出来ている隣の仙太郎とは対照的な感じです。なので殆ど待つことなく一箱（972円）を買うことができました。

この日の空は薄曇り。羽田上空に上る満月を眺めつつ食べた「きぬかつぎ」は今年も美味しい。つるんとして張りのある団子生地とさらりとしたこしあんの組み合わせは通年販売して欲しい美味しさです。

店舗は同じではありませんが、「きぬかつぎ」はかれこれ10年近く連続して購入。よほどのことがない限り来年以降も買うと思います。