店名 |
Soba Mitate
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類型 | 蕎麥麵 |
預約・查詢 |
03-6722-6702 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都港区麻布十番2-8-12 リレント麻布十番 2F |
交通方式 |
距离麻布十番 203 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999 |
預算(評價匯總) |
¥20,000~¥29,999
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付款方式 |
可使用卡 (AMEX) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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開店日 |
2022.7.19 |
備註 |
予約はポケットコンシェルジュからも申請いただけます。 |
最近、急速にスコアが上がってきているのに気が付いて保存しておいたところ、〈やま幸〉プロデュース、〈京味〉の元職人に加え、元カンテサンスのソムリエがワインを選んでいるというところまで来て、考えるのを止めた。「とりあえず飛び込んでみよう」と予約を取りに行った。
コースと悩んで、アラカルト(土曜と平日の遅い時間はアラカルト可)。その方が面白いかなと思った。
行ってみればほぼ満席。柔らかく受け入れていただき、グラスシャンパーニュをオーダー。すぐにワインオタクと勘付いたようで、ボトルのリストを見せていただいたが、これがまた、麻布価格と言われればそうだが、目眩のするようなラインアップ(とはいえ、今時の値段を考えたらこの辺だろうという価格帯)。ボトルワインはシャンパーニュ、ブルゴーニュのみで、グラスもそう。気前よくなみなみと注いでもらえるので、グラスワインはリーズナブルかもしれない。
「蕎麦前」に何を、というのが、これがまた悩ましいほどに魅力的なものたちが揃っている。
その中から旬の味を選ぼうというので〈ヤングコーンの丸焼き〉、〈鱚の天ぷら〉、〈本日のマグロ〉を先に選び、追っかけで〈のどぐろの塩焼き〉、〆のそばは基本の味を知るべく〈もりそば〉と、何だか魅惑的な〈うにそば〉をオーダー。
グラスワインはシャンパーニュ×2、赤×1。シャンパーニュはRichard Cheurlin, Carte Or, Brut、ブルゴーニュはLouis Jadot, Marsannay, 2015.
料理別では、〈のどぐろの塩焼き〉のしっとりとした出来に悶えてみたり、〈うにそば〉の、うにだけでも、そばだけでも味わえない濃厚で旨みが押し寄せる感動的な出来、とか言ってみるが、シャンパーニュに合う蕎麦前の数々(お通しも含む)と、赤ワインとぴったりとテンションが合う〈もりそば〉が私にとっては何とも嬉しい。〈もりそば〉のつゆは、あまり醤油が前面には出てこないかわりに、淡い中に揺るぎない旨みがあり、赤ワインとの相性は完璧だった。名刺代わりに〈マグロ〉はいただいたが、確かに美味かったんだけど、ワインとの相性を考えれば、後回しにしてもよかったかも。
まだまだ、今回選べなかった料理は多数あるので、改めて来て試したい。料理もワインと大きく矛盾しないように寄せている感がある。また、グラスワイン(特にシャンパーニュ)は秀逸で、これがアラカルトで選ぶ楽しみを増幅させているし、進み方に応じてグラスワインを変える楽しみ方もできそう。仲間を連れて来てボトル開けてもいいけれど。
蕎麦前をワインで受けられるというだけで私にとっては夢そのもの。その蕎麦前も名店〈京味〉出身の職人が作る蕎麦前で、ワインに寄せているのだから、私は文句を付けることができない。蕎麦屋で選ぶように蕎麦前を選んでワインを当てる。ワインの進み具合に応じて蕎麦前を選ぶ。大いに楽しませていただいた。
とはいえ、蕎麦自体の好みが違う(でも、ここの赤ワインにはこれでいい)とか、言うてもワインのラインアップは改善の余地がありそうだとか、そういう色んなことを考えてスコアは総合4.4にしているものの、気持ちの上では「5.0」。仕上がりおよそ22,000円の支払いは個人的には納得だが、一皿一皿のポーションがやや小さめという印象はある。最も、それはそれで蕎麦屋っぽいんだけどね。