親切で、庶民的な寿司屋さん。 : Sushi Tatsu

昼過ぎ、車で信号待ちをしていて、ふと、左を見ると、目新しい寿司屋がありました。
「寿司たつ」とある、名前も店構えも良い。しかも、お客さんも、かなり入っている様子。
「よ～し、今晩、来てみましょう」と思い、車を発進。

家に戻り、調べてみると、８月末に開店したばかり。
早速、電話で予約。

店に入ると、ご主人の明るい声「いらっしゃいませぇ」。
細長い店で、手前に４人掛けのテーブルが２つ、その奥に６～７人座れるカウンターが。

聞くと、ご主人は横浜育ち、女将さんは目白育ち。
この店は女将さんの実家だそうです。

メニューを開くと、刺身だけではなく、色々なツマミがあります。

今日、頂いたツマミは、

「鮟肝」・・・・・・・・・・・付き出し。最初はビールでしたから、丁度良かったです。

「じゃこと豆腐のサラダ」・・・胡麻ダレドレッシング。寿司屋では珍しいでしょう、サラダなんて。なかなかな味でした。

「煮穴子」・・・・・・・・・・ツメがタップリの煮穴子。細切り胡瓜が敷いてあり、一緒に食べるとサッパリとして良いです。

「鮪の酒盗」・・・・・・・・・普通でした。

「蟹ミソ」・・・・・・・・・・美味しかったが、普通かなぁ。

「海鞘)」・・・・・・・・・・・海鞘と海鼠腸の塩辛。これがあれば、日本酒３本はいけますよね。

これらのツマミで「獺祭」を飲んでおりましたら、一人で来ていた、隣の老婦人が、ツマミ(何をかは忘れましたが)を頼みました。
すると、女将さんが「お一人ですと量が多いいですから、半分にしましょうか」と。

ご主人に、「ツマミは全部、量を少なくして貰えるのですか」と私が訊ねると、
「勿論ですよ、1/3でも1/4でも、なんでもしますよ。具体的に言って貰った方が良いです」と。

嬉しいじゃありませんか、こう云うのって。

ツマミだけで、かなり、お腹が一杯になりましたが、寿司屋に来て、握りを食べずには帰れません。

私が、「牡丹海老 」「雲丹 」「大トロ」。
家内が、「牡丹海老」「雲丹」「鯵」「子持昆布」「イクラ」「梅紫蘇胡瓜の手巻き」。

握りの味は、一流店とまでは行きませんが、目白では良いところに位置していると思います。
これからも、普段使いには良いので、伺います。