赤坂の老舗持ち帰り寿司店:ランチ限定「稲荷寿司と太巻」
赤坂二丁目にある「茶懐石寿司(持ち帰り寿司)」の店です。
「茶懐石寿司」は1933(昭和8)年の創業以来、皇室主催の園遊会でも出される由緒ある品。
赤坂本店の他、伊勢丹新宿本店、小田急百貨店新宿本店 、玉川高島屋S.C店、三越日本橋本店でも購入可です。
看板商品は「茶巾寿司」や「ちまき寿司」。
その他、海苔巻、押し寿司、棒寿司、ばら寿司、各種詰め合わせ、お弁当、季節のお寿司を用意しています。
創業から商品は変わらず提供され続けていますが、諸事情により2007~2014年は「福槌」として営業(※詳細は後述)。
場所も赤坂地域の中で数回移転しています。
初回訪問は昭和の時代にちまき寿司、次は2011年に茶巾寿司を購入しました。
どちらも高価ですが、美しく品が良い上質なお寿司です。
・ちまき寿司
もとは「端午の節句」向けに作られた、酢飯に鯛、海老、鱒、鯵、玉子をのせ竹で包んだお寿司。
今は通年商品です。
・茶巾寿司
今ではあちこちで見かける、細かく刻んだ焼穴子・干瓢・椎茸・海苔などを混ぜ込んだ酢飯を薄焼き玉子で包んだお寿司。
HPに掲載された発売時のパンフレット記載内容によると「大正時代に創業者の初代小原氏が宮家のお茶会向けに考案」したお寿司。
1個でもボリュームはありました。
昼再訪。
場所は溜池山王駅7または8番出口近くの永田町法曹ビルの地下1階。
地下1階の通路奥に暖簾がかかっています。
店内は狭いですが、花が飾られ品の良い雰囲気。
商品の陳列はなく、注文後に奥の厨房で用意されます。
接客は普通。
注文生産が主なので、店頭対応は慣れていないようでした。
購入したのは以下の通り(価格は税込み)。
先客はいませんでしたが、厨房で用意するため、手渡しまで5分ほど待機。
●ランチ:稲荷寿司と太巻(600円)お茶付。
ランチのサービス品。
太巻2切れと稲荷寿司3個、青菜漬のセット。
茶巾寿司1個が756円ですから、お得感はある内容です。
・太巻
福槌巻と呼ばれる海苔巻。
具は海老・干瓢・玉子焼き・きゅうり・椎茸・焼穴子。
定番らしい安心感ある構成。
いろいろな味がしておいしいです。
私は好みの関係で通常は太巻き寿司を選ばないのですが、これは気に入りました。
・稲荷寿司
油揚げがきちんと甘く、後味さっぱり。
酢飯とのバランスがよく、いくつでもいける味。
品が良い甘いお寿司に塩気のある青菜漬のアクセント。
量は丁度よく、おいしくいただきました。
お茶がついてくるので、外でピクニック用に調達してもいいですね。
やや高価ですが、変わらない味が良い所。
茶巾寿司は好物ですし、季節限定のお寿司もおいしそう。
お土産用に再訪したいと思います。
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※店名変更の経緯
2006(平成8):元経営者の事情により「有職」は閉店。
2007(平成9):商品継続の要望があり現経営者により再開。2014年まで「福槌」として営業。
2014(平成26):商標権等の問題が解決し、もとの「有職」として店名変更。
詳細はhttp://shohyo.shinketsu.jp/originaltext/tm/1162485.htmlに公開されています。
店名 |
Yuushoku(Yuushoku)
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類型 | 壽司 |
預約・查詢 |
03-3560-7577 |
可供預訂 |
可以預訂
FAX:03-3560-7578 |
地址 |
東京都港区赤坂2-2-21 永田町法曹ビル B1F |
交通方式 |
東京メトロ銀座線・南北線【溜池山王駅】徒歩1分 距离溜池山王 86 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、AMEX、Diners、JCB) 无使用電子錢 |
座位數 |
( テイクアウトのみ) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
平靜的空間 |
料理 |
對魚類料理講究,健康/美容食品菜單 |
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此時建議 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
提供外帶服務 |
網站 | |
備註 |
【港区六本木2-2-5新赤坂ビル B1Fから移転】 |
赤坂二丁目にある「茶懐石寿司(持ち帰り寿司)」の店です。
看板商品は「茶巾寿司」や「ちまき寿司」。
その他、海苔巻、押し寿司、棒寿司、ばら寿司、各種詰め合わせ、お弁当、季節のお寿司を提供しています。
「茶懐石寿司」は1933(昭和8)年の創業(※)以来、皇室主催の園遊会でも出される由緒ある品。
赤坂本店の他、伊勢丹新宿本店、小田急百貨店新宿本店 、玉川高島屋S.C店、三越日本橋本店でも購入可です。
場所は溜池山王駅7または8番出口近くの永田町法曹ビルの地下1階。
地下1階の通路奥に暖簾がかかっています。
店内は狭いですが、花が飾られた品の良い雰囲気。
商品の陳列はなく、注文後に奥の厨房で用意されます。
但し、一部の商品を除いて要予約。
初回訪問は赤坂三丁目に店があった1987年5月。
ちまき寿司目当てだったのだけれど、当時の私には高価すぎて3本だけ購入。
次は現在の場所で2011年に茶巾寿司、2018年にランチ(稲荷寿司と太巻)を購入しました。
午後再訪。
店が入るビルの入口で見かけた、持ち帰り用のお弁当のお知らせ。
価格も割引されているのでお得です。
・(ランチタイム限定)稲荷寿司と太巻(600円)
・彩青弁当(1,200円←定価1,350円)
・神戸牛ばら散し御膳(1,700円)
・茶懐石寿司御膳(1,950円←定価2,160円)
予約しなくてもよさそうでしたが、念のため数日前に電話にて予約。
電話の対応は忙しそうで、慣れていないようでした。
当日午後。
希望した時間に訪問。
電話対応は微妙でしたが、接客は普通に良いです。
注文した品は立派な紙袋に入れて手渡されました。
購入したのは以下の通り(価格は税込み)。
●茶懐石寿司御膳(持ち帰り価格@1,950円)
伏見(小さい茶巾寿司)とちまき寿司2本に季節の料理を彩りよく詰めたお弁当。
内容は伏見(小サイズの茶巾寿司)1個、ちまき寿司2本(鯛、海老)、鯛昆布巻、煮鮑、海老、鰆照り焼き、煮ほたて、絹さや、炊き合わせ(かぼちゃ、人参、蓮根、生麩、筍、鶏つくね、赤蒟蒻)。
美しい盛り付けだけでなく、単品だと伏見は481円、ちまき寿司は432円~なので得した気分の内容です。
・伏見
小さいサイズの茶巾寿司。
細かく刻んだ焼穴子・干瓢・椎茸・海苔などを混ぜ込んだ酢飯を薄焼き玉子で包んだもの。
「大正時代に創業者 初代小原氏が宮家のお茶会向けに考案」したお寿司だそうです。
私はこの茶巾寿司が好きなのでした。
・ちまき寿司
酢飯に鯛、海老、鱒、鯵、玉子をのせ竹で(円錐状)に包んだお寿司。
「端午の節句」向けに作られていたお寿司ですが、今は通年商品です。
御膳に入っていたのは「鯛」と「海老」。
竹の包みをあけると竹の爽やかな香りと酢飯の香りがふわっと広がり、具をのせた「お寿司」が登場。
艶がある酢飯と鯛や海老がよくなじんでいました。
・季節の料理
丁寧に作られ、一つ一つに存在感があり。
期待以上の品揃えとおいしさでした。
料理を肴にしてお酒も飲むのもお勧めです。
日持ちは当日23:00まで。
〈原材料〉
米(国産)、鰆、鯛、鶏卵、海老、鮑、ホタテ、南瓜、人参、赤蒟蒻、蓮根、鶏肉、筍、生麩、干瓢、蟹、椎茸、豚脂、玉葱、昆布、イカ、生姜酢漬、絹さや、海苔、柚子、白胡麻、食酢、砂糖、塩、醤油、鰹節、味醂、日本酒、植物油、ビーツ、(一部に卵・あわび・えび・鶏肉・かに・豚肉・いか・ごま・大豆・小麦を含む)
茶懐石寿司御膳は大満足。
中でも茶巾寿司は好物なのだけれど、夏限定の「夏かん寿司」も気になるところ。
機会を作り、再訪したいと思います。
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※店の歴史と店名変更の経緯
2006(平成8):元経営者の事情により「有職」は閉店。
2007(平成9):商品継続の要望があり現経営者により再開。2014年まで「福槌」として営業。
2014(平成26):商標権等の問題が解決し、もとの「有職」として店名変更。
詳細はhttp://shohyo.shinketsu.jp/originaltext/tm/1162485.htmlに公開されています。