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野菜がおいしいやさしい料理 : Honkom Men Shinki

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3.5

¥2,000~¥2,999每人
  • 美食/口味3.5
  • 服務3.0
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.0

3.5

JPY 1,000~JPY 1,999每人
  • 美食/口味3.5
  • 服務3.5
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.5
2024/05訪問第 15 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.0
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.0
JPY 2,000~JPY 2,999每人

野菜がおいしいやさしい料理

ひさしぶりに「新紀」で早い夕食にする。
夕食どきがはじまったばかりの時間でお店は静か。ホールも厨房も香港系の人たちで日本人はボクひとり。
小さな旅行に来た感じ。
香港麺と小さな丼の気軽なセットがある。お昼時にここにくると必ずこれをたのんで食べる。
香港麺は汁なし、汁ありが選べて大抵汁なし。ザクザクとした香港麺を心置きなく味わうためには汁なしの方がいいからそれで。
丼は排骨飯がいつもの選択。ボクもタナカくんもこの組み合わせが好きだったから今日もそれ。
野菜不足になっちゃいけないと思って、花ニンニクと油揚げの炒めものをお供にとってひと揃え。
テキパキ料理がととのってカウンターの上がたちまちにぎやかになる。汁なし香港麺についてるスープ、セットのサービス杏仁豆腐も一気に揃ってやってきた。

香港麺には青梗菜にエビワンタン、釜焼き叉焼と具材たっぷり。まず青梗菜を食べてお腹の入り口開ける。
それから花ニンニクと油揚げの炒めもの。
塩とスープで味が整うゴチソウ野菜。
花ニンニクは香り華やか、シャキシャキしつつもとろける感じが独特で、ひたすらシャキシャキしているもやしのみずみずしさとは一線画す肉感的な味わいがいい。
スープをたっぷり吸い込んだ油揚げはシットリ、やわらかなとろみが全部をコーティングして繊細なのに力強い不思議なおいしさ。
ザクザク歯切れる香港麺はオイスターソースをまとって味わい深く、茹でてソースをからめただけ。なのに不思議なほどに香ばしくなにより麺の散らかる感じが心地よい。

茹でワンタンはエビのすり身をたっぷり詰め込みその薄皮から透けて見える色っぽさ。排骨飯にも香港麺にも辣油をたっぷりかけまわす。辛さよりも香りが印象的な辣油で、スパイスが焦げた香りが料理の風味に奥行きつける。
昔は骨付き肉を使ってて軟骨やゼラチン質を味わうこともできたのだけどときおり砕けた骨が混じることもあった。ただそれこそが「排骨」を味わい醍醐味だったんだけど、今は骨なし肉で作ってる。食べやすいけどちと残念。
エビワンタンの最後の一個をスープに浮かべてするんと食べる。皮がプルプル震えて口の隅々撫でて、口の中を泳ぐかのよう…、オキニイリ。スルスルの杏仁豆腐で今日の〆。


2023/11訪問第 14 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.5
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.5
JPY 1,000~JPY 1,999每人

もやし炒めに排骨飯

昼に「新記」。カウンター席に座ると四谷三丁目の交差点が真下に見える。
今でも横断歩道をタナカくんが歩いているような気持ちがする場所。
汁なしワンタンメンを香港麺で作ってもらう。
何種類かのご飯ものと一緒になった気軽なセットが用意されてて、排骨飯を選んでたのむ。
まず排骨飯とスープが到着。
豚肉を油で揚げた排骨じゃなく、ここの排骨は蒸し料理。
ぶつ切りにした豚バラ肉を豆豉と一緒に蒸し上げて軽くとろみをつけたものをご飯にのっけたもの。
これ、タナカくんが大好きだった。
豚の脂が甘いうえ豆豉の風味とコクがおいしい。
セットの他に野菜も食べなきゃと黄金ニラともやしの炒め物を追加した。
塩と鶏ガラスープで味がしっかり整っていて味わいさっぱり。
それにしても野菜の炒め物のおいしいこと。強い火力で炒めるからでしょう…、野菜の水分が閉じ込められたまま仕上がっている。だからシャキシャキ。

中華料理で使われる中華鍋は底が丸い構造で、温められる場所が小さい。
底が平たい鍋を使うと「面」で熱が入ってくる。
中華鍋のような構造の鍋を加熱すると「点」で熱が入っていくから、強烈にしかも強力に炒めあげていくことになる…、って中国料理の調理人から教わったことがある。家でなかなかできない仕事。

そしてメインの汁なし香港麺。
極細の麺に中国醤油とオイスターソースのタレがからんで上には叉焼、海老ワンタンに青梗菜。ネギがぱらりと散らかってこれもおいしい。食べるラー油で辛みと風味をつけてザクザク食べる。極細なのに噛みごたえがあり、口の中で散らかる食感がここちよい。

排骨飯の上にもやし炒めをのせてむっちり排骨とシャキシャキもやしを一緒に食べる。
香港麺の上のワンタンをスープに浮かべる。極薄の生地がスープの中でひらひら揺れて、口に入れるとするんとすべるようになる。餡はエビのすり身でムチュンと潰れる。スープは濃厚。お腹も満ちる。
いつも杏仁豆腐をサービスしてくれる。料理を食べ終わるタイミングでなにも言わずにそっと差し出されるガラスのボウルがうれしくて…。スベスベ系の杏仁豆腐。ほんのり甘いシロップも残さず飲んで、さぁ、帰る。

2023/02訪問第 13 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.0
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.0
JPY 2,000~JPY 2,999每人

夜の新記、ひさしぶり

出張先から四谷三丁目の駅につく。
家に帰っても冷蔵庫の中にはこれといって食材もなく、「新記」で食事をすることにした。
空は暗いけど夕食どきにはまだ早く、お店は静か。カウンター席に座って夜の町をながめる。
やっぱりひとりの夜はさみしい。まもなくもう3年になるんだなぁ…、ってちょっとしんみり。
このお店にはほんとうによく来た。
この町には他にも何軒かよく来たお店があるけれど、今日は飲みたい…、ってときに選んだお店のひとつがここだった。お酒は何でも飲んだ人だったけど、一番体に合うのは紹興酒。だから紹興酒がおいしく飲めるこの店が好きなんだよね…、ってよく言っていた。
オンザロックでクイクイ飲んで、オトナの麦茶って笑ってた。
30種類ほどの小皿料理が揃ってて、そこから3種、好きなものを選んで1150円っていうメニューがある。それが紹興酒のお供になった。

いつも絶対たのんだのは揚げワンタン。薄い生地が花咲かすように揚げられて中にはたっぷり、エビのすり身が入ってる。マヨネーズをたっぷりつけてパクリとひと口。バリバリ生地が壊れてちらかり、エビのすり身がむちゅんと潰れる。笑っちゃうほどおいしくて好き。
それから排骨。骨付きの豚バラ肉をトーチと一緒に蒸し上げたもの。唇ひんやりさせる脂が甘くてネ…、クチャっと潰れる食感も肉感的なオゴチソウ。これに大根餅っていうのがいつもの組み合わせなんだけど、今日はひとりで野菜を食べなきゃいけない。
レタスの湯引きを代わりにたのむ。

レタスをちぎって茹でたところに油を少々。オイスターソースをかけて仕上げる簡単料理。
でもシャキシャキとした歯ざわりやオイスターソースのうま味。レタスの渋みに香りもおいしい。家でもたまに作って食べるオキニイリ。
ラー油をちょっと垂らして混ぜて、シャキシャキ食べてお腹潤す。
野菜を食べてるって感じがしみじみ気持ちいい。

メインは海鮮粥を選んでみた。
タナカくんが体の具合を悪くしたとき、ここのお粥を重宝してた。
程よくサラサラ。けれどお米の粒は角が取れててぽってりやわらか。お米のスープって感じがやさしい。具材もたっぷり、エビに小さな甲いかにネギ。揚げて砕いたワンタンの皮が食感、風味を整える。揚げワンタンをちょっと浸して食べると生地がしんなりなって、スープに油の風味も混じる。

スープの味はどっしりしてます。鶏ガラスープに具材の海鮮類の味が混じってなかなかおいしい。レンゲですくって排骨をのせ一緒に食べるとクチャっと潰れる豚バラ肉の脂がお粥をおいしくさせる。お腹もしっかりあったまる。
今日はたくさん食べたから残すかなぁ…、と思ったけれど全部キレイに食べられた。お粥の量が軽くてスープのような食感だったということもあったのだろうけど、食欲が不思議なほどに持続した。隣で一緒に食べてくれていたからかなぁって思ってぼんやりしていたら、「どうぞ」と杏仁豆腐がやってきた。
甘みやさしくスベスベとした豆腐といいうより杏仁ゼリー。食感軽くてスルスルお腹に収まっていく。おいしかったネ…、って空に向かっていいながら家にのんびり帰ります。

2022/08訪問第 12 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.0
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.0
JPY 2,000~JPY 2,999每人

みんなで食べるとおいしいネ

大人の遠足でルイヴィトンのイベントに行く。
六本木のミッドタウン東京の庭にピンクの箱のような建物をたて、ルイヴィトンのアパレルや小物、旅行かばんを展示している。
モードな洋服は素材もデザインも尖ってて、今となってはこれもルイヴィトンらしさなのかもしれないけれど、昔のルイヴィトンのイメージとはほど遠い。
一時期好きだったブランドです。30代の頃、「旅するように生きる」というのが目標で、大型のハードトランクをいくつも誂え部屋に置いてた。それもそのうち飽きちゃって卒業したのが40手前。
そのうち企画物をバンバン出すようになって、一生モノを丁寧に売る商売から季節モノで荒稼ぎするビジネスに転換したように感じてすっかり買わなくなった。
欲しかったワードローブトランクがあって、いいよなぁ…、と思うもハンガーに下がった服がギラギラで、美川憲一の持ち物かいな?って思ったりした。笑っちゃう。


夜は四谷三丁目の「新記」でおいしいものを食べながら、大人の遠足の反省会。
夜に来るのはひさしぶり。
中国料理のお店はひとりよりも大人数の方がたのしい。
特にこの店は個性的な小皿料理がたくさんあって、ひと皿400円から500円という値段なんだけど3つたのむと1150円。
今日は3人。6皿選んで2300円でお酒を飲んだ。
いつもたのむ揚げワンタン。エビをくるんだワンタンをバリッと揚げた軽い仕上がり。極薄の生地がバリバリ壊れて口にちらかる感じがたのしく、最後にむっちり、海老のすり身が奥歯に当たる。
それから春巻き。ここではじめて食べる料理で、あんはとろっとなめらかでネギやピーマン、鶏肉と具材もにぎやか。芥子をといた醤油に浸してバクバク食べる。

骨付き豚肉をトーチと一緒に蒸した排骨。
脂のネットリとした食感、甘みがおゴチソウ。
蒸した鶏肉に酸っぱく辛いソースをかけた海南島。
昼に食べた上品な中国料理もおいしいけれど、気軽でたのしい料理もおいしい。
大根餅に牛すじ煮込み。中国スパイスをたっぷり使って、肉がほろりとほぐれる食感。香港の路地裏を歩いているような気持ちになれる香りがおいしい。オキニイリ。
野菜を炒めてもらいます。
もやしとニラと油揚げ。塩と油と鶏ガラスープで味がととのい軽くとろみがついている。赤唐辛子の辛味がピリリと味を引きしめ、シャキシャキ感もおゴチソウ。
伸びたブロッコリのようなガイラン菜は渋みがおいしく強火でちゃちゃっと炒められているからでしょう…、これもシャキシャキ。家では作れぬおゴチソウ。

マコモダケと海老の塩炒めを作ってもらう。
「タケ」ってつくと例えばフクロタケのようにきのこを連想させたから、タナカくんがはじめてたべたときには恐る恐る食べていた。すの入ったたけのこみたいな食感で、癖がなくって味が乗りやすいから食べてみればのオキニイリ。サクサクシャクシャク、歯ざわりたのしく味わった。
アサリのにんにく蒸しをたのめば刻んだネギとにんにくがたっぷり殻の中にたまって、アサリを食べてるというよりもニンニク味のネギを食べてる感じがたのしい。
海鮮かた焼きそばを〆にして、金曜の夜の〆とした。

2022/05訪問第 11 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.5
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.5
JPY 1,000~JPY 1,999每人

赤い叉焼、香港麺」

お昼に「新記」。
四谷三丁目の交差点に面した小さな香港みたいな気軽なお店。
BGMも香港の流行歌。昭和の日本のポップスみたいな曲ではじめてきくのになつかしい。
お店に入り、通りに面したカウンターについてぼんやり。大きな窓越しに町の様子がみてとれる。
買い物をする人たちなのか、地下鉄にのってどこかに行こうとする人たちなのか、街はどこかソワソワしているように感じる。
週末だなぁ…、って思ってちょっとしんみり。
30種類の小皿料理から好きなものを3つ選んで1000円という料理の中から、レタスの湯引きに大根餅、揚げワンタンを選んでたのむ。いつものここでの食事のはじまり。
あっという間に湯引きのレタスが出来上がり、お待たせしましたとやってくる。景徳鎮のお皿が白い深皿に変わりました。湯引きレタスの上にかけたオイスターソースもお好み焼き屋さんのマヨネーズみたいに糸状にかかるようになっている。

お箸でぐるぐるかき混ぜる。
オイスターソースをレタスの葉っぱになじませ食べる。
シャキシャキとしたレタスの食感。
オイスターソースのうま味に塩味、香りで味が整う、簡単だけどレタスの持ち味を思う存分たのしむ料理。
レタスの渋みも良きアクセント。
今日のメインは汁なし麺。
いつもは海老ワンタン麺にするのだけれど、今日は贅沢に全部のせ。
赤く仕上げた香港風の窯焼き叉焼。五香粉や八角の香りがなんともエキゾチックな牛バラ煮込み。青梗菜にネギに茹でた海老ワンタンと具材たっぷり。麺は細くてザクザク端切れる感じがたのしくおいしい香港麺。食べるラー油をたっぷりかけて、ザクザク食べてお腹を満たす。

ここに限らず香港風の牛バラ煮込みが好きだったなぁ…、作ってみるって圧力鍋に牛すじ肉や牛バラを入れて醤油と買ったスパイスで煮込んで作ってみたけれどなかなかお店の味にならずに、どうすりゃいいかと試してみるも結局これはお店で食べるものって二人で結論づけた。今日もお店の味をたのしむ。
パリパリ揚がった生地が壊れて包み込んだエビがムチュンとはじけてとろける揚げワンタン。エビのすり身とエビそのものが混ざり合い食感違いもたのしめるのがオキニイリ。大根餅はお腹いっぱいで食べきれずお土産にしておやつにします。
食べ終わる頃にそっと杏仁豆腐が差し出され、サービスですって今日もうれしい、ありがたい。

2022/01訪問第 10 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.5
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.5
JPY 1,000~JPY 1,999每人

プロの炒めるもやしはなんでおいしいんだろう…。

ひさしぶりに「新記」でお昼。
四谷三丁目に住むようになり最初におなじみさんになったお店がこのお店。
はじめて来たのもタナカくんと一緒だったしい来るときはいつもふたりで、つまり「ボクらのお店」というにふさわしいオキニイリ。
ひとりで来ても隣にいつもいるような気持ちになるのがうれしいようで切なくもある。
カウンターに座って街の景色をみていると救急車がピーポーピーポー走ってく。大きな消防署や大きな警察署、そして大きな病院のある街。それがボクらの街でもありました。
ランチタイムはワンタン麺に肉の焼き物、蒸し物をのせたご飯を好きに選んで組み合わせるセットが人気。ワンタン麺も汁なし、汁ありが選べてボクのオキニイリは汁なしの麺に排骨飯の組み合わせ、

香港風の極細だけどザクザク歯切れる噛みごたえのある麺に醤油色したソースをたっぷり。
海老ワンタンに叉焼、茹でた青梗菜。
ラー油をかけてぐるぐるかき混ぜハフハフ食べる。
ソースの色は濃いんだけれど、味はやさしい。
カラメルみたいな香ばしい香りがあって、旨みに軽い酸味に渋み。
赤い叉焼は歯ごたえがよく肉の旨みが滲み出す。
なにより海老雲呑のおいしいコト。
薄皮の中にみっちりエビのすり身とぶつ切りにしたエビが包まれプリプリムチムチ。
脂ののった豚バラ肉をぶつ切りにして蒸した排骨。骨付き肉ならではのゼラチン質がおいしくてクチャっと潰れてご飯を混ざる。オキニイリ。

追加で黄ニラともやしの炒めものを注文しました。
高温の中華鍋の上を踊るようにして焼かれたもやしはシャキシャキ食感軽快で、餡で閉じられた塩味スープがぽってり絡んでシャキシャキ感が引き立つゴチソウ。
自分の家ではこんなふうには仕上げることができないプロの味にウットリ。香港麺の上にのっけて麺と一緒jに食べると口がにぎわう。みずみずしさを味わうことができるところもまた旨い。
杏仁豆腐をサービスしてもらって食べる。スルスルフルフルなめらかで砂糖シロップもやさしい味わい。ダイエットされましたか?ってお店の人に聞かれたから「ええ、病院で」って答えてお店をあとにした。

2021/04訪問第 9 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.5
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.5
JPY 1,000~JPY 1,999每人

蒸したカサゴのおいしいこと

午前中、家でぐうたらな時間を過ごし、昼を近所の「新記」にしました。
案内されてカウンターの一番端。ゆったり座れる席をもらった。
窓の外には四谷三丁目の交差点。
緊急事態宣言下ということもあって、行き交う人の姿もいつもに比べて少々少なめ。
とは言え横断歩道の向こう側には大型スーパー。丸ノ内線の駅の中でも電車を降りたらすぐスーパーって便利な駅は他になかなかないだろうって思ったりする。
それにしてもこのお店が入ったビルの顔のなんともにぎやかなコト。
テナントとして入るお店の看板がひしめき合って並んでる。焼肉屋から鉄板焼き屋。ファストフードにカラオケボックス。しかもびっくりしたのが叙々苑が入っているっていうことで、荒木町を抱える街の実力感じたものでした。

いつものように小皿料理を3皿たのむ。
まずレタスの湯引きがあっという間にやってくる。ちぎったレタスを茹でたところにオイスターソースをかけただけというスピードメニュー。よく混ぜていくとレタスがまとったお湯でソースがとろけて薄まりレタスの葉っぱにキレイにからむ。シャキシャキとした歯ざわり、歯切れがなんとも軽快。オキニイリ。
それから揚げた海老ワンタン。茹でたワンタンとまるで違ったサクサク感。揚げられ無数に穴のあいた薄皮が、ザクッと壊れて散らかってむっちりとしたエビのすり身の食感引き立てにっこりさせる。
大根餅でひと揃え。食べるたびに大根がなんでこんな料理に変身できるんだろう…、って中国料理の神秘を感じる。オゴチソウ。

先日、ここの一番人気の香港麺を食べてたら隣の紳士が「カサゴの生姜醤油蒸し」をおかずにご飯を食べてた。
それがなんともおいしげで、しかも大好きな料理だったので今日はそれを目的に来た。
中国醤油のタレと一緒に丸ごと蒸した魚の上に、ネギと生姜を乗っけて熱した油をジュジュっとかける。
瞬間、薬味に熱が入って美味しい香りが立ち上がる「香りを味わう料理」でこれがご飯のおかずになんともぴったり。タナカくんも好きだったなぁ…。
ただちょっとした料理屋で作ってもらうと何千円もかかったりする。それをここではそぎ切りにしたカサゴの切り身に粉をはたいて蒸し上げ使う。粉がかたまり表面がプルンと仕上がりなかなか旨い。

カサゴ自体は脂がのってねっとりとろける。そのネットリに表面の粉のプルプル感がハタとかアラとか、上等なお店で使う魚のような食感、味わいがあるのがたのしい。ひとりでご飯のおかずに食べるのならばこれで十分。おいしい工夫。
なによりタレがおいしいんです。ご飯の上に魚を乗せて薬味と一緒にタレをたっぷりかけまわし、ザブっと口に運んで食べる。口いっぱいに広がる香り。タレの風味に油がご飯を包み込みスルスルすべるような食感。スプーンにご飯をのっけて直接、タレに浸してすくって食べると魚いらずのオゴチソウ。
こんなに身近なたところに好物があったんだね…、気づかなくってごめんねって思って席をたちました。

2021/04訪問第 8 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.5
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.5
JPY 1,000~JPY 1,999每人

汁なし香港麺に茹でワンタン

昼はひさびさ、新記に来ました。
四谷三丁目の交差点に建つビルの二階の小さな香港。二人にとっては食堂でもあり居酒屋でもあり、使い勝手のいい店だった。
ひとりでくるとカウンターに案内される。
大きな窓の外には横断歩道が真下に見えて、今でもそこを歩く姿を探してしまう。なんだかちょっと切ない感じ。
それにしてもこのビルの騒々しい顔(笑)。窓や入り口以外はみんな看板みたいな造りがどこか香港的で、この店のロケーションとしてぴったりじゃないかと思う。オモシロイ。
30種類近くの小皿の料理から3つ選んで1000円といううれしいシステム。レタスの湯引きをまずたのむ。湯通ししたレタスにオイスターソースをかけただけの簡単料理でよくかき混ぜると味が整う。家でもたまに作る料理で、シャキシャキ感が心地よい。

汁なしチャーシュー麺を香港麺で作ってもらう。
極細の麺。
中国たまり醤油とネギの香りの油をたっぷりまとわせ仕上げる。
タレが甘くて強い旨味と香ばしさが不思議とくせになるオキニイリ。
極細麺はザクザク歯切れて口いっぱいに散らかる食感がとてもたのしく、赤い叉焼もまた旨い。
ネギに茹でた青梗菜。あとは麺とタレだけというシンプルなのに飽きずたのしく味わえる。
3品チョイスのふた品目を茹でワンタンを選んでたのんだ。
いつもは揚げワンタンをたのむのだけど、今日は汁なし麺のトッピングにしてみようと茹でワンタン。薄い生地から透けてみるのがエビの餡。ほのかにピンクで噛むとブルンと弾力がある。エビの甘みと香りがおいしくペロペロの皮がその弾力を引き立てる。

3品チョイスの最後の料理は大根餅。どうにもこうにも好きな料理でぽってりとした食べ心地。金華ハムのうま味に焦げたところのサクサク感。他に代えようのない食感、味わい。今日も堪能。
湯でワンタンを汁なし麺のタレと一緒に食べるとこれがまたおいしくて、汁なし麺のお供についてくるパイタンスープに浮かべて食べると生地のふるふる感が一層際立つ。オゴチソウ。
そろそろ食べ終えようかというときに、隣の席からおいしい葱油の匂いがして来た。見るとカサゴの生姜葱油蒸しをたのんでご飯と一緒に食べらっしゃる。それがなんともおいしげで、次に来たら絶対にあれ…、と誓って帰る。また来よう。

2020/12訪問第 7 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.0
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.0
JPY 2,000~JPY 2,999每人

今日はワンタン麺にレタスを浮かべた!それも美味

土曜日の夜。家の近所の新記で夕食。
手軽においしいものを食べながら軽く飲むのに便利な店で、よく来てた。4月23日からしばらくこれずにいたけれど、ひさしぶりに先月きたらやっぱりおいしく、やっぱり便利。
来るたびコロナ対策が行き届き、今ではカウンターにまで飛沫感染予防用の透明パネルの衝立がある。
窓の向こうに四谷三丁目の交差点。夜の通勤時間ではあり、けれどやっぱり人出は少ない。さみしい気持ちが余計さみしくなっちゃうようなさみしい景色。
もしタナカくんが生きてたら二人でどんな生活をしてたんだろう…、ってちょっと思った。基礎疾患があったから、苦労してたに違いないなぁって思うも、苦労できるということも生きてるシアワセ。もったいない。
今日は静かでお店の人も手持ち無沙汰な感じでらっしゃる。さぁ、食べる。

いつもたのんでる3品選んで1000円という小皿料理をまずたのむ。
必ずたのんでいたのは揚げワンタン。
パリパリ揚がった薄皮の生地。
中にはたっぷりエビのすり身が包み込まれて、それがムチュンと食感たのしい。
すり身にしっかり味と旨みが入っててそのまま食べてもおいしいんだけど添えられているマヨネーズをたっぷりのっけるように食べると、一層おいしくウットリします。
タナカくんが好きだったのは鶏の料理で中でも海南鶏がオキニイリ。鶏のむな肉をふっくら蒸し上げ辛いタレをまとわし食べる。骨がところどころにくっついていてそれをしゃぶって食べていた。
鶏の脂や香りや皮が好きではなかったボクにもこれなら食べられて、それで多分、たのんでくれていたのかなぁ…、って思いながらむちゅんムチュンと前歯で肉をしごいて食べる。
これに大根餅っていうのが一番おいしい組み合わせ。けれど野菜をやっぱり食べなくちゃネ…、ってそれでレタスの湯引きを選ぶ。健康的でいいぞと自分で自分を褒める(笑)。

メインは海老ワンタンのスープ麺。極細にしてザクザク歯切れる食感が小気味よくっておいしい香港麺に、鶏ガラ系のスッキリとしたクリアなスープの相性がよい。細い麺がそのスープをたっぷり口に手繰りよせ、麺を食べてるというよりもスープを味わっているという感じがするのがオキニイリ。
自家製のラー油をたっぷり。それでキリッとスープの味がひきしまり、ついでに湯引きのレタスを乗せてレタス麺のようにする。レタスがまとったオイスターソースがスープに溶け出してコクがでてくる。シャキシャキレタスもスープに使って一層おいしくなっていく。
極薄のワンタンの生地がペロンペロンと唇撫でてざっくりむちゅんとエビのすり身が潰れるおいしさ。気持ちがほぐれるおゴチソウ。

2020/11訪問第 6 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.0
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.0
JPY 2,000~JPY 2,999每人

牛肉麺にワンタン浮かべる

夜、近所を歩くのが怖かった気持ちも徐々におさまって、たまに近所で夕食を取る。
今日は「新記」にやってくる。
ひとりでくるとカウンターがありがたく、外の景色を見ながらぼんやり。
目の前にある横断歩道をふたりで渡っていたんだ…、と思うとさみしいような、なつかしいような。
思い出があまりに多くて引っ越そうかと一時期考えたこともあるけど、引っ越したって思い出すのはこの街のこと。思い出から逃げるのじゃなく、思い出と向き合うことでしか気持ちは前に進めないから、ずっとこの街にいることにした。
ふたりで来た店がこうしてコロナにも負けずにずっとがんばっている。それも励みのひとつにもなり、ボクもがんばらなくちゃと思えてうれしい。

小皿料理が30種類ほどあって、好きなものを3つ選んで1000円というここの名物。
いつもはそれで紹興酒。
今日はプーアール茶をもらって食べる。
オキニイリはレタスの湯引き。
レタスの葉っぱをちぎって茹でる。水気をたっぷり含んだところにオイスターソースをかけ回すだけ。
お皿の中で葉っぱを何度もひっくり返し、オイスタソースをまんべんなく行き渡ったらそれが食べごろ。シャキシャキ食感軽快で、オイスターソースの旨味にレタスの苦味が混じってなんともおいしい。
いつもは揚げワンタンを選ぶのだけど、今日は茹でた海老ワンタン。理由はいつもたのむワンタン麺のかわりに牛肉麵にしようと思った。中華スパイスの香りゆたかなニューローはタナカくんのオキニイリ。

ザクザク歯切れる極細の香港面を選んで作ってもらって食べる。
牛すじ肉の油がとろける鶏ガラスープ。旨味にコク、風味に香りが混じって気持ちが遠く東シナ海越えていく。
茹で海老ワンタンは大ぶりで、薄皮生地の中にぎっしりエビのすり身と刻んだクワイ。ペロペロぷるん、そしてザクザク、食感たのしくそれを牛肉麺の中に浮かべてワンタン牛肉麺にする。
自家製のラー油をポトン。どっしりとした辛味に焦げた風味が混じって器の中の料理がキリッと凛々しくなってく。おまたせしましたと大根餅がやってきて、今日の夜のひと揃え。大根餅は好きなんだけど、ひと皿2個の大根餅は二人でわけるにちょうどよく、1人で食べると途中で飽きる。一生懸命食べて満腹以上になっちゃった(笑)。

2020/05訪問第 5 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.5
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.5
JPY 1,000~JPY 1,999每人

香港麺に排骨飯。クロズジーロー、春巻の昼

古い友人が訪ねてくれる。
思い出話に花をさかせて、昼を近所の新記で食べる。
話がはずんで気づけば2時をすぎた頃。それでも店には4組ほど。グループ客がたのしげに昼のご飯をあじわっていた。
夜にできない贅沢を昼しましょう…、というムードをなんだか最近感じる。悪いことじゃないなと思う。
レストランで親しい人とテーブルを囲むと自然に笑顔になる。このたのしいムードが外食することの醍醐味なんだ…、って思ったりする。
ランチは麺類、ごはん類が中心のメニューで、一番人気の香港麺。具材全部のせを選んでたのむ。汁なし、汁ありとあって友人は絶対汁ありというので汁麺。海老ワンタンに窯焼き叉焼、牛バラ肉の煮込みがのっかる贅沢バージョン。

極細の麺。
細いのに存在感が抜群で、ザクザク歯切れる。
しかも口に散らかり、その食感が持続する。
スープはスッキリとした旨味が強く、そこに牛すじ煮込みの中華的なる香りがまじる。
お腹が徐々に満ちていくんだけど、お腹が重たくなることがない。
満腹になるために進化した日本のラーメンとまるで違った麺文化にうっとりします。
ボクは好き。

豚バラ肉を豆豉と一緒に蒸して仕上げた排骨をたっぷりご飯にのっけたの。蒸してるときに滲み出してきた自分の脂で煮たような、つやつやテラテラした肉の表面がおいしげで、クチャっと潰れてジュワッと肉汁が滲み出す。サイドに添えた榨菜のピリ辛味も良きアクセント。

料理をメインにした定食が2種類。その1つのメインが「黒酢鶏肉」でどうにも食べたく追加する。ご飯は必要ないのでというとメインの料理とサイドの春巻、それに食後の杏仁豆腐がやってくる。
表面がバリバリになるまで揚げられた鶏もも肉にぽってりとした黒酢がからまる。しっかり熱が入っててコホンとするようなことがなく、黒酢の旨味と焦げたような渋みがおいしい。シャキシャキの玉ねぎ、ピーマン、パプリカと野菜もおいしく食欲すすむ。
サイドの春巻は香港のフードコートの中国料理の店ででてくるような仕上がり。油っぽくってクシュッと壊れ、その油っぽさがおいしかったりするのが不思議。スベスベツルツルの杏仁豆腐でお腹に蓋して満ち足りる。

2020/05訪問第 4 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.0
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.0
JPY 2,000~JPY 2,999每人

みんなで食べると格別おいしい香港料理

日曜日。ボクと彼がいつも遊んでもらってた女子友ふたりが家にきた。
彼とのお別れをしたいからとお花に果物、ケーキを持ち寄り思い出話で盛り上がる。
ひさしぶりに大笑いして気持ちも晴れる。
ありがたいなぁ…、ってしみじみ感謝。一緒に新記で夕食をとる。
お店は流行ってらっしゃった。子供連れのファミリーや仲間同士の会食と、みんなニコニコたのしげで、外食じゃなきゃ満たされぬ気持ちがあるに違いないって思ったりする。
まずはあたたかいスープでお腹を温めましょうと汁そば。汁あり香港麺にトッピングを全部のせという豪華バージョン。海老ワンタンに牛すじ肉の煮込み、それから窯焼き叉焼。スープにいろんな味がまじりこみ、ザクザク歯切れる極細麺までスープの具材のようにふるまう。

30種類ほどの小皿料理から3品好きなものを選んで1100円というここの名物メニューもとった。
蒸し鶏、揚げワンタンに大根餅。
鶏むね肉を蒸してせせってネギの油漬けをたっぷりのっける。
バッサリとした鶏の繊維が奥歯でキチキチ潰れる感じがなんともおいしい。
揚げワンタンの中にはぎっしり、エビのすり身。弾力あってブリンと潰れバリバリに揚がった生地が口の中で壊れて散らかる。香ばしさにエビの風味と旨味がまじる。オキニイリ。
それから必ずたのむ大根餅。ぽってり、ねっとり、スベスベでもある不思議な食感。旨味と風味もなめらかで焦げたところのサクサク感がまた旨い。

それから焼き伊府麺を選んでたのむ。これもここで好きな料理の1つで、ザクザクとして頑丈な伊府麺に中国醤油の甘みと苦味、コクが染み込み噛めば噛むほど旨味が滲んで染み出してくる。エビにコウイカ、もやしにネギと具材もたっぷり。
台湾の高山豆苗を炒めてもらう。茎が太めで葉っぱも頑丈。シャキシャキとした歯ざわりと噛んでくうちにとろみがでてくるところがちょっと空芯菜にも似ていて旨い。ただ今日のこれは若干塩が強く仕上がりスープ麺や他の料理と一緒に食べて味整える。
油をたっぷり吸わせてツヤツヤにした卵と牛肉。油の旨味を堪能し、〆のサービス、杏仁豆腐をスルンと食べて気持ちが満ちる。また遊んでね…、って笑って分かれる。日曜日。

2020/05訪問第 3 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.5
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.5
JPY 1,000~JPY 1,999每人

香港麺に芥蘭菜

初夏の日差しにくっきりとした建物の影が歩道に落ちる土曜日の昼。
ショートパンツをはいて町に出る。
昼ご飯を食べましょうと、四谷三丁目の交差点近くの新記を選ぶ。
考えてみれば街をのんびり歩くのは2週間ぶりくらいでしょうか。たった2週間でこれほど街の印象って変わるんだろうかって思うほど。この店も通りに面した窓に貼り紙。テイクアウトができると必死に叫んでる。
お店は静かです。ひとりだから通りの見えるカウンターに一席もらって料理を注文。
香港麺が売り物の店。海老ワンタン麺を汁なしで作ってもらって野菜も食べなきゃと一緒に芥蘭菜の炒め物。厨房の方からカシャカシャ鍋をこする音。ジャジャっと野菜を炒める湿った音が聞こえてきて、美味しい香りもやってくる。おまたせしましたと料理が到着。

まず芥蘭菜。
油の香りがおいしくて、ひと口食べて体に栄養がみなぎる感じ。
それにしても芥蘭菜の葉っぱが渋い。
何度も何度もここで食べた料理なのに、今日の渋さは今までないもの。
歯茎がキチキチ、きしむような感じがするほど。
茎は甘い。だから一層、葉っぱの渋いことにびっくり。でもその渋さで体が目覚めお腹が動くようでたのしい。生きてるって感じがします。

香港麺は極細にしてザクザクとした歯切れたのしく口の中で散らかる感じが騒々しい。茹でて中国醤油がベースのタレにからめただけで味がしっかり整うところ、独特。エビのすり身がプリプリの海老ワンタンのプルントゥルンと口の中を滑る感じがオゴチソウ。

鶏ガラスープがついてくる。ネギの香りがおいしくて自家製ラー油をちょっと垂らして辛味をつける。海老ワンタンをレンゲに乗せて、スープにくぐらせ食べるとスルンと喉の奥へと一気に滑り落ちそう。そのなめらかにウットリします。

2020/02訪問第 2 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.0
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.0
JPY 2,000~JPY 2,999每人

四谷三丁目の小さな香港

夜、近所で夕食。ひさしぶりの「新記」に来てみる。
いつもにぎやかなお店です。四谷三丁目の交差点の角に立ってるにぎやかなビル。食べ放題の焼肉屋さんがあったかと思えば叙々苑があり、鉄板焼の店やらカラオケボックスやらとテーマ性もへったくれもないテナント構成。
ネオンサインもにぎにぎしくて、アジアな感じが香港麺をあつかうこの店のロケーションとしてはピッタリ。
お店のムードも気軽でたのしい。
まずプーアール茶をもらってお腹をあっためて、食べる準備をお腹にさせる。香港の気軽な料理が気軽にたのしめるのがうれしい店で、中でもオキニイリなのが伊府麺を野菜と一緒に中国醤油とオイスターソースで炒めて仕上げた食感たのしいおゴチソウ。麺の歯ごたえがよくってしかもシャキシャキとした野菜の食感がなんともニギヤカ。

小皿料理が30種類ほど。
好きなものを3つ選んで1000円ちょっとというシステムがありがたくって今日も注文。
いつも必ず注文するのは大根餅と揚げワンタン。
大根餅のねっとりとした食感とこの正体が大根だとはなかなか思えぬ味わい、風味がたまらぬ好物。
エビのすり身をたっぷりくるみ、薄い生地がパリパリになるまで揚げた揚げワンタン。
すり身が膨らみ包んだところは生地がパンパン。出目金みたいな形になって揚がってて、しっぽのところはパリパリサクサク。
壊れて崩れて口の中をにぎやかにする。
揚がった生地の香り濃厚、香ばしくエビの風味を引き立てる。
もう一種類はちょっと迷って海南鶏を選んでみた。蒸した鶏の胸肉に醤油のタレに熱したネギ油。辛子味噌をたっぷりかけてきっぱりとした味にしている。鶏臭いとイヤだなぁ…、とビクビクしながら食べたんだけどしっとりとした肉はいい意味で特徴がなくてボク好み。

料理を2つ。
イカのフリッタっていうのがあって、気になりたのむ。
天ぷらのような衣をつけて、サクッと仕上げたたしかに見ようによってはフリッタ。
イカは小さなコウイカで、一匹まるごと。足のところはサクサク、口の中で破裂するような食感で、胴体部分はムチュンとなめらか。
イカリングともイタリア風のフリッタともまるで違ったイカの食感というのがたのしい。山椒塩で食べるというのも中華的。
もう一種類はつぶ貝とにんにくの茎の炒め物。一口大に切り分けたつぶ貝がパリッと歯ごたえたのしくて、一方にんにくの茎はシャキッと歯ざわりオモシロイ。味はオイスターソースにトーチ。濃厚味で、揚げたコウイカを浸して食べるとまたおいしい。

それからここの一番人気の香港麺。具材を全部のせにして注文しました。
エビワンタンに窯焼き叉焼、煮た牛バラ肉に青梗菜。スープはちょっと濁った鶏ガラ。塩で味が整っていて、具材の味が染み出し味を複雑にする。
揚げたエビワンタンと同じモノ?って思えるほどにエビのすり身の存在感が力強くて生地はトゥルンとなんともなめらか。プリンとはぜてスルリと喉の奥へと生地が流れ落ちていく。
叉焼は端の部分も一緒に入って中華スパイスの風味がおいしい。牛肉煮込みは五香粉の香りが本格的で、ホロリとほぐれるやわらかさ。
極細の麺がザクザク歯切れて口をニギヤカにするのがうれしいオキニイリ。スープもゴクゴク飲んでお腹を温める。

2016/02訪問第 1 次

3.5

  • 美食/口味3.5
  • 服務3.0
  • 氣氛3.5
  • 成本效益3.5
  • 酒類/飲料3.0
JPY 2,000~JPY 2,999每人

ニギヤカなことはすばらしきコト

夜、近所で夕食。新紀に来ます。
ちょっとひさしぶりのココであります。
実は数週間ほど前に一度来たのだけれど、あいにく満席。
それで別のお店に行った。
香港料理という、いわゆる一般的な中国料理とは違った料理のお店で、だから出来た当初はお客様集めに苦労をしてた。
ところが最近。
忙しい日が多いようで、特に週末は満席になることがあるんですよ…、と。
今日も行ってみればグループ客が何組も。窓に面したカウンターだけあいていて、そこをもらった。
ニギヤカナことはステキなコト。

老舗の多い四谷三丁目のこの界隈で、ボクが移り住んでから出来た店。しかもチェーン店ではない店が、こうして続いてくれること。しかも人気のお店になってくことって、なんだかスゴくうれしく感じる。贔屓する。

今日は食事を終えたら、家に帰って仕事の続き。
それでお酒は飲まずにお茶。プーアール茶をポットでもらう。
茶葉の入ったポットをたのめば、差し湯でずっとたのしめる。飲み放題な感じがお得でしかも中国料理に中国のお茶は相性抜群。

料理を2つ。
野菜を食べるをテーマにたのんだ。
青い野菜とイカのえび味噌炒めっていうのがあって、その「えび味噌」の部分に大きく惹かれてたのむ。
やってきた瞬間、テーブルの上が香港になる。

エビの味噌の香りなんでしょう…、強くて濃厚な海の香りがフワッとあがる。
小さなコウイカがたっぷりはいって、たけのこ、青菜、マッシュルームの缶詰に袋茸やらきくらげやらと具材多彩で、食感多様。
マッシュルームの缶詰って、本当に不思議な食材で香り、食感、独特で他に代わるものがないのがオモシロイ。
もやしと黄ニラの炒め物は、スープの旨みと塩の風味に赤唐辛子。シャキシャキとした歯ごたえと、みずみずしさが野菜の中に閉じ込められて乾いて仕上がるプロの手際にウットリします。

メインの料理は炭水化物系を2種類。
ひとつは炒めた伊府麺。
揚げた平打ち麺を使った料理で、揚げているから細かな穴が無数にあいた麺線で、そこにタレの旨みがしっかり入る。オイスターソースと中国醤油でコッテリ味に仕上がっていて、どこかカラメルみたいな甘い香ばしさがある。クニュクニュとした食感に噛むと弾力ある麺と、シャキシャキ、もやしがよき組み合わせ。
それからもう一つ、牛肉を具材に加えた玉子焼きをご飯の上にのっけたモノ。
ネギと塩。スープの旨みが玉子をこんなにおいしくさせる。良く熱を通してくださいね…、ってお願いしたらこんがり仕上がり、油で揚げた玉子のようなサクサク感がまたおいしい。

40種類ほどの小皿料理から好きな料理を3つ選んで1000円という、前菜料理を今日も3つ。いつもたのむのは大根餅で、ふっくらしててやわらかなのにサックリとした噛みごたえにほとんど虜。
いつもはコレに揚げワンタンを合わせるんだけど、今日は揚げた餃子にします。カリッと揚がった生地の食感。中にはたっぷり豚ひき肉で食べごたえがかなりどっしり。蒸しどりを辛子で食べる海南ジーと、どれもおいしくお腹がたのしく満たされる。

餐廳資訊

細節

店名
Honkom Men Shinki
類型 飲茶・點心、中式粥品、東南亞料理
預約・查詢

03-6380-0239

可供預訂

可以預訂

地址

東京都新宿区四谷三丁目8番 四谷三丁目中央ビル 2F

交通方式

從營團地鐵丸之內線四穀三丁目站A3出口徒步30秒

距离四谷三丁目 30 米

營業時間
  • 星期一

    • 11:30 - 23:00

      (L.O. 22:30)

  • 星期二

    • 11:30 - 23:00

      (L.O. 22:30)

  • 星期三

    • 11:30 - 23:00

      (L.O. 22:30)

  • 星期四

    • 11:30 - 23:00

      (L.O. 22:30)

  • 星期五

    • 11:30 - 23:00

      (L.O. 22:30)

  • 星期六

    • 11:30 - 23:00
  • 星期天

    • 11:30 - 23:00
  • 假期
    • 11:30 - 23:00
  • ■ 定休日
    年中無休
預算

¥2,000~¥2,999

~¥999

預算(評價匯總)
¥2,000~¥2,999¥1,000~¥1,999

檢查支出金額的分配情況

付款方式

无使用卡

无使用電子錢

服務費收費

なし

座位、設備

座位數

45 Seats

個人包廂

可能的

可容納6人、可容納8人

包場

不可能

禁煙・吸煙

嚴禁吸煙

停車場

不可能

空間、設備

有吧檯座位

選單

酒水

有燒酒,有葡萄酒

料理

對蔬菜菜式講究

特點 - 相關信息

此時建議

與家人/孩子 |一個人 |與朋友/同事

許多人推薦的用途。

位置

能看到夜景

服務

提供外帶服務

關於兒童

接待兒童

網站

http://www.honkonmen-shinki.jp/

開店日

2011.12.2