店名 |
Serenita
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類型 | 義大利料理、法式料理 |
預約・查詢 |
03-3444-1223 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都港区南麻布3-1-23 |
交通方式 |
距离廣尾 636 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 |
座位數 |
22 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
− |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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土曜日夜に訪問。場所は南北線麻布十番駅からなら仙台坂を登りきった所、日比谷線広尾駅からなら有栖川宮公園横の坂を登りきった所にある一軒家。徒歩ではどちらからも10分程度かかり、運動不足の向きには地理的にハードルがかなり高い。隣は100円パーキングがあるが車で行くと酒が飲めない。悩ましいお店である。
店内はやや黄色がかった白を基調としているがテーブルとイスのこげ茶が程よく落ち着いた雰囲気を演出。午後8時前に訪れるとお客は40代と見受けられる男性が一人だけだった・・・一瞬不安になる。が、それは程なく良い意味で裏切られた。
メニューを開くと価格帯としては概ねアラカルトは前菜が1000円弱、パスタが1500円程度、メインが2000円程度。「ユーロ・キュイジーヌ」と銘打っているだけあってイタリアンとフレンチと、スペインかポルトガルを足して美味しい所をピックアップしたような料理を出す。・・・アラカルトも考えたのだがデザート・コーヒーまで付いて3800円のディナーコースをオーダー。
食前酒をちびちび飲りながら待っていると小さな器にカブとセロリの酢漬け。あっさりしていて付け出しとしてはぴったり。パンも小さなバゲットをオーダーの度に温めて切って出してくれる。次が野菜を「バーニャカウダ」なるドレッシングのような玄妙なのに付けて食べるサラダ。非常に美味。連れが何で作られているのか尋ねるとレシピーをコピーして持ってきてくれた。曰く「問い合わせが多いんですよ」と。料理好きに優しいお店である。
前菜3品がパルマ産生ハム、小魚のフライ・レモン和え、蛸のマリネ。小魚がまだ熱々で酒が進む。パスタはコース価格とアラカルトとの比較感からボリュームは期待して居なかったが十分な量。あさりのトマトソース、やりいかのアンチョビソースから選択可能だった。味はまず普通だったがアサリが結構多く入っていて嬉しい。
ワインはグラスで白・赤両方頼んだ・・・確か600円程度だがミディアムボディのしっかりした味。ありがちな「ハウスワインは安いんだから多少味は我慢しろ!」では無いのが親切。
メインは数種類から選択可能だが、小生は骨付き牛肉と野菜のポトフ、連れは真鯛のポアレ、バルサミコ風?のソースをオーダー。牛肉は骨からすぐ外せる程煮込んであるがあっさりした味付けでそこそこ美味。
デザートはガトーショコラ、パンナコッタに木苺・パイナップル・キウイが添えられている、味もきちんとしたモノ。コーヒーか紅茶まで付いている。連れが酒を飲まなかった事もあるがこみ込みで2人でお会計は1万円ちょっと。来るにはハードルが高いが、その価値は十分に有ると見た。
サービスはフレンドリー。重くない程度にあれこれ世話を焼いてくれるし、話しかけ易い。だからこそ男性の一人客が居たのだろう。ブラッセリー以上レストラン未満で、丁度気軽に来れる雰囲気と価格帯が受けているのであろう、入店しばらくして家族連れや大人のカップルでほぼ満席になった。当日でも予約した方が良いのでは、と感じた。
やや残念なのが店内の装飾品。フランス風の絵のそばにスペイン風の皿が置いてあったりして統一感が無い。アントニオ猪木のラベルが貼られた焼酎があったのは謎だった。次回訪問時はその焼酎が見えない席に座ろうと考えている。