正月休み・壱 : Kamikawaguchi ya

《 第三夜 》
こんな夢を見た。
ネパールの首都・カトマンズの夕刻。宿のエントランス脇の椅子に座って読書をしていると一匹の茶トラ猫がわたしを見ていた。本を読むのを止め近づくと其の猫は『付いて来い。』と言わんばかりに歩き出した。
入り組んだ路地を抜けた街外れでわたしは猫を見失う。道脇に大きい箱が置いて在り何の気無しに中を除くと其処に布で包まれた二人の赤ん坊が。しかし何かが変だ…わたしは目を凝らしジッと見た。人間だと思っていた其の赤ん坊の顔は「半猫半人」だった。
辺りは薄っすらと暗くなっていた。遠くの方から『マインダ〜マイ〜ン…マインダ〜マイ〜ン…』というお経の様な声が響く。わたしは其の箱を抱え街中心部に在る警察署へ届けに行こうとしたのだが……

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あ…メルマガなんかやって無かった……。


【上川口屋】
鬼子母神境内に在る天明元年(1781年)創業の駄菓子屋。
天明と言えば江戸四大飢饉の一つ「天明の大飢饉」、1783年には多数の死者を出した「浅間山大噴火」と…我が国にとって大変困難な、国家存亡の危機に直面していた時代。

……駄菓子なんか食ってる場合か？


頂いたモノ
ラムネ ¥ 140 -


『Souseki Natsumeに捧ぐ第三夜』


＊＊＊雑記＊＊＊
一年の計は其の年最初のレビューにあり…
昨年最初も意味不明なもので始まった。今年も一年意味不明で在りたい、と。

【エー・ラージ】の帰りに。
【鬼子母神】はガキの頃しょっちゅう遊びに行っていた場所のひとつ。【鬼子母神】の「鬼」の字に「 ' 」が付いて無いのは…有名な話ですね。安産・子育てに御利益アリ。