店名 |
Wain Kappou Kontorasuto(Wain Kappou Kontorasuto)
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類型 | 日本料理、洋酒吧、饅魚 |
預約・查詢 |
090-2628-0460 |
可供預訂 |
可以預訂
訪問前に電話した方が良い |
地址 |
東京都新宿区荒木町9 美舟ビル 1F |
交通方式 |
東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅 徒歩3分 距离四谷三丁目 247 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥20,000~¥29,999 |
預算(評價匯總) |
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、VISA、Master) 无使用電子錢 |
座位數 |
7 Seats |
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最大宴席可容納人數 | 9人(座位) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 徒歩3分以内にコイン・パーキングあり |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位 |
酒水 |
有葡萄酒,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
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服務 |
可提供兩個半小時以上的聚會,有品酒師 |
網站 |
平日夜に東京へ。荒木町にあるこちらにお邪魔しました。和食にワインを合わせて出してくれるお店だそうです。
外観は昔からある寿司屋の風情。自動ドアが壊れていて自力で開けて店内に入ると正に昔は寿司屋だったんだろうなという内装です。色んなものが雑然と置かれなんとなく不思議な感じ。なお客は私1人でした。
まずはシャンパーニュ。メニューは無く、大将というかシェフというかにお任せします。酸が効いててスッキリ。ちゃんと美味しいシャンパーニュです。この後もグラスワインでしたが、お会計からするに1000-2000円の間のものが殆どでした。
御通しはおぼろ豆腐。まんまおぼろ豆腐です。あったかい。
牡蠣。赤穂産のものと広島産のものだったかな。赤穂のものが濃厚。胡椒をたっぷりかけてあるのが面白い。
オーストリアのグリュナー。フルーティで少しミネラルを感じます。ちゃんとペアリング。
草履海老の天ぷら。これはもう素材の勝利ですね。天ぷらとしてはイマイチですが、海老の甘さったら無い。肉厚で食べ応えもありむちゃんこ美味しかった。
せいこ蟹は金沢おでん風に。出汁は一流店と比べてしまうと厳しいですが、せいこ蟹が甘くって嬉しい。割とそこら辺に積んである発泡スチロールの箱から出して調理してるのですが素材は確かです。
ドイツのシルヴァーナー。ミネラル感バリバリ。こういうの好きです。
虎河豚の湯引き。ポン酢がちょっと強すぎる嫌いがありますが、やはり河豚自体が美味しい。もぐもぐ咀嚼する幸せ。
またもドイツ。これもバリバリのミネラルです。分かりやすい方向で好き。
虎河豚の白子も出てきました。これは問答無用。流石にここは日本酒が欲しくなりました。
虎河豚の唐揚げ。美味しいのですが、過食部が見事に少なく、ほぼ骨でした。見た目に反して食べた感がほぼないまま無くなってしまって寂しい。
マルサネ。ヴィンテージ若いのにちゃんとブルゴーニュしてるやん。
さて、ここらで後どれぐらい食べるか聞かれます。トンカツをよく出す、ご飯ものなら鰻重も出来ると仰ったので両方下さいとお願い。どう考えても食べすぎですが、この時の私はワインを飲んですっかり気分が良かったのです。
という事で岩中豚のトンカツ。200gです。このお店でトンカツってどうなのよと思いますが、これがむちゃんこ美味しい。衣は薄く、中はしっとり柔らかく、肉汁が溢れます。何と上品なトンカツなのか。たまり醤油で食べさせるのも良いですね。そんじょそこらのトンカツ屋を遥かに凌駕する美味しさでした。これはスペシャリテだわ。あまりに美味しかったのでこの後ご飯物を食べるのに白米を少しもらってしまいました。
トンカツにはテンプラリーニョ。肉の旨味と脂によく合います。
さて鰻重。普通に鰻重です。背開きの関西風で私好み。これだけ食べた後の〆で鰻重を食べたのは初めてですが、それでも美味しいと感じるぐるいに美味しかった。にしてもお腹いっぱい。倒れそう。
そこに先程の草履海老のお頭のお吸い物。僅かに残った胃袋のスペースがミチミチに埋まりました。
という事で以上で35000円。おお、結構したな。明細を頂けるのですが河豚の唐揚げが5000円と1番高かった。あれなかったら3万と考えると食材考えたら妥当ですね。
お店は寿司屋の居抜きでお世辞にもお洒落とは程遠い雰囲気であり、どんな料理が出てくるのかと半分不安を抱いていたのですが、料理自体は素直なものが多かったなという印象です。雑然としてる割に良い食材であることは間違いなく、どれも外れなく美味しく頂けました。
一方で食材は良いのでそこだけ切り取ると割安な感じもしなくもないですが、調理や出汁については一流店と比べると流石に厳しく、良くも悪くも割烹というのが相応しいのかも知れません。ここまで良いもの使わなくても良いかもなとは少し思いました。あとやっぱりあの唐揚げが5000円なのが残念。
このお店は常連になって、シェフと今日の食材を聞いてあれこれ話しながらその日のメニューを組み立ていくのが良いのでしょう。そうなれば満足度は飛躍的に上がる気がします。初めてだと雰囲気と食材と値段に面食らってしまうかも知れない。自分の心地良い所で収めようと思えば収められるお店なので、通えば通うほど満足度は上がっていくと思います。
ワインは悪くないし、2軒目使いも良さそう。また伺って次は色々わがままを言ってみたいと思います。御馳走様でした。