おかもとさんにて松茸を堪能する
ずっと以前から伺いたかったこちら。特に花山椒と松茸の時期は魅力的です。
お誘いいただき、訪問が叶いました。
こちらのご主人、和久傳と麻布幸村ご出身。楽しみです。
最寄りの駅の階段で3人ばったり。仲良く地下へと降りていきます。
なんと、こちらフルオープンキッチンのカウンター。お料理を作られる工程をつぶさに拝見できます。
カウンターの中央に案内され、今宵の宴の始まり。
まずは梅酒サワーで乾杯です。
◇琵琶湖の子持ち稚鮎 焼き茄子 白瓜
100匹に20匹満たないという子持ちの稚鮎、初めていただきます。揚げて軽く酢にくぐらせて。
柔らか!炭火で焼いた茄子は香ばしく、白瓜と。刻んだ葱・茗荷・大葉を添えて。
◇鯖寿司
こちらの名物。手渡しで。昆布で巻かれてからさらに海苔で巻いて。美味です!鯖の脂の乗り具合、酢飯の加減の妙。これは1本テイクアウトしたいほど。
◇ブラウンマッシュルームの茶わん蒸し
ブラウンマッシュルームを黒胡椒で軽く炒めて茶碗蒸しに。中には刻んだ栗と焼いたマッシュルーム。キャビアと飛魚の子を乗せて。
ブラウンマッシュルームの濃厚な旨味が感じられます。黒胡椒がアクセント。
◇お椀「河豚のしゃぶしゃぶ風」
河豚のお出汁による河豚のしゃぶしゃぶ仕立て。生姜の葛豆腐・四万十の松茸・フカヒレが入ります。なんて品の良い。松茸の食感と生姜の葛豆腐の香りが素晴らしく。
◇淡路の鱧 長野産松茸
先ほどから一同、驚嘆の声が止まりません。ご主人が鱧の上にこれでもか!というぐらい薄切りの長野産松茸を乗せていかれます。それを鱧でくるりと巻き、串を刺して炭焼きに。豪快という言葉以外に見つかりません。あまりのことに3人で笑ってしまいました。
香ばしく焼かれた鱧に松茸の香りが移り、そのお味が染み込んでいます。酢橘を搾って。
ああ、一生分の松茸をいただきました。
◇唐墨蕎麦
こちらも名物。お蕎麦に煎った蕎麦の実をかけて、こんもり乗せた唐墨と和えて。
この唐墨の量は半端ではありません。唐墨の質が悪くてもまた良すぎてもよろしくない、とのこと。コシのあるお蕎麦と香ばしい蕎麦の実。そして唐墨の塩加減。美味しいです。
◇八寸
・自家製心太のもずく和え 辛子と茗荷で
・干した蛍烏賊炙り
・塩ゆで落花生 オオマサリ
・炊いて炙った鮑
・ズッキーニやまゆりポーク巻き
・天然舞茸とゆり根と車海老のかき揚げ
・蘇
・鱧の肝生姜煮
・秋刀魚の胡麻焼き
・白芋茎とクラゲと菊花の白和え 揚げた撥子を乗せて
色合いが地味ながら素晴らしい品々。日本酒が飲めたら進むでしょうね。
「蘇」は存在は知っていたものの初めていただきました。
オオマサリの立派なこと。塩加減がいいです。胡麻をまぶして焼いた秋刀魚も絶妙。
◇甘鯛 海老芋 賀茂茄子 加賀味噌
味噌煮料理を組み直した、とご主人。甘い加賀味噌に山葵オイルがピリッと効いています。
甘鯛に添えられたのは蒸して炊いた海老芋、揚げた賀茂茄子。銀杏と青葱とともに。
◇松茸と牛肉と蓮根の炊き込みご飯
〆の炊き込みご飯。お米は丹後のコシヒカリ。松茸と蓮根と、山椒で炊いた牛肉。仕上げにお酢をふりかけ、さっくり混ぜ合わせます。一同、思わずお代わり。
添えられた自家製割り干し大根や昆布の佃煮までぬかりなく美味。
◇甘味1「ラムレーズンとヨーグルトのシャーベット」
蜂蜜レモンのピューレをかけ、柿の赤ワイン漬けを添えて。食後にぴったりのさっぱりとしたデザート。
◇甘味2「小豆最中 青梅入り」
もうひとつ、お食後が。最中の皮はご主人が団扇で煽って炭火で焼いてくださる。その香りと食感の良さ。詰められた餡はお米と同じく丹後の小豆。なんと青梅を忍ばせて。その組み合わせのセンスに脱帽です。
◇煎茶
濃くて美味しい。辻利のものとか。
何といっても松茸の鱧巻きの衝撃が未だ頭から離れません。夢に出そう(笑)
名にし負う鯖寿司も唐墨蕎麦も素晴らしく。
そして渋い俳優さんのような風貌のご主人、謙虚で落ち着いていらっしゃる。
お料理の説明も丁寧にしてくださるので興味が尽きません。
次回、蟹の時期にご縁をいただきました。花山椒も気になります。
店名 |
Okamoto
|
---|---|
類型 | 日本料理 |
預約・查詢 |
03-6432-0414 |
可供預訂 |
僅限預約
前日、当日キャンセルの場合はキャンセル料が発生致します。 |
地址 |
東京都港区虎ノ門5-2-8 サクシード虎ノ門 B1F |
交通方式 |
就在神穀町站2號出口旁邊的建築B1F 距离神谷町 57 米 |
營業時間 |
|
預算 |
¥30,000~¥39,999 ¥15,000~¥19,999 |
預算(評價匯總) |
¥40,000~¥49,999¥20,000~¥29,999
|
付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
サービス料10%頂戴致します |
座位數 |
14 Seats ( 吧臺9席,桌子5席) |
---|---|
個人包廂 |
可能的 可容納2人、可容納4人 單間最多可以使用5位。 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 附近有投幣式停車場 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒 |
---|
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
---|---|
位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
關於兒童 |
請詢問。 |
網站 | |
備註 |
白天套餐28,000日圓~35,000日圓;夜間套餐28,000日圓~55,000日圓 請勿噴香水。 |
花山椒の季節になりました。半年ぶりの訪問です。
こちらの花山椒がいただいてみたくて、ご常連のマイレビさまにご一緒させていただきました。
カウンターには今宵の主役花山椒が器にこんもり。まさかの2人分!
まずはプレミアムモルツで乾杯。
いただいたのは次の通り。
◇飛龍頭(牛スジ・ゆり根・きくらげ・万願寺唐辛子入り)の菜の花餡、おかきの揚げ玉入り。天然タラの芽を添えて
◇鯖寿司
◇天ぷら
・こしあぶら
・花わさびと桜エビのかき揚げ、わさびオイルをかけて
・自家製カラスミ
◇白魚と浜防風の茶わん蒸し、河豚の白子ソース掛け。黒七味を振って
◇お椀「焼き筍(京都塚原)、甘鯛、蕨、撥子の炙り、アオサノリ、たたき木の芽」
◇カラスミ蕎麦
◇桜鱒の西京漬け、炙り蕗の薹
◇鮑の炙り、肝、糸削りの鰹節
◇八寸
・茄子ともずくの酢の物
・干したホタルイカの炙り
・そら豆
・白和え(カタクリ・胡桃・クラゲ)
・炊いたイイダコ
・伊勢海老巻き、キャビア添え
・こごみの胡麻和え
・飛鳥の蘇
・長芋の田楽
・琵琶湖の鮎の揚げ物
◇花山椒鍋
・豚肉
・牛肉
◇お食事「筍・鯛の子・蕗の薹の炊き込みご飯」・赤だし・香の物
◇甘味
・キャラメルアイス(胡桃・ネーブルオレンジのワイン漬け)
・小豆とネーブルオレンジピールの春巻き
前回同様見事な鯖寿司に始まり、塩味のほど良い塩梅の唐墨蕎麦をいただき、素晴らしい八寸。
かなりお腹いっぱいになってきています^^;
そして今宵の主役花山椒鍋の始まり!
こちらの花山椒鍋は豚肉と牛肉の2種を使用。花山椒のための、添えとしての豚肉。あくまで花山椒を美味しくいただくため。唇も口の中も痺れてきます。
牛肉と花山椒の美味しさは言わずもがな。
最後には、筍ご飯にこのスープを掛けてくださるという。まさかの三連発。
一生分の花山椒をいただいた思い、大満足です。