官方消息
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店名 |
Sarushina Hararufuzu
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類型 | 南亞料理、咖喱 |
預約・查詢 |
050-5593-3077 |
可供預訂 |
可以預訂
お料理などご希望がございましたら前日までにご連絡ください。 |
地址 |
東京都新宿区百人町2-1-50 |
交通方式 |
從JR山手線新大久保站徒步3分鐘,從JR中央、總武線大久保站徒步7分鐘 距离新大久保 226 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 可使用二维码支付 (PayPay) |
座位數 |
32 Seats ( 桌席32席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下、可容納20~50人 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究,有素食菜單 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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服務 |
可自帶飲料,提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童(接待嬰兒,接待學齡前兒童,接待小學生) |
電話號碼 |
03-6278-9895 |
備註 |
同時設置了可以購買清真食品的清真商店。 |
新大久保駅近くにあるバングラデシュ料理店です。
お店は、職安通りから路地に入り、少し進んだところにあります。
職安通りは店舗が多くて、明るいのですがでお店周辺は暗いですね。
バングラデシュのイメージカラーの緑色を基調とした、看板を掲げ、店頭にもメニューが掲示してあるので、近づけばお店の存在はわかりやすいでしょう。
店内は、食材店併設のため、入るとすぐに食材が並ぶ棚が見えます、入って右に厨房があり、右奥が客席になっていますね。
客席のエリアは広く、明るいです。シンプルな内装ですが壁にはバングラデシュ国旗が大きく掲げられています。
4人用、6人用のテーブルが6卓程度並び、座席数は多いでしょう。
メニューは、基本的には日替わりです。ホワイトボードに書かれて、店頭と店内に掲示してあります。
セット形式のものでおおむね2,000円以内となる価格設定のようです。
訪問した日はラマダン期間中だったので、ラマダンの時期に食べるメニューが用意されていました。ちなみに2024年のラマダンは外務省によると3月11日(月)頃から4月9日(火)頃とのこと。
いただいたのは、
■ラマダンスペシャルセット(2,000円)
ジョルキチュリは、端的に言えば、南アジア風のお粥です。相当、煮込まれているようで、米粒は原型をとどめていません。しかし、バングラデシュ料理なので長粒米だったのでしょう。
全体的に黄色みがあり、玉ねぎが入っていますね。スパイスと多少の野菜が入っても、お粥っぽさが強いです。
白粥よりは味がありますが、単体で食べて美味しく感じられるかどうかは、お粥が好きかどうかという好みによるところが大きいですね。
盛り付けを見てもわかるようにカラブナと呼ばれるカレーとともに食べます。
カラブナは、キチュリの上に盛られたカレーのこと。『カラ』は『黒』を意味し、『ブナ』は『揚げ物』を意味します。肉を長時間揚げることで黒みがかった色合いになることからこの名前になったとのこと。
この日のメニューにはカラブナが3種類ありますが、希望は聞かれずにマトンが提供されます。
脂身を落とした、赤身だけになったお肉を使っています。ひと切れが小さいのでキチュリとの相性がよく、味がまとまります。
スパイスは控えめというか、バングラデシュ料理としては標準的な味わいです。
バングラデシュ料理全般に言えることですが、インドに比べるとスパイスの種類が少ないですね。お肉と相性のいい定番のスパイスが使われているようですが、インド・ネパールと比べると、唐辛子は軽く潰したものがガッツリ入っていて、辛さはしっかりしています。
高温多湿なバングラデシュでは、この辛さで食欲を増進させる、もしくは、たっぷりとお米を食べるためにはこの幸さが必要なのでしよう。バングラデシュ料理の個性が出ていると思います。
ソラムリマカは、『ムリ』がお米のパフのこと。そのため、お米のパフがメインで、ひよこ豆、紫玉ねぎ、少量のコリアンダーリーフ(パクチー)とともにスパイスで炒めた料理です。
主食としてのキチュリがあるのに副菜もお米です。バングラデシュが1人あたりのお米の消費量で世界一なのも納得ですね。
ほかの素材の水分を吸うので、パフはサクサクではないですが、独特の食感があります。食材は南アジアでは定番の食材、定番の味付けなので、パフの食感が一番の特徴ですね。
こちらも混ぜてある中に唐辛子が1本ぐらい入っていますね。食べ続けるとちょっと辛いです。
ベグニは、ナスの天ぷらです。生地が油を吸っていて、なかなかのボリュームです。
塩気がしっかりしているので、味にメリハリがあって食べやすいです。
ナスは薄く、衣が厚いのが特徴です。
ピアジュ(ピアジェ)は、豆をすり潰したペーストに野菜を混ぜた揚げ物。
玉ねぎとニラ(ネギかも?)が入っています。
植物性の材料のみなので、味わいの決定力不足を感じますが、ベジタリアンメニューとしては豆のコクがあって美味しいでしょう。
揚げ物の2種は辛くありません。
どちらもラマダンのときに本格的な食事の前にイフタール(軽食)として楽しむもののようです。
副菜のお皿を食べてから、キチュリとカラブナを食べるとラマダンの食事をひと通り食べたことになるセットということですね。バングラデシュの食文化を体験できる、優れたセットだと思います。
食後にタイミングを見計らって、チャイの提供があります。甘い、甘くないが選べます。
バングラデシュは甘い飲み物が好きなので、甘いを選ぶのが本場のスタイルでしょう。
熱々での提供です。ミルク感が強く、スパイスは控えめです。唐辛子の刺激を受けて熱くなっていた舌がチャイの甘さで鎮まります。
全体の乾燥としては、なかなか個性的で、ちょっと口に合わないところもあったというのが本音です。しかし、今回、いただいた料理は珍しいものが多く、日本のバングラデシュ料理店でも提供していないものが多いので当然のことでしょう。
バングラデシュ料理店でも常に提供しているものは、万人向けで日本人にも食べやすいものだからです。今回のメニューは、言わば、季節料理のようなもので、料理としての味わいも大切ですが、伝統や文化という面も大きいのだと理解しています。
お店全体の評価としては、価格設定はちょっと高い気もしますが、都内でもバングラデシュ料理店はまだまだ少ないので、その希少性と本格的な味わいであることを勘案すると、適正価格ですね。
普段の料理だとしても日替わりで料理も変わるので、何度行っても楽しめますし、優れたバングラデシュ料理店だと思います。