店名 |
Shao Wei Ya Bo(Shao Wei Ya Bo)
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類型 | 中國菜 |
03-5937-3710 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
東京都新宿区百人町1-17-9 |
交通方式 |
距离大久保 119 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 可使用電子錢 可使用二维码支付 |
座位數 |
8 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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服務 |
提供外帶服務 |
備註 |
湖北省・武漢、鴨肉料理専門店 |
新大久保駅ー大久保駅間の表通り沿い、
中国東北部の朝鮮系料理店・千里香さんのとなりの八百屋さんの、
そのまたとなりです。
こちら小魏鴨脖店さんは24時間営業の、
いくらか中国料理のカフェテリアか、ファミレス的なチェーン店ではありますが、
しかし、舐めてはいけません、なかなかの本気度です。
四川料理として有名な「鴨脖 yā bó(鴨首の麻辣煮込)」や
しいていえば雲南省由来の「米线 mǐ xiàn(米粉面)のスパイシースープ」が楽しめます。
給仕の中国おねえさんに訊ねてみると、
こちらは(旧満洲たる東北三省の一省たる)黒龍江省のお店だそうです。
ぼくは驚いた、え、そうなの!??
かの地の料理といえば、「コンブの細切りニンニクソース和え」とか、
「豚足のピリカラ炒め」とか、「カエルの麻辣炒め」とか、
野生のキノコとか、熊の掌とか、ムール貝とかが有名ではなかったの!??
あるいは、「東北火鍋」とか、
「地鶏の煮込み、野生のキノコ入り」とか、
「地三鮮(ナス、ピーマン、じゃがいもの揚げ炒め)」とか、
「カエル鍋」、「羊の丸焼き」、
はたまた吉林省・延吉市の朝鮮自治区では「冷面」をはじめ
各種朝鮮料理が代表的ではなかったの!??
いいえ、実は同時に忘れちゃいけないことには、
東北三省の人たちにとっては、ひそかに四川料理もまた欠かせないようなんです。
たとえば池袋の中華街には、東北系レストランがやたらと多く、
また御徒町~湯島にもいくつか、そしてぼくはまだいただいたことがありませんが、
こちらのおとなり千里香さんもまた東北系です。
それらのお店ではたいていメニューの最後の方に四川料理のページがありますし、
あるいは東北人経営の四川料理専門店とおぼしきお店もあるようです。
いま東京圏でディープな四川料理を流行らせているのは、
もしかしたら(四川人がやっている店もさることながら)、
むしろ東北人経営のお店がリードしている可能性さえあります。
凍てつくように寒い冬が長い旧満洲の料理のなかに、
むし暑い夏の長い四川の料理がある。
きっとおたがい反対方向から麻辣を求めているのでしょう。
こちら小魏鴨脖店、その意味は魏さんの鴨脖店ですね。
「鴨脖(鴨首の麻辣煮込)」(500円)とは、
鴨の首のブツ切り麻辣煮込みで、オイリーでつややかな紅色に染まっています。
ポリエチレンの薄手袋をはめて肉をかじり、
骨を小さなアルミのバケツに捨てながら食べてゆきます。
おおよそのレシピは、まずぶつ切りの鴨首を生姜を入れた水で煮て、
次に、多めの油に大量の赤唐辛子やら花椒やらシナモンやら
フェンネルやら八角やらベイリーフやらを投入して、
そのミステリアスな油で油煮して仕上げるのではないかしら。
もっとも、こちらの鴨脖はスパイス感がいくらか奥行を欠いていて、
辛みがフラットな感じがするので、いくらかスパイスをけちっているかもしれません。
なにしろ500円ですからね、スパイスは高いです、不満を言ってはバチが当たります。
テーブル調味料の唐辛子の油漬けを少々つけて、キックをつけましょう。
「米线(米粉面)のスパイシースープ」700円。
こちらはメニューに各種トッピングが揃っていて、
ラム、牛肉、牛センマイが各200円。
エビ団子、イカ団子、カニカマ、干豆腐、キクラゲ、
ビーフン、小松菜、チンゲンツァイ、ブロッコリー、
モヤシ、エノキ、白菜、ヒラタケ、ソーセージ、腐竹、カリフラワーが各100円。
ぼくは、ラムを選びました。
やがて届いた「米线(米粉面)のスパイシースープ」に、
お隣の席の中国青年のお勧めにしたがって、麻油ボトルを1プッシュして、
いただきます!
表面に油のちいさな玉が無数に浮かんだ透明なスープは、
うまみが染みわたり、米线(米粉面)は断面の丸い細面でコシがあります。
薄切りラム肉数片、細切り干豆腐、チンゲンツァイ少々で構成されています。
なるほど、ワンプッシュした麻油が油に染みわたった花椒のキックをくわえてくれて、
味は四川ふうに引き締まります。顔中の毛穴から汗が吹き出します。
おいしい!
大久保は、歩きながら興味を惹かれた店に入って軽食を食べては、
また散策し、ちょっとK-POPアイドルグッズショップを覗いて、
女子ならばコスメショップを覗いてみたり、
新感覚のおしゃれスウィーツを食べたり、
そんな楽しみ方が似合います。
こちら小魏鴨脖店もまた、そんな1日にふさわしいお店のひとつです。
アジア飯、美味の向こうになにがある?
http://tabelog.com/rvwr/000436613/