店名 |
Eigetsu(Eigetsu)
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類型 | 日本料理 |
預約・查詢 |
03-6277-6293 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都港区赤坂3-11-7 ソシアル赤坂ビル 4F |
交通方式 |
距離東京Metro地鐵銀座線·丸之內線 【赤坂見附站】 步行5分鐘距離東京Metro地鐵千代田線 【赤坂站】 步行5分鐘 距离赤坂見附 237 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥20,000~¥29,999 |
預算(評價匯總) |
¥20,000~¥29,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
10 Seats ( 吧臺4席,桌子4人×1、2人×1) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
外送 |
赤坂の飲み屋街、それもスナックなどがぎゅうぎゅうに詰まったビルの中で知る人ぞ知る名店として名が轟く日本料理です。こちらは"赤坂 泳月"。
隣のビルはお気に入り(とか言いつつ1度しか行ったことがない)の歓世水というお蕎麦屋があります。
予約時間よりもちょっと早めに到着したのですが、まだ電気がついておらず、なんとも言えない哀愁を漂わせておりました。瞬間的に不安気な気持ちになったのはここだけの話。
店内はカウンター4席(通常は2席と思う)、テーブル席2つのとっても小さな面積、これをご夫婦二人三脚で営まれています。
今どきのイケイケな日本料理屋さんの内装とは真逆を行く昭和感たっぷりで質素な佇まいですので、食事を心から楽しみたい方向けです。こういう空間嫌いじゃない、というか好き。
始めは鱧の落としとタマゴの醤油漬け。左は定番梅醤油、右はわさび醤油です。
確かな技が光る鱧の骨切りも完遂され小骨なんかは一切ありません。見た目にも涼しい上品なお味。醤油漬けもプリン体を微塵も感じさせない艶っぽい仕上がりでした。
アワビとナスのおすまし、鰹の良い香りが鼻腔を伝います。トロトロな茄子に素材の極みと言うべきアワビの磯感、この組み合わせのセンスと言ったら。
お刺身はマコガレイ、白えび、白ミル貝、それから無添加の塩水ウニ。
見ただけで感じる大当たり感。Exactlyです。
そこらの高額寿司屋もひれ伏すような粒の大きいウニは、へんな臭みもなく苦味もなく、旨みが静かに口の中で溢れ帰ります。
全部美味しいですがこの中ではマコガレイが一際目立ちますね。ぐにゅっとした弾力もそうですが、喉奥に余韻を残すような旨さ、たまりません。
あん肝のいくらの海苔巻き、こちらも先と同様完全なるプリン体の塊なのですが綺麗な味覚の着地。もはや貴賓すら感じます。そして地味に海苔が香り高く濃い。
焼き物は鮎、お好みで蓼の葉も。鮎は米酢につけていただきます。素材の真骨頂と言うべき夏の定番料理ですが、川で生きていた姿を彷彿とさせる独特な香りが凄くいい。
生麩の利休焼き、あまじょっぱさとモチモチな食感に思わず頬が緩みます。こういうのをお祭りで食べたい、無理だけど。
鮑の歯と肝はポン酢で。
肝を華麗にさっぱりと食べさせるなんて素敵です。
歯は人生初かな食べたことあったかな、という具合でちょっと稀有な体験。
鱧の柳川、鱧はもちろん美味しいのですが、季節の野菜ではないゴボウが美味しい。新ごぼうかな?素材の旨みが泳ぐ出汁はほんのり甘さがありでそれもまたよき。
七味と山椒をお好みでと言われたのですが、店主と女将さんとインドの話で持ち切りになりかけ忘れました。笑
お二人の仲睦まじい姿にこちらまでニコニコになります。
秋田の和牛と新蓮根は自家製ソースで。
からしと味噌のコンビネーションがさぱっとしているため、牛の脂を綺麗に包んでくれます。
蟹まで出てきました、これは花咲蟹。
説明不要で美味。
てか、ご馳走オンパレードなんですけど。
鯛飯、ふっくらと厚みのある味わいです。
鯛の目(1個だけ)がついてきたので頂いちゃいました、これもマニアックですが美味しい。
デザートは沖縄のマンゴーと品種は忘れましたがさくらんぼ、最中。
都内のイケイケ予約困難店な日本料理なんて視界に入らないばりの実直そのものなお料理でした。
地味目で店内もお料理も映えこそないですが、確実に美味しい和を楽しみたい方には太鼓判をおしたい。
おしどり夫婦の素敵な接客は、どんなシチュエーションにも対応可能です。
またぜひ行きたいです。
ご馳走でした。