店名 |
閉店Le Acacie(Le Acacie)
|
---|---|
類型 | 義式 |
地址 |
東京都港区南青山4-1-15 アルテカ・ベルテプラザ B1F |
交通方式 |
從地鐵銀座線外苑前站1B出口徒步9分鐘 距离外苑前 455 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥10,000~¥14,999 |
預算(評價匯總) |
|
付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
サービス料10% |
座位數 |
10 Seats |
---|---|
個人包廂 |
可能的 有2~3人包廂和4~6人包廂2種。 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
平靜的空間,座位寬敞 |
酒水 |
有葡萄酒,對葡萄酒講究 |
---|---|
料理 |
對蔬菜菜式講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
---|---|
位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
可提供兩個半小時以上的聚會,有品酒師 |
關於兒童 |
我們要求小學生以上的孩子參加。如果您無法享受套餐,請透過電話與我們聯繫。 |
開店日 |
1996.2.3 |
とてもキチンとしたイタリア料理の店である。
お隣のフランス料理と比べて所謂「イタリア料理」は、和食同様に食材の持ち味を生かしたシンプルな料理や、パスタやピッツアなど馴染みやすい料理が多いこともあってか、とても多くの日本人に好かれているようである。
だがこの傾向は、ラーメンや餃子が好きだからといって必ずしも中華料理が好きとは言えなかったり、カレーが好きであってもインド料理好きとは限らないのと似て、ひょっとするとそのままストレートには受取れないのかも知れない。
勿論、単にパスタが好きだからイタリアンが好きというのではなく、それなりのイタリアン・レストランでアンティパストからセコンド・ピアットまでしっかり楽しんだ上で、イタリア料理が好きだと感じている人が実際に少なくないだろうとは思うが、果たしてそのレストランで供されているのは本当に“イタリアの”料理なのだろうか。
ある意味で、「和食」という語が日本の各地方の様々な料理が集積された総称であるように(例えばシンプルな刺身ですら地方によって食材も違えば醤油も違う)、イタリア料理も元々は日本同様南北に長いイタリアの様々な風土と歴史を持つ各地方の様々な料理である(あった)はずである。
アカーチェにはその意味でのイタリア料理=イタリアの各地方の料理がある。
正確に言えば私自身イタリアのあらゆる地方を回った訳ではなく、地方料理が本当にその地方らしく供されているのかどうかは判断できないが、奥村シェフとこの店にはその姿勢がしっかりとあり、私にはそれが成功しているように感じられる。
即ち「地方色に拘った=洗練されたとは言い難い」スタイルの料理なのかも知れないが、そのことは決して料理のレベルが低いことを意味しない。よりその地方らしい料理を提供するために食材や調味料・料理法にこだわり、十分質の高い料理に仕上げられている。
また伝統的フランス料理がそうであるのと同様に、イタリア料理もイタリア・ワインと共に味わってこそ、その土地本来の楽しみ方ができる傾向があり、畢竟料理の味付けはワインの存在を前提としたややしっかり目のものになっている。
お酒の飲めない方には申し訳ないが、是非ワインと共に楽しんで頂きたい。(ちなみに飲めない方・飲めない場合には、ただの水よりもガス入りの水の方が、しっかりした料理との相性は良い様に思う)
店の作りとしては取り立てて豪華でもスタイリッシュでもないが、上品で落ち着いた雰囲気があり大人が程よく上質な時間を過ごすのには十分な空間だろう。
「洗練された最先端のイタリアンを今話題の店で」という志向の方にはお勧めしないが、街の喧騒から逃れて穏やかな時間を、本物のイタリア料理を楽しみながら過ごしたいという時にとてもお似合いの店である。