新作だらけ。
今や新規予約はほぼ不可能となった愛すべきプリズマ。
なんだかんだで、もう6回目となりました。
バスク豚生ハムムースのコルネッティ
トルタロマーナ
ひよこ豆のテーゴレ
全て手の込みようが手に取るよう舌を介して伝わりますが、この中だとコルネッティが光りました。
パリパリの薄い生地と生ハムの織り成すソフトで軽やかなテクスチャがたまりません。
テーゴレの甘エビキャビアコンビのねっとりとしたタッチやロマーナのアンチョビオリーブコンビのキリッとした味覚で初っ端から爆走。
エシャロットのスフォルマート 黒トリュフ
淡い口溶けと軽やかな泡の繊細さが、もはや空間までしっとりとさせます。
このお皿に限らずですが、高級食材をこれほど上品に扱うイタリアンはありましょうか?
山菜のフリット
新作です。ペコリーノでグッとイタリアンに引き寄せられた形で登場。コゴミ、タラの芽、ふきのとうです。真冬ですが春の訪れを感じるひと皿。
サワラのアフミカート フィノッキオ エ アランチャ
大好きなアフミカートも生まれ変わって登場。
以前は鰆の下に苔のようにピンセットで移植したハーブたちが印象的でしたが、それらを削ぎ落として爽やかさを前面に出した形になりました。
ほんのりと纏わせたスモークの香りとフィノッキオの清涼感、この掛け合いが抜群。
ちょっとばかし鰆の筋は気になりましたが、美味しいのでだから何理論。
パンは4種類くらい出てくるのですがどれも優秀。
あのロオジエですらメゾンカイザーななか、こちらは全て手作り。
『 自分の手をかけていないものは出せない。自分の店ってそういうことでしょう。』
このシェフの強い意志と高い理想に感銘を受けました。
青森産小ヤリイカ 黒キャベツとトマトのファルチータ
また新作。フレンチでいうファルシですね。イカという食材は美味しくしようのないものだと思っていて、どこで食べてもイカはイカ説が常だったのですが斉藤シェフはイカした。
イタリアンらしいトマトを感じさせるキャベツとの濃厚ソースをぎっちりin。
上からかけられたサフランソースとイカスミソースの風味もよいです。
アルバ産白トリュフのタリオリー二
問答無用。
超シンプルな中に心に訴えるような豊かな味わいを醸し出します。ミルキーな香りや、パスタの歯切れは絶品。
黒アワビと仙台せりのリゾット
またまた新作。セリとバジルの食欲のそそる香り、この組み合わせがたまらん。しっかりと抽出されたアワビの出汁が余すことなくお米に行き届き、ここにセリとバジルであっさりとした仕上がりにしつつも滋味深い味わいを醸し出しています。
ヴェルモットのグラニータ
天草マナガツオのインパデッラ
新作は続くよどこまでも。お魚のメインが初登場だったので思わずセレクト。
お肉が美味しいのは存じ上げているのですが、イチカバチカでかけました。
まあ、賭けなくてももちろん美味しいわけで。
皮目はカリッと焼かれて臭みは一掃されています。えんどう豆系の緑野菜が美しく組み立てられ、これまた春を感じさせるデザイン。盛り付けひとつとってもオシャなんだな。特に変わった食材を使っていないのに、地に足の着いた奥深い美味しさがあります。
宗兵衛みかんとカンパリのジュレ
この組み合わせで合わないわけがないシリーズ。
柑橘系は正義だと言わんばかりのジューシー溢れるデザートです。
リンゴのスフォーリアティーナとピスタチオのクレーマ
フィナーレも新作。貝殻のようなもう少しふっくらとしたものを想像していたのですが、こちらはへらべったいタイプ。
これが超美味しい。きちんと温かいままでして。林檎のナチュラルな甘さと、こんなに薄いのに生地のパリパリもっちりが見事にいり込んであることに驚き。
ピスタチオのクレーマがなくても完成度としてはドルチェトップレベル。
シェフの作るこれまでのドルチェの中で1番美味しかったです。
お茶菓子で終了。
毎回書いている気がしますが、当店以上のイタリアンが人生かけたとしても見つかる気がしません。
また春。
ご馳走様でした。
お願いもう少しだけ。
早いものでプリズマも第5回目に突入しました。
今回の予約は争奪戦が過ぎて、何ヶ月という歳月をかけて勝ち取った枠になります。
席がひとつ増えて4席に、サーブの男性の方も加わり新体制に。
アミューズの数が増えなんと6種類に。
私としては最後のお茶菓子を減らして、こちらを増やすという舵変更に大賛成。今回だけかもしれませんけど。
トルティーナ (かぼちゃとリコッタブッファラ)
カンノーリ(生ハムのムースとピスタチオ)
ブルッティ マ ボー二 (サマートリュフと地鶏 白レバー)
クレッシェンティーネ (サマーポルチーニ茸)
ポルペッティ(白いかと黒キャベツ)
アスコラーナ(グリーンオリーブと仔牛のミンチ)
どれも美味しいのは私が述べるまでもないのですが、クレッシェンティーネとアスコラーナが魅力的。
そういやanikoで食べたのもアスコラーナだったのですが、やはりデクレッシェンドをきちんと表現されるこちらに軍配が上がります。
青トマトのズッパとブッラータチーズとバジリコのソルベ
毎度微妙に異なり、今回は酸味感が突出したもの。ブッラータのごく自然な塩味感で舌を研ぎ澄まします。
まあ相変わらずパンが美味しいこと。
ふわふわもっちりで焼き上がりのタイミングもバッチリ。
たった一人でお料理の仕込みをしてデザートも作って、一体いつ生地を捏ねてるのか不思議に思います。
エシャロットのスフォルマートとモンサンミッシェル産のムール貝
きました、スフォルマート。
この口どけへのトキメキが止まらない。淡雪のごとく上品に消えてゆくのです。これに青さを感じるオリーブオイルとムール貝の海な甘さが抜群に合う。
佐渡産黒イチジクとバスク豚プロシュート
とてもシンプルなお料理。だがしかし、プロシュートは向こう側が見えちゃうんじゃという薄さで口に入れるととろけるよう。黒イチジクも濃く美味しい。
小樽毛ガニとビーツのインサラータ
完全に女子のはあとを鷲掴みにきている見た目です。
いや、見た目もですが開けてびっくり。わぁと思わず歓声が上がるような色合いと緻密さ。
詳しくは分かりませんが、アフミカートのときのようにピンセットで入れ込んだのでしょう。
ビーツのムースの舌触りが滑らか極まりないことも素敵ですが、毛ガニの甘みと酸味の融合、そしてキャベツで食感の変化と軽さを与えているのも神ってます。
江戸前アナゴのアグロドルチェ
食べる前から香ばしく食欲をそそる香りにズキュン。
パリッと音がしそうな完全体の皮目、ナスとパプリカのトロンとさせたソテー、ここに酸味を挟んで立体感のある味に仕上がっています。泣ける。
白トリュフのタリオリー二
楽しみだったパスタ。久しぶりに食したからではなく、確実に進化しています。
ソースにはどこかミルキーなコクが舌で鼻で感じ、パスタそのものももちっとした質感は残しつつ歯切れが軽快でもう絶品。
お願いだからもう少しだけ量を多めに作って頂きたい。
ドンブ産うずらのトルテッリーニ 松茸と九条ネギのインブロード
松茸の香りを見事なまでにスープに移して、香りだかく、そして自然の恵みを最大限に表現しています。五感を研ぎ澄まされる逸品。
アニスのグラニータ
ビタミンCをしっかり補えそう。ハーゲンダッツ系に全く興味がないので、こういうシャリシャリしたさっぱりグラニテを食べながら家で本でも読みたいです。
ロゼール産仔羊のロースト
ローストと言えども完膚無きまで細部まで手をかけられた羊。ずっとシェフの作る姿をみていたのですが、神経質すぎるほど手も目も離れないのです。肉自体の旨味の封じ込めが凄まじく、これほど濃厚な羊はこの先食べられないかもしれないと危惧してしまいます。そしてジュが死にかけるほど美味しい。サラリとした中に羊の旨味を200パー含ませた奥深いソースです。
クイーンルージュとスプマンテのスプーマ
スプマンテの芳醇な香りがお口いっぱいに広がります。
ぶどう大好き女なのでこのデザートは願わくば毎度拝みたい。
ゴルゴンゾーラチーズとセミフレッドとパイン
リコッタチーズのクレスペッレと白トリュフ
あ、今気づいたのですが何を食べても美味しいのは承知でベビーキウイのやつを見落としていました。
クレスペッレはいわゆるイタリアンクレープ。厚めにしっかりと焼くのが斎藤シェフ流。
栗のような濃厚さ漂うクリームをサンドして超のつくクラシカルな出来上がり。
小菓子はクッキーなどがなくなり、ドレンチェリーを入れた焼き菓子に。
見た目も可愛くバターの香りも程よくハーブティーによく合います。
今日も幸せでした。
やっぱりどう考えても、わたしは世界一のパスタを食べていたのかもしれない。
次回は冬。
ご馳走様でした。
ギリギリが好き。
気づけばもう4回目。
3回以上リピしたイタリアンは中目黒イカロぐらいでしょうか?他、日が暮れるまで考えても思いつきません。
こちらは言わずと知れた名店"プリズマ"。
ミシュランなんてどうでもいい、迷惑だ!と豪語する風変わりな鬼才、我々はひどく気に入ってしまい今回の運びとなりました。
11月2回目のグルメ会です。
今回のコースは、
一口前菜2種
真鱈の白子のインパデッラとキクイモのクレーマと白トリュフ
佐渡島産黒イチジクとバスク豚のプロシュート
白いかのグリリア、白ポレンタのラグーソース
三重産サワラのアフミカート
室津産牡蠣のアーリオオーリオとエシャロットのスフォルマート
アルバ産白トリュフのタリオリー二
うずらのトルテッリーニ 松茸と九条ネギのインブロード
スパイスのグラニータ
新潟産長尾鴨のロースト サルサパヴェラーダ
ピオーネとスプマンテのスプーマ
デザート
食後飲み物
まずは一口アミューズ、左のパテをサンドしたサブレが空気の様に軽い。シェフの一口アミューズを箱にガンガン詰めてNetflixを観ながら食べたい。叶わぬ夢です。
白子のインパデッラとキクイモのクレーマ、非常に罪深い味ですね、とてもリッチな口当たり。
それもこれも白トリュフが名脇役に徹し、白子をきちんと主体として持ち上げているかとみました。
シェフの凄腕が見え隠れするひと皿。
イチジクと生ハム、ねっとりとした甘みが持ち味の黒イチジクにすけすけの薄い生ハム、舌触りが気持ちいいですね。甘いしょっぱい法則を軽やかに感じました。
非常に鮮度のよいイカと濃厚ラグーの興味深い料理。
イカも美味しいですが白ポレンタも負けず劣らずなりけり。
先のイカに続きこちらもいつかの回で食べたもの。
シェフの性格が手に取るように分かるこの苔の感じ。
理科の実験でプレパラートを使うときのような神経を想像します。で、もちろん味も美味しくフェンネルやディルなどの香草と脂がのりにのったサワラのマリアージュにクラクラ。
実はこれが今回1番にズキュンときたお皿、牡蠣のアーリオオーリオとエシャロットのスフォルマート。
前菜でありながらメインレベルの存在感であり、心に脳に焼き付いた逸品でありました。
牡蠣のぶりんぶりんの食感と磯とバターの香りが狂おしい。
それでいて中央にいるスフォルマートの口どけ滑らかさといったらもう!雪の如くとけてなくなったのだが。
どのように作っているのか凡人には検討もつかなければ想像も出来ません。
パスタの麺も一切妥協のないシェフのスペシャリテであるタリオリー二。
今回は季節柄白トリュフでいただきます。
よく分からん香りや味は微塵もない真っ直ぐでいてシンプルなパスタ。しかと脳裏に焼き付きました。
松茸の香りをギュンギュンに感じる研ぎ澄まされたスープ。雑味なんてものはミリもミクロも感じません。
こちらもまたシェフの性格が現れ、そしてまたこちらの性格も洗われるような料理。
素材を感じるため塩味は極極わずかでありもしかすると物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
メインは4種類の中から鴨を選出。
そこにはワイルドさはなくしっとりとした妖艶さ漂う鴨がいました。
前にも記載した気がしますが当店はパスタも当然の事ながらメインも同等、それ以上に印象深いお店です。
じゃあ前菜はどうなの?という話ですが前菜もいちいちレベルが高すぎなのです。だからもう、全部美味いという話です。
ピオーネが手が込んでますね、スプマンテの香りですか、全体的な仕上がりとして甘さ控えめで着地していますがピオーネ本来の甘さをギュッと閉じ込められており、後にひく美味しさ。ここに来てまだまだ心揺さぶらせてきます。
リストランテでなければ叫んでいたかもしれません。
まあ、ここじゃなきゃ食べられないのですがね。
ドルチェはいつもながらに追加で1人2種ずつ、わたしはティラミスに洋梨とフルーツトマトのシャーベット、紳士はヴェッキオサンペーリのジェラート、クレーマカタラーナと白トリュフ。
ティラミスはどの角度からみてもあまりにも神がかっており、まあとりあえず食べてください話はそこから。という感想。
柑橘のソースが肝。
洋梨の香りにトマトの酸味がのっかったすっきりとした味わいのシャーベットでした。
洋梨独特の舌触りも感じられて非常に美味しい。毎回トマトのこれをオーダーするのですが今回が1番だったかもしれません。
ギリギリで生きるのが楽しい、ギリギリが好きだと1発本番勝負で新作を提供する奇人。
そんな彼を見ているとイデミスギノの杉野シェフを彷彿とさせる何かが感じられます。
鬼才というのは得てして孤独なのかもしれません。
ご馳走様でした。また行きたい!予約がとれたら。笑
願わくば年2回。
6月版グルメ会は3回目です、愛するプリズマ。
予約困難店に鬼電することに疲労困憊のわたしですら年に2回は訪問したいと想起させる素晴らしいリストランテ。
今回も紳士が予約を取ってくれました。
1830予約で15分ほど早めに着いたのですが有難いことに中に入れて下さり着席。
前回、前々回とは違う席でフルオープンにされた窓から入るそよ風が気持ちよく、この季節は窓際に座れたらあなはラッキーです。
今回は、
アミューズ3種
ブッラータチーズのスプーマとトマトのジュレとバジリコのソルベ
余市産生ウニとドイツ産ホワイトアスパラのスフォルマート
丸茄子とパプリカのテリーナ
長良川産 天然鮎のコンフィ
自家製キャビアと赤ワインソースのタリオリー二
アスパラソバージュとパルミジャーノのバジリコのリゾット
グラッパとオレンジの花のグラニータ
ピレネー産乳のみ子羊のロースト(プラス880円)
ブルターニュ産乳のみ子牛のコートレッタ
ランド産仔鳩のロースト サルサ ペヴェラーダ
の中から2人でひとつをチョイス
季節のフルーツ
デザート
エスプレッソ コーヒー 紅茶 ハーブティ
スターターはアミューズ3種でピスタチオのなんとかとラディッキオとパルミジャーノのミニタルト、サマートリュフをのせたなんとか。
(※私の頭のメモリの容量が少なすぎるため、ほにゃららがたくさん出てきますがスルーしてください。)
遊び心に満ちた見た目ですがどれも抜かりない味わい。
ピスタチオのが1番響きました。
続いてブッラータチーズとトマトとバジルのソルベですがこれは思わず声が漏れました。
とろふわな食感と絶妙な塩味に加えてトマトの酸味が光ります。
ジメジメした梅雨を吹き飛ばすかのような冷たさと爽やかさで見た目地味ですが食べると驚きの秀逸した逸品。
ウニとホワイトアスパラのスフォルマート。
型に流し込んで焼くのが定番の料理ですがこちらは先程に続いてとろふわ食感。
ウニが上質ですね、ミョウバン臭くないので夏バテしていてもするすると食べられそう。
ナスとパプリカのテリーナ、要はテリーヌなんですがこれは本日1番のお皿だったかもしれません。
これまた地味目ですがよく見るとマチュピチュのように精密に重ねられたナスを美しくパプリカのムースが覆っています。
よくこんな繊維質な野菜をここまで滑らかに仕上げたなと尊敬の意を込めながら味わいました。
ちょんと置かれたムースも絶品。
サルサベルデのソースで頂きます天然の鮎のコンフィとイエローキングというメロン。
サルサベルデソース好きの私には嬉しいひと皿。
鮎の濃ゆい味にライムの酸味がよく釣り合っています。
スペシャリテのタリオリー二。
実際の大きさはほんのちょこんと綺麗に折りたたまれたようなビジュアルをしており3口でペロリです。
実にシンプルですが精密に計算された加減に今回もうっとり。
前回は食べられなかったので1年越しになりました。めでたい。
バジリコのリゾット。
アルデンテのちょうど良い硬さで心地よい食感です。
今回は季節柄かバジル系の料理が多いですね。
グラニテでお口直しをしてメインは鳩。
ペヴェラーダソースが旨い。
鳩の旨みを封じ込めた濃ゆいながらも軽快な味です。
鳩も柔らかく第一回目の羊のように柔らかくとても美味しい。とても美味しいです。
季節のフルーツは柑橘系のデザート。
柑橘に目がない私にとっては時期的にそろそろ終わってしまうことを思うとせつない気持ちになります。
こちらもこちらとてめちゃうまでした。
ドルチェはいつも通り追加料金でいい旨を伝えて2種類ずつ。
わたしはゴルゴンゾーラチーズのセミフレッドとゴールデンパイン、苺とフルーツトマトのシャーベット、紳士はババと梅、トモーリのチョコレートとパルミジャーノの温かいトルタを選択。
セミフレッドは想像していたゴルゴンゾーラの力強さはなく非常に食べやすい万人受けな味わい。
わたしはその方が好みでもあるのでラッキーガールです。
ゴールデンパインの自然な甘みがチーズとの調和をとり食べやすさに拍車をかけているような気がしました。
ハーブティとお茶菓子でフィニッシュ。
今日も素晴らしい!
私の中で都内のイタリアン最高峰はイカロミヤモト、アロマフレスカ、そして当店。
割と外食している方ではありますがなかなか美味しいと感じてもリピにたどり着かないことが多いのが関の山ですが冒頭で述べたように年に2回は訪問したいお店がこちらです。
ご馳走様でした。
だから、これ以上の高級イタリアンが見つからない。
グルメラバーな紳士とのご飯会10月バージョンはこちらプリズマ。
ミシュラン二つ星という称号を堂々と掲げる予約困難店。
気軽に行ける自身の中のナンバーワン高級イタリアンはイカロですが、こちらは気軽にはいけないけれどイカロ同等のナンバーワンに位置します。
今のところこの2店舗が首位ですが、実はどちらも紳士と行ったのが始まり。
この日のメニューは、
フルーツトマトのジュレとブッラータチーズ
ポルチーニ茸とクレッセンティーナ
佐渡島産黒イチジクとチンタセネーゼ豚プロシュート
白イカのブリリアとポレンタ
サワラのアフミカート カモミールとフィッキオのクレーマ
穴子のアルゴドルチェ
白トリュフのタリオリーニ
リードヴォーのラビオリ ヴェッキオサンペーリ風味
ラズベリーとカモミールのグラニータ
シャラン鴨のロースト
季節のフルーツ
ホワイトチョコレートムースとベビーキウイ
ティラミス
ドモーリのチョコレートとパルミジャーノの温かいトルタ
桃とフルーツトマトのジェラート
と相変わらずデザートは2つずつでした。
全てのお皿で感動は言わずとも1度目の投稿より伝わると思うのですが、今回は季節の白トリュフを導入したことにより前回よりも華やかさのある構成でした。
欲を言うとこの間私達も食べて感動したキャビアのちょこんとのった赤ワインベースのパスタ、皆さん食べログに投稿しているあのパスタをもう一度食べたかったです。
もちろんリードヴォーのラビオリも負けているわけではありません。
肉感、パスタのもっちり感、パルミジャーノの香り、五感を刺激する完成度にただただ度肝を抜かれる思いで無我夢中で食べましたので。笑
メインは小鹿だったか鴨だったか忘れてしまい、思わず紳士にLINEしてしまいましたがよくよく写真をみたら鴨の皮でしたのでこれは間違いなく鴨です。笑
前回同様柔らかくメインをここまで秀抜した域まで持ってくる技術とは?
実際肉にそこまで関心がないため、イタリアンではメインは今日はなしでもいいなぁと思うことはあったりするのですが、これは間違いなく2皿目に突入したくなるやみつき肉料理です。
また予約が取れたら伺いたいです。
予約が取れたら、、、、。笑
ご馳走様でした。
これ以上の高級イタリアンが見当たらない。
超予約困難店、席数3席ないし4席であり、二つ星、今をときめくイタリアン。
落ち着いた間接照明のみの灯りを灯された空間、マダムの程よい距離感の接客、洗練された非の打ち所のない料理、○○産の○○ではなく料理の腕で勝負する姿勢と期待以上のうまさ、極めつけはこの質と量でひとり約18000円だと言う。
これ以上のイタリアンが見当たらない。
あったら教えて頂きたいものです。
この日は、
カリフラワーとブッラータチーズのボッコンチーノ
癖のなく万人受けするウォッシュチーズですがたまらなくとろける。
近江鶏白レバーとサマートリュフのトルティーナ
続いてこちらも滑らかでタルト生地が繊細で柔らかくとろけるように舌の上で消滅。
江戸前キスのフリットのはずでしたが変更で、ホワイトアスパラとウニのスパルナート
とろとろ3連発。
口の中で上品に消えゆくうにとアスパラがたまらない。
白イカのインサラータ
海苔巻きのようですがフォークで割ると、映えだけではなく様々な野菜たちとイカ、クリームソースが身を寄せ合うように美しくパリパリに巻かれておりました。
センス抜群であります。
穴子のアグロドルチェ
香ばしく焼き目もついておりますが、フワフワな食感がたまらん。
オリーブオイルの香りも華やかさをグッと増し増しにさせる縁の下の力持ちをしています。
自家製キャビアと赤ワインソースのタリオリー二
スペシャリテだと言うのでこの写真をよくアップされているのを見ては、そんなに?と思っておったんですがぶっ飛び。笑
グルメラバーの方と今回一緒に行ったのですが、さすがの一言だと。
見た目、非常にシンプルなのですが複雑に絡み合う赤ワインソースとキャビアが口に入れれば入れるほどもっと深く知りたい!と脳が欲する極上の1品。
そら豆とリコッタチーズのトルテッリ ランド産仔鳩のラグーソース
サマートリュフ推しなのですね、了解です。
サマートリュフはさっぱりとしているのでそら豆とリッコッタチーズのラビオリを一切邪魔しません。
脇役でとてもいい働きをし、80パーセントを120パーセントに持ち上げるそんなポジション。
ラグーソースはそんなに好きではないのですが以外にさっぱりとした1品でとても美味しい。
ゴールデンオレンジのグラニータ
シャリシャリ。
グレープフルーツくらいのさっぱり具合であります。
ブルターニュ産乳のみ仔牛のコートレッタ
南部鶏のヴァポーレ ヴェッキオサンペーリ風味
ピレネー産乳のみ仔羊のアロスト(プラス880円)
基本的に我々はメインで牛を選ばないコンビなので羊で。
これが本当にすごまる。無我夢中になってしまいましたこちらのメイン、今まで食べたどの羊よりも柔らかく、ジューシーで、美味しすぎて訳が分からない現象勃発。
デコポンとサンブーカのスプーマ
柑橘ラブ子なのでデコポンバンザイ。
デザート
スイーツもだいすきコンビなので足りないよねと言う話で追加料金払うのを了承で1人1品ずつ追加。
1 リコッタチーズのクレスパッレと黒トリュフ(プラス550円)
2 ルバーブのスフォーリアティーナと黒トリュフ(プラス550円)
3 ドモーリのチョコレートとパルミジャーノの暖かいトルタ
4 ホワイトチョコレートムースと苺
5 ティラミス
6 ババと梅
7 ゴルゴンゾーラチーズのセミフレッドとゴールデンパイン
8 ヴェッキオサンペーリのジェラート
9 苺とフルーツトマトのシャーベット
10 イタリア産チーズの盛り合わせ(プラス550円)
でした。
3.4.8.9でしたがぜーんぶ美味しい。
厨房を観ていましたがデザートまで全てシェフが1人で作っていて、シェフ1人でこのデザートのクオリティはなんぞや?
その辺のスイーツと比べてはいけない。
なんの文句も言えないくらい完成度でずっと舌巻き状態。笑
特にホワイトチョコのムースの滑らかさといったら!!
全て、凄まじく洗練されセンスと腕の光る料理で大満足でした。
ちなみに最後のお茶菓子も可愛らしく器も映え。
インスタストーリーのヒーローになれるでしょう。
また絶対に行きたいです!
予約が取れたら、、、ね。笑
店名 |
PRISMA(PRISMA)
|
---|---|
類型 | 義式 |
預約・查詢 |
03-3406-3050 |
可供預訂 |
可以預訂
2ヶ月先までの予約受付 |
地址 |
東京都港区南青山6-4-6 青山ALLEY 1F |
交通方式 |
東京Metro銀座線、半藏門線、千代田線 【表參道站】 步行8分鐘 距离表參道 543 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥30,000~¥39,999
|
付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、VISA、Diners) 无使用電子錢 |
服務費收費 |
サービス料10% |
座位數 |
10 Seats ( 桌子10席) |
---|---|
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞 |
酒水 |
有葡萄酒,對葡萄酒講究 |
---|
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
春のプリズマ。
久しぶりにスペシャリテのキャビアのパスタが食べられると思うと気持ちが上がります。
バスク豚プロシュートのコルネッティ
甘海老とドライトマトのトルティーナ
ヤリイカと菜の花のポルネッティ
言うまでもなくどれも多彩で多才を感じる色合いと組み合わせと味覚を伴い、幸せで溢れます。でもやはりコルネ好き。軽快な音ともに粉砕されるコルネ生地と中のチーズなムース、プロシュートの塩味のトライアングルは最高。
グリーントマトのズッパシチリア産えんどう豆とブッラータチーズ
早くも初夏を感じさせる青々しさ。ブッラータチーズをここまで高級品に仕立てるお料理は地球上にないのではないか。
いちごとプロシュート ホワイトバルサミコ風味
シェフにしては珍しいそのまんま素材な味。
私は緻密に組み立てられた素材が驚くほど調和するシェフのお料理が好きなので少し物足りなかったかもしれません。美味しいのだけど。
メヒカリのフリット
上からかけられたパプリカのソースと軽めに揚げられたメヒカリの合うこと。なんか、ご飯にも合っちゃいそう。万能料理です。
カツオのアフミカート フィノッキオのクレーマ
以前のようなアフミカートから色々と削ぎ落とされて登場。テゴレの軽くサクサクとした生地が鰹とクレーマに寄り添うように名脇役として載せられています。鰹は燻製を入れられ香りも計算され美味しいです。
ホワイトアスパラと地ハマグリのインペッパータ
思ったよりもハマグリの旨味は弱めですがオリーブオイルとブラックペッパーのコンビネーションが地味に秀逸。
自家製キャビアと赤ワインソースのタリオリー二
久々のこちらのスペシャリテ。至高でいて王道とも言えるパスタですが、不思議にも今日のパスタはいつもより卵や小麦の香りが強く感じました。要するにめちゃくちゃ美味しいということです。尊。
蝦夷鹿とビーツのラビオリと黒トリュフ
ビーツのどぎついカラーがお花型の相乗効果もあり可愛くなっています。
黒トリュフのソースが上品な味わい。もっちりとしたパスタ生地そのものにもコクを感じます。
ヴェルモットのグラニータ
ピレネー産乳のみ子羊のロースト
プリズマで牛を食べたことがなかったので多少悩みましたがやはり羊好きなのでこちらを。パプリカのソースの甘みがギュンと引き出ております。
羊は癖がなくそれでいて甘みをよく感じるタイプ。もちろん火入れは言うまでもなく最高で、お肉の1番美味いタイミングを逃さんぞと言ったシェフの心意気が伝わりました。
デコポンとカンパリのジュレ
りんごのスフォーリアティーナとピスタチオのクレーマ
クレーマカタラーナとビアンケット
ドルチェは前回と同じものなのでカットです。大変に美味しかったのでリピート致しました。
いつだって裏切らない数少ない私のお気に入りリストランテ。
ご馳走様でした。