店名 |
MATTE Bottega del Cioccolato(MATTE Bottega del Cioccolato)
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類型 | 巧克力 |
03-6230-9606 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
東京都港区麻布台1-2-4 麻布台ヒルズガーデンプラザC B1F 麻布台ヒルズマーケット |
交通方式 |
距离六本木一丁目 398 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
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付款方式 |
可使用卡 可使用電子錢 可使用二维码支付 |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
− |
停車場 |
可能的 |
此時建議 |
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開店日 |
2024.2.10 |
九品仏に本店がある有名ベーカリー店が記念すべき初日を迎えた。これに自分の麻布台ヒルズ初訪問が重なったわけだが、ヒルズに入っていきなり数え切れないほどの最高峰のパンを目の前にして、立ちどころに買いモードが全開となった。
ベーカリーのオープンがこの日とは知らなかったのでそれは偶然。本日予定していたのはこちらの “MATTE Bottega del Cioccolato” さんの方だ。フォローさせて頂いている《ゆっきょし》氏の投稿を拝見し、唯一無二の素晴らしい商品と感じ入り、これはすぐにでも食べたいと先日来思っていたものである。
イタリア語で “Bottega” は「工房」、“Ciccolato” は「チョコレート」を表し、“MATTE” は白金のイタリアンカフェ “ドロゲリア・サンクリッカ” の店主《Matteo Sancricca》氏の名前から取ったもの、即ち「マッテオ チョコレート工房」ということだろう。
MATTEさんはベーカリーを正面に見て左側、ベーカリーの行列からは前方に見える。お客さんが切れることなく訪れていて、売り切れにならないか少し不安を覚えながら行列に並んでいた。
店頭に着きショーケースの中を見ると、CRTECIA MIX [2本入り] に “SOLD OUT” の札が付けられており、一瞬こちらを先に買うんだったかと後悔しかけたが、単品は販売しているとのことでホッとした。良く見れば、左手の工房内に CRTECIA (※1) がまだたくさん積まれている。きっと箱の方が無くなってしまったのだろう。頭にあった CRTECIA 以外の商品も置かれている。あらためてショーケース内を見回して、以下を注文した。
□WAFFLE (ワッフル) [6個入り] (2400円)
□CRTECIA (コルテッチャ) (1400円)
□CRTECIA NERO (コルテッチャ ネーロ) (1400円)
■WAFFLE (内訳:チョコ3個,ヴァニラ3個)
ワッフル生地で作ったカップの内面にチョコまたはホワイトチョコの層を作り、そこにアーモンドパウダーを効かせたチョコを流し込んでCRTECIAをひとかけら添えている。アーモンドの香ばしさが際立つ美味しい一品だ。^_^
■CRTECIA
これほど形を保たせながら扱うのに苦労する食べ物は無いかもしれない。極薄層のチョコレートが折りたたまれているが、自らの重さをその極薄の断面がかろうじて支えている。よって僅かな刺激でも耐え切れずにほろほろと折れていってしまう。この儚さは見ていてとても美しいと感じる。日本文化の “侘び寂び (※2)” に通じるものであり、イタリア文化が日本で創り上げた粋と言えるだろう。口に入れた瞬間から溶け出す食感の変化に幸せを感じたのは言うまでもない。(˘⌣˘ )
※1 CRTECIAとは (添付の説明書きより)
『世界一薄いチョコレート【コルテッチャ】「チョコレートのポテンシャルが最大限に引き出されるのは、溶ける瞬間である。」という考え方のもと、0.03mmのチョコレートの層を折り重ねたまったく新しいチョコレート。口に入れるとサクサクとした食感の層が、そのチョコレートが溶ける瞬間に、カカオの香り、風味、甘みがお口いっぱいに広がります。』
※2 侘び寂びとは
侘び:慎ましく質素なものにこそ趣があると感じ、ありのままを受け入れる心。
寂び:経年変化による劣化や衰え、その変化が織りなす多様な美しさ。
よって “詫び寂び” は、経年劣化によって生じる多様な美しさに趣を感じ愉しむことを指すものであり、日本文化の素晴らしさを表す言葉の一つである。