官方消息
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店名 |
Restaurant origami(Restaurant origami)
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類型 | 義式、義大利麵、蔬菜料理 |
預約・查詢 |
050-5589-2393 |
可供預訂 |
可以預訂
ご記入頂いたご要望に関して基本お返事のメールは致しません。 |
地址 |
東京都港区南青山2-22-14 フォンテ青山 1F |
交通方式 |
從銀座線“外苑前”站1b出口徒步2分鐘。半藏門線,都營地鐵大江戶線“青山一丁目”站步行7分鐘。ITOCHU先生的青山大道對面,紅磚的大廈1樓深處。 距离外苑前 100 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥10,000~¥14,999 ¥8,000~¥9,999 |
預算(評價匯總) |
¥15,000~¥19,999¥8,000~¥9,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用電子錢 (樂天Edy、iD、QUICPay) 可使用二维码支付 (PayPay、d付款、au PAY) |
服務費收費 |
サービス料なし、アラカルトのご利用のみ席料400円 |
座位數 |
10 Seats ( 吧臺6席,餐桌1席 (最多5人)) |
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最大宴席可容納人數 | 8人(座位)、15人(站立) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,有吧檯座位 |
酒水 |
有葡萄酒,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
可提供慶祝・驚喜的服務 |
關於兒童 |
接待兒童(接待小學生)
關於小孩子,請直接咨詢店裡。 |
服裝規定 |
基本沒有著裝要求,但為了享受美食,請避免過度的香水和香味。 |
網站 | |
開店日 |
2022.6.23 |
電話號碼 |
03-6683-2852 |
久し振りに、惚れ込んでしまったその店は、2022年6月、外苑前にオープンしたイタリアンの店。
国内の有名店やトスカーナ、シチリアのミシュランホルダー店で実績を積まれた天野智詞シェフが、1人で料理/接客をこなすワンオペのカウンターイタリアンです。
以前から伺いたいと思っていながら、ぐずぐずしているうちに、
某料理雑誌に紹介された事を知り、混まないうちにと、慌てて電話!
出来れば夜に伺いたかったのですが、土曜のランチに滑り込ませて戴きました。
カウンター8席、テーブル1卓のコンパクトな店舗ですが、厨房と客席の境界を排したフルフラットのカウンターキッチンが、狭さを感じさせないモダンで開放的な空間を演出しています。
ランチ営業は、土曜・祝日のみで、MENUはお任せコース(7品:7000円)一択。
夜は2種類のコース(10~12品:9000円、12000円)の他、アラカルトにも対応しており、その種類も豊富。
一斉スタートではなく、これをシェフ1人で全て対応しているところが凄いです。
以下が、この日のお品書きです。
オプションで、フレッシュポルチーニのソテー(+1400円)も付けて戴きました。
ドリンクはワインをお料理に合わせて、シェフにお任せの形でお願いしました。
■パネッレ / 牡丹海老
※ペアリング・・・1杯目はきりっと爽やかな辛口のスプマンテ(銘柄確認出来ず)。
パネッレ、牡丹海老、リコッタチーズを挟んだ、何とも可愛いルックスのミニハンバーガー。
パネッレが、このような形で登場するとは想像だにしていませんでした。
シチリアの素朴なストリートフードもシェフの手に掛かると、こんなにお洒落な料理になるのかと。
■カルパッチョ:大船渡の鰹 / 小田原のカンパチ
※ペアリング・・・ベネット州のソーヴィニョン・ブラウン
大きくカットされた、ねっとりと旨みが強い鰹とカンパチのカルパッチョは、
モチプチのコペルト小麦、シャキシャキの千切りキュウリ&冥加と一緒に・・・。
■佐渡の鰆 / カルチョフィ
※ペアリング・・・ドイツのシャルドネ
脂の乗ったトロサワラのソテーは、表面は香ばしく、身はふっくらジューシー。
サワラの下には、ペースト状にしたカルチョフィとレンズ豆を合わせたソースが敷かれ、上にはソテーしたカルチョフィ。
■自家製の天然酵母のパン2種、
パンもシェフの手作り。
焼きたてでザクザクとした食感、風味が強く、香ばしく、とても美味しい。
■キタッラ / ずわい蟹と舞茸
※ペアリング・・・サルディーニャのロゼ
イタリアンのコースの中で一番楽しみなパスタの一皿目は、キタッラ。
たっぷりの蟹の身、蟹味噌、原木舞茸にフレッシュトマトを加えたソース。
これに、弾力のある手打ちのシコシコ麺(キタッラ)を合わせた旨々過ぎる一皿。
■タリアテッレ / 奥美濃古地鶏と和栗のラグー
※ワインの提供なし。シェフのうっかりミスか? はたまた、元々、パスタ2皿でワイン1杯と言う事だったのか?
2皿目のパスタは、極薄で絶妙な弾力感を持った手打ちのタリアテッレ。
パスタマシンを使わず、シェフが麺棒で生地を極限まで伸ばし、包丁で手切りしたもの。
シェフの地元である岐阜県のブランド地鶏、奥美濃古地鶏の濃厚な旨みと優しい和栗の甘さが溢れ出したソースとの絡みも良く、ずっと食べていたいと思わせる極旨のパスタ。
■島豚KAZUGORO / ロースト
※付け合わせに、フレッシュポルチーニのソテーを追加
※ペアリング・・・フリウリのメルロー
島豚KAZUGOROは、絶滅の危機にある沖縄のアグー豚(島豚)の血統維持を目指して、宮城県の牧場で飼育されている貴重な品種との事。
赤身は味が濃くジューシーで、脂身は甘く、上品な味わいの豚でした。
付け合わせは、オプションのイタリア産フレッシュポルチーニのソテーとそのソース、揚げ焼きにしたインカの目覚め、レッドラディシュ、ルッコラ。
この皿の破壊力は半端ありませんでした。
■モンブラン
ラム酒が効いたマロンクリームの上には、大きな栗の渋皮煮とサクサクのメレンゲ。
下には濃厚なクレームディプロマット(カスタードを加えた濃厚な生クリーム)。
そして、こっそりと、洋梨の赤ワイン煮も忍び込ませてありました。
■caffe
コーヒー、紅茶、エスプレッソの選択肢から、コーヒーをお願いしました。
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料理は全皿美味しく、ワインのペアリングもバッチリ!
中でも、パスタは最高で、これを戴けただけでも、訪れた価値があったと思わせるものでした。
また、シェフのお人柄から来るものなのか、ナチュラルで柔らかな店の空気感も気に入りました。
戴いた料理は、旬の食材を中心に、そのポテンシャルを存分に引き出したものばかり。
派手さはありませんが、どの皿も隙がなく、完成度が高く、シェフのセンスと技術の高さは、まさにorigami付き?と思わせるものでした。
そして、驚いたのは、ワンオペにも拘わらず、料理はどれも1からの手作りで、細部に至るまで、手間暇掛けた拘りを感じさせるものばかりであったところ。
パスタは勿論、パンもデザートも、全て1からの手作り。
ワンオペで、これだけ多彩で手間と労力を要する料理を提供するとなると、多少の手抜きや妥協をしたくなると思うのですが、シェフは仕込みに膨大な時間を掛ける事で、それをカバーしているようです。
高級食材に頼るだけの店も少なくない中、こうした真摯な姿勢で作り出された料理は、嫌でもゲストの心に刺さります。
デザートを戴き、最後にコーヒーを飲み干し、腹はパンパンでしたが、何故か爽快。
食べ応えがあるのに、食べ疲れしない料理とは、まさにこの事かと。
まだ1回ぽっきりの訪問ですが、いつ来ても満足感を得られる店であるを事を確信。
また、この日の7品のコースを戴いて、シェフが持っている引き出しの多さは、かなりのものである事も確信。
その引き出しを端から順番に開けていきたい衝動に駆られました。
「料理でお客さんに幸せを届けたい」が信条と言う天野シェフ。
この日、間違いなく、「幸せ」を戴きしましたが、今後も定期的に「幸せ」を戴きに上がりたいなと、マジに思ってしまったレストランでした。