店名 |
Aile Blanche(Aile Blanche)
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類型 | 法式、洋酒吧 |
預約・查詢 |
050-5456-5712 |
可供預訂 |
僅限預約
キャンセルポリシー:前日50%、当日100%のキャンセル料(人数分のプラン料金)を頂戴いたします。(営業日換算※前日、前々日が弊社定休日にあたる場合には、その日数分だけキャンセル料金の発生が早くなりますのでご注意下さい。) |
地址 |
東京都港区麻布十番2-8-10 パティオ麻布十番 5F |
交通方式 |
東京地鐵南北線麻佈十番站4號出口步行3分鐘,Picard前的小樓5樓 距离麻布十番 183 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥20,000~¥29,999 |
預算(評價匯總) |
¥15,000~¥19,999¥5,000~¥5,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
收據 |
可開立符合發票規定的收據 註冊號碼T3010401068005 *有關最新的註冊狀態,請查看符合國務院發票系統資格的發票發行人發布的網站或聯絡商店。 |
服務費收費 |
每位2,200日元 (含稅) |
座位數 |
12 Seats ( 吧臺8席和半包廂4席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,有吧檯座位 |
酒水 |
有葡萄酒,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究 |
此時建議 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
可提供兩個半小時以上的聚會,可提供慶祝・驚喜的服務,有品酒師 |
服裝規定 |
我們沒有特別的著裝要求,但是請您不要穿短褲和涼鞋。 |
網站 | |
開店日 |
2007.3.9 |
電話號碼 |
03-5439-4338 |
麻布という洗練された街の中にひっそりたたずむ隠れ家的なフランスレストランが存在する。
お洒落なビルの五階にあるここは、レストランというよりもどこかの邸宅の食卓にお邪魔した気分となる。
その静謐ともいうべき美学は、大人の空間*世界である。
そこにはときめく満ち足りた極上の至福の時間がさりげなく空気のごとくなじんでいる。
ここはある意味、伝統に構築されたクラシックの美学である。
その意味で言えば現代フレンチ好きには不向きな存在である。
古典という視点から現代的に構築するその枠組みは、現代という枠組みからクラシックを昇華しようとするスタンスとは明らかに異なる世界である。
古典からの進化はするとしてもそれはあくまでも現代という枠組みの中においてのことである。
すなわち伝統と革新という言葉があるのなら明らかに伝統という価値感から革新を眺めている。
今後どのようなスタイルに変化していくは予想不可能であるが、現段階で言えることは、このことがひとつの真実であろう。
本格的なフレンチレストランでたまに行くとっておきのフレンチのひとつなのである。
華麗壮麗な世界ではなくお忍のびで二人の愛をゆっくりとはぐくむのに適したレストランなのである。
ただエスコ―トする相手が現代フレンチ好きなら避ける方が二人の幸福のためである。
ここでは愛をはぐくむことは不可避に近いとおもえる。
唯本当のフレンチ好きならここの素晴らしさはわかるだろう。
そして大切なことは、ここには世界で最高のフォアグラが存在しそれを匠の技で至高の味わいにしあげるということである。
ある意味フォアグラ好きの聖地かもしれない。
そのフォアグ゛ラを堪能するにはやはりディナ-タイムが最適だと個人的には感じるが。
接客は基本寄らず触らずのク―ルビズであるが、私はそれを否定する立場にないが。しかし大切なことは出るタイミングと引くタイミングとどのような雰囲気を求めて訪問しているのかという客の視点を忘れないことでなかろうか。
テ-ブルごとに求めている幸福は異なるわけだからその幸福のお手伝いすることがスタッフの使命だとおもう。
画一的でなく臨機応変に対応できるサ―ビスが大切だとおもう。
その意味ではそれなりに良いサ―ビスだと感じるがまだまだ現状で満足してほしくない。
上には上がある。これでいいではなくよりいいサ―ビスを目指して欲しい。
ふたりの愛を邪魔しないようにね。
グラスワインは豊富にあり料理とのマリア―ジュに対してもかなりの配慮しているようだ。
コ―ス料理は2種類あり12000円のコ―スをお願いしました。
+1500円でサマ―トリュフ食べ放題ということでプラスしました。
***グリ―ンピースのム―スとプチトマトのコンポ―ト(4.0)***
滑らかで゛薄味のグリ―ンピースに甘くコ-テングされたプチトマトにそのジュレ。甘酸っぱいプチトマトとそのエキスがさらりとかんじさせるグリ―ンピ―スの旨味。コ-スを俯瞰したときその味は位置づけとして悪くない。イメ―ジとしてはフランス的なコ―スの組み立てではなくロシア的コ-スの組み立てに近いと感じた次第。
***伊勢海老のマリネと鮑のマリネの冷製プレゼと二種の野菜ム―スとクレマンティーヌとミントのソ―ス(4.2)***
爽やかなミントの香りが全体を支配する。クリア―な味わいの伊勢海老はあっさりしており野菜のムースというよりジュレの感覚に近い触感に優しい味わいで包み込む。こりっとした鮑もいい口当たりでジュレに馴染む。それを取り囲むミニアスパラやサヤインゲンが軽やかな味わいで、美味くその旨味とともに馴染む。
***島根で取れたノドグロのポワレ サザエのエスカルゴバタ- たまねぎのクリームソ―ス(4.3)***
いい火入れ。ほどよいカリカリの皮とノドグロの身の旨味がうまく融合する。そこにサザエ風味のエスカルゴバタ―のかろやかな磯の風味に甘いタマネギのクリーミーソ―スが混じりあい色々なハ-モ―二―を奏でる。それは磯に舞い*磯に散る。無限のときめきとともに。複雑で緻密な香味と余韻はなんともいえない磯の自然の恵みをかんじる。長い余韻は永久のような夢の時間を覚醒させる。なんというときめき。なんという味わい。
***魔法のフォアグラのポワレ シェリ-ビネガーソ―ス(4.8)***
世界最高のフォアグラ生産者ジャン*ダ二エル*キャスン氏が作る最高のフォアグラをポワレして提供する渾身の逸品。外側は柔らかいカリカリ感で中身は蕩けるトロトロ感である。かみ締める必要のないほどシルキ―な味わいで天使の羽のごとくなだらかに官能的に消えていく。そこには深遠なる繊細でありながら男性的な造形美が矛盾なく奇跡的に融合する。これだけで神秘の世界である。そこに新鮮な苺の自然の甘ズッパサやシェリ-ビネガーの酸味と苦味が官能的な甘味を引きだし天国の世界へ昇華させる。そこに広がる世界は至福に満ちた天の歌声である。絶頂期のマリア*カラスの歌声が降り注ぐ。彼女が得意としたノルマの世界であろうか。なんとも優美な感受性に訴えかけてくる極上の響きであろうか。
***マダム*ピュルゴ―のシャラン鴨のロティ 蜂蜜とスパイスのソ―ス(4.4)***
サマ―トリュフとしては最高の素材をやや厚めに摩り下ろす。しかも惜しげもなく。官能的だが繊細な香りに柔らかいが力強い味わい。そこに鴨肉の旨味が関与してくる。ひとくちひとくちかみ締めるごとに、トリュフの香りのなかに、柔らかい肉質の旨味が溶け込んでいく。蜂蜜とスパイスは、やや濃厚だが、作り上げた在りし世界を壊さず、その味わいをより緻密かつ複雑に構築する。甘味とスパシ―なあじわいは大胆さと繊細さとのバランスのなかで佇むダンディズム的な美意識。その感覚は過去からの対話かもしれないが、しかし現代的な男性的な造型力は見事というしかあるまい。
***ア―ルグレイのクリームブュルレ(4.0)***
手堅い造り。ア―ルグレイの香りにブルュレの弾力のある柔らかいあじわい。新しさは感じないが、しかし古典的美意識は十分感じる。
***ビスタチォのアイスとリュバ―ブのム―スとレモンのジュレ(4.1)***滑らかなビスタチォのアイスにアマ苦いリュバ―ブのム―スに酸味の感じるレモンのジュレ。ビスタチォの風味のなかに甘すぎないアイスにリュバ―ブのいいアクセント。やや酸味の利いたレモンジュレが一体感として統合する時、そこにあらわれる真実はなんであるか。コ-スを締めくくる存在感としかいいようがあるまい。すなわちすべて緻密に計算されたうえでの位置づけであることである。私の好きなマーラ―の世界でいえば7番の夜の歌の最終楽章というより4番の終わり方に近いということである。
現代におけるあえて存立する古典からのアプロ―チは懐かしさと新しさを共存するというひとつの時代の響きといっても過言ではない。