天よこたは、 天冨良よこ田の創業者の息子が開いた店だ。開店して2年ほどだが、人気がかなり高く、夜の2回転制だが予約を取りにくい。店内は8人掛けのカウンターのみ。
最初に供された蛤の出汁が素晴らしく、その後への期待が高まる。
醤油に漬けた牡丹海老は、上品な甘みが素晴らしい。
その後は天麩羅となるが、品数が多いので、全般的な感想のみ。海老、烏賊、キス、 穴子などの定番に加えて、髭付きのとうもろこしやマッシュルームなどの変り種も供される。衣は薄く、揚げ方はとても軽くて精妙。全て美味しい。塩かカレー粉か天汁で食べるが、個人的には、魚は塩かカレー粉で、茄子などの野菜は天汁で食べるのが良いと思った。
最後は天丼か天茶だが、僕は天丼を選んだ。少し甘いタレで締めくくり。
開店して2年経ち、店主の横田氏には貫禄が付いてきた。客に対して冗談を言う余裕も出てきている。名人への道を歩み始めたと感じる。
先代の味を忠実に受け継ぐ精妙で軽い揚げ方
かつて麻布十番に「天冨良よこ田」という店が在った。過去形で書いたが、同じ名前の店は今でも在る。しかし2020年末に創業者が引退した際に経営権がチェーン店に売却され、現在その店に横田一族は関わっていない。僕は店を創業者の息子が継いだと勘違いし、去年(横田家が関わっていない)「天冨良よこ田」に訪れて、「味が大きく変わった」と驚いたものだ。しかし、息子さんが実は「天よこた」という別の店を開いていたと知り、この度訪れてみた。
場所は元の店の近く。店は6-7人掛けられる小さなカウンターのみ。一人で揚げているので、丁度いい広さだ。
最初に供された蛤の出汁が素晴らしく、その後への期待が高まる。
息子さんの揚げる天ぷらは、基本的には先代の味を忠実に受け継いでいる。精妙で極めて軽い揚げ方だ。蛍烏賊や鱒などの新作も有るものの、海老、烏賊、キス、穴子など正統的なネタが多い。時期的に山菜も幾つか有り、微かな苦味が心地良い。凝った一品料理や高級食材は無く、素朴な天ぷらだが、それがとても美味しい。
先代は接客に癖が合ったが(僕はそれも個性として受け止めていたが)、二代目は謙虚かつ適度に客と会話を交わすので、この接客は良いと思う。
ミシュランの評価に一喜一憂すべきではないかもしれないが、この店が開店一年でミシュランの一つ星を得たのは喜ばしい。ようやくクレジット カードが使えるようになったのも朗報。
店名 |
Ten Yokota
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類型 | 天婦羅、日本料理 |
預約・查詢 |
03-6721-0404 |
可供預訂 |
僅限預約 |
地址 |
東京都港区元麻布3-10-5 カドル元麻布 202 |
交通方式 |
麻布十番駅 南北線4番出口 距离麻布十番 323 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥15,000~¥19,999 |
預算(評價匯總) |
¥20,000~¥29,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
8 Seats ( カウンターのみ) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 タイムズ駐車場 徒歩30秒 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究,對葡萄酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
網站 | |
開店日 |
2021.4.12 |
3回目の訪問。
天よこたは、 天冨良よこ田の創業者の息子が開いた店だ。人気がかなり高く、夜の2回転制だが予約を取りにくい。店内は8人掛けのカウンターのみ。
最初に供された蛤の出汁が素晴らしく、その後への期待が高まる。
醤油に漬けた牡丹海老は、上品な甘みが素晴らしい。
その後は天麩羅となるが、品数が多いので、全般的な感想のみ。海老、キス、 穴子などの定番に加えて、季節が逆のオーストリアから輸入したアスパラガスなども供される。
帆立貝は2種類の方法で供された。半身の一つは通常の揚げ方。外側は揚がっているのに、中はレアに近い見事な揚げ方。新しい趣向として、もう一つの半身を磯辺焼きの要領で海苔に包んで手渡しする。鮨屋みたいな演出だ。
衣は薄く、揚げ方はとても軽くて精妙。全て美味しい。塩かカレー粉か天汁で食べるが、個人的には、魚は塩かカレー粉で、茄子などの野菜は天汁で食べるのが良いと思う。
最後は天丼か天茶だが、僕は天丼を選んだ。少し甘いタレで締めくくり。
弟子も取り、店主の横田氏には貫禄が付いてきた。客に対して冗談を言う余裕も出てきている。名人への道を歩み始めたと感じる。