迷わず入って(^_^)v : Narutake

前を通って中を覗く度にお客さまが増えているお店。
そんなお店は、リピーターが多い証拠ですよね！

お客さまに女性客、そして年配客も多いのは、
和の食材、野菜や魚介類の素材本来にこだわり、
シンプルな味付けでのお料理を目指しているお店だからでしょう。

これから、どんどん人気が出てくるお店だと思います。


お店はとてもシンプルな造り。
テーブルと椅子が並んでいるだけで、な〜んにも飾り気はありません。

目白通りから、お店の中ががら〜んと丸見えです。

居酒屋さんにしては小綺麗、和食屋さんにしては飾り気がなさすぎ、
霜降りの入ったガラス4枚扉は乾物屋さんの様でもあり、
最初の頃は、お店の内容が伝わりにくかったのではないでしょうか。

隣のお席との間隔はそこそこあるけど、うーーーん・・・。
ちょっと落ち着かないのは否めません。

お刺身盛り合わせを頼んだら、中トロの質の高さに驚きました。
かなりの脂が乗っているのに（苦手）生臭さが全くなくて、
脂がすーーーっと溶けていきます。美味しい！
そしてウニもちょこっとだけど、刺身盛りで食べられるのは嬉しいですね。

焼きオクラのマリネは、こういうオシャレな食べ方もあるのか！と
嬉しい驚きでした。文句なく美味しいし、これからの暑い季節にピッタリ。

写真には無いのですが、ゴーヤの土佐和えも
ビールや日本酒によく合うおつまみですね。
ゴーヤの爽やかな苦味と鰹節がよく合いました。
でも、私にはちょっとお醤油が濃かったです。


そして、蟹味噌のバーニャ・カウダは、ここのお奨めの一品でしょう。

猫もしゃくしも「バーニャ・カウダ」な昨今、アタマ一つ飛び抜けて美味しいです♡
和の野菜、特にアスパラや胡瓜と、こくのある蟹味噌のソースがとてもよく合います。

タマネギのソテーも柔らかく甘い玉葱本来の食感や味わいを引き立たせる味付けで、
これはビールや焼酎は勿論、ワインにもよく合いますね。

豚の味噌角煮も綺麗な味付けで、ボリュームも程よく、
レギュラーで頼みたくなるお皿でした。
お味噌なのにくどくなく、丁度良い味付けです！

最後にいただいた冷や汁は、
白身のお刺身、お豆腐、胡瓜、オクラ、白ごまのハーモニーが
繊細な、都会的な冷や汁で、実はあまり好きではなかった冷や汁を
こんなに美味しくいただいたのは、初めて♡

この夜は、トマト・ハイ、日本酒（もう少し種類が多いと良いですが）と杯を進め、
最後に白と赤のサングリアを頼みました。

ここのサングリアは、ゼッタイお奨めします！！！

白はブドウが３つも入っていました。
お酒のレシピは聴いたけど、覚えられなくって・・・ｗ
白ワインにウイスキーやピーチツリーがブレンドされているので、
アルコール度数は高いです。
スッキリとした味わいですが、こくもあり、
何よりも繊細な野菜やお魚をつかった和食を邪魔しない味に脱帽です。

赤のサングリアもあり、こちらはたれを使ったお魚や豚の角煮にばっちりですね。

私は和食にワインを併せるのを好まないのですが、
このサングリアなら、とても良く合います。

さて、これからまた人気が出てくるお店だと思うので、
最後に気になった事を。

レイアウトなので、仕方ないとは言え、
女性にとっては厨房のヨコを通って入るお化粧室の位置は気になります。
そして、清潔感も居酒屋さん並なのが、ちょっと残念でした。