官方消息
本店已登錄為TabeLog店家會員。本店相關營業資訊,是由店家人員所公佈。
店名 |
Narutake
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類型 | 日本料理、日式小酒館、日本酒 |
預約・查詢 |
03-3565-2222 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都新宿区下落合3-17-39 |
交通方式 |
距离目白 266 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥5,000~¥5,999 ¥2,000~¥2,999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (AMEX) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
60 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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昼に我が家の近所からバスで目白に向かう。
お目当ては移転後も変わらぬ良い評判を耳にしていた、こちらの和食処。
以前の店は目白通りに面していたが、町場の食堂とは一味違ったランチを出す店と認識していた。
一昨年末に1.2分離れた現在の店舗に移転。
以前「かざみどり」という洒落たレストランだった建物で、薄緑色のタイル張りの外観そのままを利用している。
建物自体はかなり目立つが派手な看板などは出ておらず、表の扉に店名を記した紙が貼られているだけなので、営業しているかどうか分からないほど。
営業中の表示も無いが、開店予定時刻の11時半を少し回った頃に扉を押し開く。
内部は広々として天井も高いワンフロアーで、そこに前店と同じ木製の椅子・テーブルが整然並ぶ光景は、和食料理店とは思えぬスタイリッシュな雰囲気を醸し出している。
右手の2人掛けの卓の一つを選ぶ。
メニューはバインダーに挟まれた紙片2枚に纏められている。
ランチ向けに10種類の定食が用意されており、1,500円のタイプが中心のため一般的な食堂系の定食屋に比べればお高め。
最も高い2,000円の「カンパチかま塩焼き定食」が魅力的でちょっと悩むが、「カンパチ塩焼き定食」に'トッピング'と表記され500円で追加できる「カンパチ漬け刺し」をプラスして注文。
合わせて「生ビール」(700円)をもらう。
焼魚はもちろん注文が入ってから焼き始めるので、それなりに時間がかかる。
先に薄張のグラスに注がれた生ビールをちびちびやっているうちに、10分弱で一式が角盆で運ばれた。
カンパチは結構大きな切り身で、腹に近い部分のため脂の乗りも良い。
醤油も添えられているが塩が程よく回っているのでそのままで十分美味く、焼き肴には定番である大根おろしを付けないのも納得。
やや薄めにスライスされて鼈甲色となった漬け刺しは、5.6切れが小鉢に盛られ、おろし山葵がたっぷりと添えられている。
色の割には味は濃過ぎることは無く、身も締まり食感も中々良い。
こちらのご主人は鹿児島出身で地元から魚を直送するなど、味付けの基本は九州料理で漬けにも九州醤油を使っていると思われるが、極端な甘ったるさが無いのは有難い。
サイドメニューは2品。
「小松菜の胡麻和え」はやや甘目の和え衣だが、小松菜の食感も歯触りも生かされており美味しい。
「冷奴」の豆腐も吟味されているようだ。
ご飯は炊き加減が上手で、茶碗に盛られているが量はしっかり。
味噌汁は具はほとんど確認出来ないが、きちんと出汁は引かれており麹味噌の加減も良く物足りなさは無い。
前店でも感じたが、昼の定食と言えども手抜きの無いハイレベルな仕事が随所に見て取れる。
ランチとしては高めの値段設定だが、味の満足度はそれに見合っている。
敢えて表に看板などを出さず'知る人ぞ知る'のスタイルを取っているのも、以前からの常連さん相手で十分にやっていけると言う自信のほどが窺える。
土地柄に即した洗練された空気感で、接客ぶりもスマート。
昼でもきちんとしたランチを楽しみたい人向けの店。
メニューの2枚目は夜のラインナップだが、昼の仕事ぶりからすれば試してみたい気持ちは強い。
落ち着いて呑めそうなので、是非機会を設けて寄ってみたい。